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#220 熟女錯乱⑦
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「こちら、那須ダダ子さん。わたくしの大学時代からの友人ですの」
酷い姿を見知らぬ他人に見られて固まっている琴子に対して、仁美がふたりめの大女を紹介した。
「見ての通り、今はスポーツジムのトレーナーをやっているのですよ」
「ダダ子でーす! よろしくね!」
オラウータンみたいに長い両手を頭上で振り回すダダ子。
チエミに負けず劣らず、ダダ子のテンションは高かった。
琴子のしどけない姿態が、ダダ子を必要以上に興奮させているのだろうか。
それにしても、この那須ダダ子という女、異相にもほどがある。
白粉を塗りたくったような顏はずいぶんとエラが張っていて、頬骨が飛び出している。
だから全体的に角ばっていて、どこを見ているかわからないその斜視の目と、そしてなぜかスポーツ刈りの尖った頭と相まって、妙に彼女を宇宙人ぽく見せている。
胸や肩の筋肉が盛り上がった逆三角形の上半身は見事なもので、ビキニを押し上げる硬そうな乳房から、かろうじて女性わかるほど、たくましい。
きゅっとよく締まった腰と、形よく持ち上がったヒップ、縄を束ねたような筋肉の隆起した太腿ー。
どこを見ても精気に溢れているようだ。
ただひとつ、瑕瑾を指摘するとすれば、それはムダ毛処理の問題だろう。
ビキニパンティが小さすぎて、恥丘の一部とともに陰毛が数本はみ出てエアコンの風になびいているのである。
「こちらは琴子さん。わたくしの大事なセフレなのよ。きょうはたっぷり可愛がってあげてね」
「すっごい、えちえちだね」
チエミに吊るされた琴子の躰を舐めるように眺めて、ダダ子が言った。
「やっぱりいいよねー、人妻の躰って。何年もの間、毎日のように旦那にやりまくられた女体ってさ、なんか、独り身のダダ子たちの躰とは、脂の乗り方からして違うもん」
「ふふ、相変わらずダダ子さんは口が悪いわね」
満更でもなさそうに、仁美が笑う。
なんて下品な人・・・。
琴子が眉をひそめた時だった。
「やだあ、なあに、これ?」
琴子の水着に開いた穴から突き出た乳首に気づいて、ダダ子が歓声を上げた。
「この人、乳首、ビンビンに勃起させてるよ!」
響き渡るダダ子のだみ声に、店員たちが凍りつく。
「ちょ、ちょっと…」
たしなめようとした時には、ダダ子はすでに行動に移っていた。
「触らせてもらうね!」
獣じみた長い腕を伸ばしてきたかと思うと、やにわに剥き出しの琴子の両の乳首をつまんできたのである。
「はうっ!」
乳首から乳房全体に電撃のような痺れが走り、次の瞬間、チエミの腕の下で、琴子は思わず大きくのけぞっていた。
酷い姿を見知らぬ他人に見られて固まっている琴子に対して、仁美がふたりめの大女を紹介した。
「見ての通り、今はスポーツジムのトレーナーをやっているのですよ」
「ダダ子でーす! よろしくね!」
オラウータンみたいに長い両手を頭上で振り回すダダ子。
チエミに負けず劣らず、ダダ子のテンションは高かった。
琴子のしどけない姿態が、ダダ子を必要以上に興奮させているのだろうか。
それにしても、この那須ダダ子という女、異相にもほどがある。
白粉を塗りたくったような顏はずいぶんとエラが張っていて、頬骨が飛び出している。
だから全体的に角ばっていて、どこを見ているかわからないその斜視の目と、そしてなぜかスポーツ刈りの尖った頭と相まって、妙に彼女を宇宙人ぽく見せている。
胸や肩の筋肉が盛り上がった逆三角形の上半身は見事なもので、ビキニを押し上げる硬そうな乳房から、かろうじて女性わかるほど、たくましい。
きゅっとよく締まった腰と、形よく持ち上がったヒップ、縄を束ねたような筋肉の隆起した太腿ー。
どこを見ても精気に溢れているようだ。
ただひとつ、瑕瑾を指摘するとすれば、それはムダ毛処理の問題だろう。
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「こちらは琴子さん。わたくしの大事なセフレなのよ。きょうはたっぷり可愛がってあげてね」
「すっごい、えちえちだね」
チエミに吊るされた琴子の躰を舐めるように眺めて、ダダ子が言った。
「やっぱりいいよねー、人妻の躰って。何年もの間、毎日のように旦那にやりまくられた女体ってさ、なんか、独り身のダダ子たちの躰とは、脂の乗り方からして違うもん」
「ふふ、相変わらずダダ子さんは口が悪いわね」
満更でもなさそうに、仁美が笑う。
なんて下品な人・・・。
琴子が眉をひそめた時だった。
「やだあ、なあに、これ?」
琴子の水着に開いた穴から突き出た乳首に気づいて、ダダ子が歓声を上げた。
「この人、乳首、ビンビンに勃起させてるよ!」
響き渡るダダ子のだみ声に、店員たちが凍りつく。
「ちょ、ちょっと…」
たしなめようとした時には、ダダ子はすでに行動に移っていた。
「触らせてもらうね!」
獣じみた長い腕を伸ばしてきたかと思うと、やにわに剥き出しの琴子の両の乳首をつまんできたのである。
「はうっ!」
乳首から乳房全体に電撃のような痺れが走り、次の瞬間、チエミの腕の下で、琴子は思わず大きくのけぞっていた。
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