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#202 凌辱のプールサイド⑨

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「おばさん、俺、もう、我慢できないよ」
 琴子の尻の間からのぞく性器の一部を凝視しながら、マサルが言った。
 振り返らずとも、そのペニスがカチカチに勃起していることは、太腿の内側に当たるその感触からも明らかだ。
「俺も」
「俺っちも」
 琴子の躰の下にうずくまり、顏だけ上げてそれぞれの乳首を吸っていたユキオとミキヤがもぞもぞと同意した。
 琴子は決心した。
 時間も時間である。
 そもそもきょうは、仁美にプールへ行こうと誘われているのだ。
 しかも、仁美がわざわざ琴子の水着まで用意してくれるというのである。
 変態性欲の塊みたいな痴女、仁美のことだから、ただの水浴びで終わるはずがない。
 きっとプールサイドでは、酒池肉林の光景が繰り広げられるに違いないのだ。
 琴子の好きな、江戸川乱歩の『パノラマ島奇談』。
 あの小説のラストシーンみたいな、官能的で美しい光景がー。
 ならば、こんな初心者同様の少年たちのために、無駄な時間を費やすのは賢明とはいえないだろう。
「じゃあ、三人とも、よくご奉仕してくれたから、特別に中に入れさせてあげる」
 琴子はソファに両手をついた姿勢から身を起こすと、三人の少年を振り返った。
「でも、ひとつだけ約束して。いくら気持ちよくても、絶対に中出しをしないこと。私、この歳で、父親のわからない子供を産むつもりなんてないし、堕胎も願い下げだから」
「わ、わかったよ」
 コクコクとうなずくマサル。
「射精しそうになったら、チンポ抜けばいいんだろ?」
「そうよ。タイミングが難しいから、気をつけて。『あと少し』が命取りになるから、トクンと一回目の脈動を感じたら、すぐに抜くこと。いいわね?」
「じゃ、じゃあ、こうしたら?」
 横から口を挟んだのは、ユキヤだった。
「俺たちが仰向けになって寝て、おばさんが騎乗位で上に乗る。そうすれば、おばさんの意志で自由におまんこ外せるんじゃ?」
「うーん、それでもいいけど」
 琴子は少年たちのスレンダーな裸体を、興味深く眺めた。
 私が騎乗位?
 それってまるで、私がこの子たちを犯すみたいじゃない。
 えー、なんか、ぞくぞくする。
 この子たち、和夫より年下だ。
 でも、あそこは包皮も剥けて、一人前に大人並みの強度を保っている。
 成熟途上だけど、ある意味夫の正一のイチモツよりも使えそうなものばかりだ。
 面白いかも。
 琴子は、これまで感じたことのない、異様な胸の高鳴りを覚えた。
 ピチピチした未成年の男の子相手に、たまにはサディストの側に回ってみるのも、いいかもね。
 そう思ったのである。



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