175 / 385
#173 近親相姦①
しおりを挟む
勇作と綾子の中年カップルは、琴子を凌辱し尽くして帰って行った。
全裸で床に転げ落ち、淫唇から愛液を垂らした琴子は、気だるい身体をむっくりと起こした。
ふたりは「またそのうちにね」と言い置いて、去って行った。
つまりはこれが最初で最後ではないということだ。
シャワーを浴びようと、立ち上がる。
全身が唾液まみれでさすがに気持ち悪かった。
綾子の淫汁が口の周りに、勇作の精液が脇腹にこびりついていた。
結果的に、ふたりとのセックスは悪くはなかった。
少なくとも、夫の正一との行為に比べれば、ずいぶん実のあるものだったといっていい。
ただ、ふたりがかりの凌辱に、疲れを覚えたのは確かだった。
気分転換に、新しい下着に着換えることにした。
この前仁美に買ってもらったセクシー下着が、まだ手つかずでしまってあるのだ。
シャワーを浴び、躰を拭き終えた琴子は、洗面台の鏡に映る己の姿を改めて眺めてみた。
どちらかというと純和風の風貌に不似合いなグラマラスな肢体。
綾子が驚いたように、とても高校生の息子がいるとは思えないほど、たわわに実った双丘には張りがあり、ウェストにもはっきりとくびれが刻まれている。
中年を迎えて多少ついたぜい肉が女性らしい柔らかさを醸し出し、剃毛したつるつるの鼠径部から美尻にかけてのラインが我ながらずいぶんと悩ましい。
琴子が手に取ったのは、ワインレッドのシルクのパンティだった。
煽情的なワインレッドのパンティに脚を通し、すべすべのシルクサテンの布地に素肌を撫で上げられると、それだけで腰が疼きを覚えてくねってしまった。
鏡に映るパンティは予想以上に面積が狭く、性器の一部が盛り上がって両サイドに覗いている。
乳白色の肌に赤い下着があまりにも鮮やかで、前が総レースになったクロッチの部分が、琴子の恥丘の隆起を余さずくっきりと浮き彫りにしてしまっている。
パンティと同色のベビードールを手に取ると、琴子はブラジャーなしで身に着けていく。薄い布越しに煽情的な乳房の膨らみがもろに透けて見え、そのいやらしいシルエットに琴子の背筋をさざ波のような欲情が駆け上った。
濡れた髪をかき上げながら、浴室から出た時である。
ふと強い視線を感じて、琴子は居間の中央で思わず足を止めた。
いつのまにか寝室と反対側のドアが開き、柱に腕組みした和夫がもたれている。
和夫が元のようにマスクをしていることに、琴子はまずはほっと胸を撫で下ろす。
が、和夫の次のひと言は、琴子が恐れていた台詞そのものだった。
「かあさん、ずいぶん楽しそうだったじゃないか。あれ、きのう見に来てたこのマンションの住人だろ? さすがにああも長時間見せつけられると、息子の俺としても、もう我慢できないんだよなあ」
全裸で床に転げ落ち、淫唇から愛液を垂らした琴子は、気だるい身体をむっくりと起こした。
ふたりは「またそのうちにね」と言い置いて、去って行った。
つまりはこれが最初で最後ではないということだ。
シャワーを浴びようと、立ち上がる。
全身が唾液まみれでさすがに気持ち悪かった。
綾子の淫汁が口の周りに、勇作の精液が脇腹にこびりついていた。
結果的に、ふたりとのセックスは悪くはなかった。
少なくとも、夫の正一との行為に比べれば、ずいぶん実のあるものだったといっていい。
ただ、ふたりがかりの凌辱に、疲れを覚えたのは確かだった。
気分転換に、新しい下着に着換えることにした。
この前仁美に買ってもらったセクシー下着が、まだ手つかずでしまってあるのだ。
シャワーを浴び、躰を拭き終えた琴子は、洗面台の鏡に映る己の姿を改めて眺めてみた。
どちらかというと純和風の風貌に不似合いなグラマラスな肢体。
綾子が驚いたように、とても高校生の息子がいるとは思えないほど、たわわに実った双丘には張りがあり、ウェストにもはっきりとくびれが刻まれている。
中年を迎えて多少ついたぜい肉が女性らしい柔らかさを醸し出し、剃毛したつるつるの鼠径部から美尻にかけてのラインが我ながらずいぶんと悩ましい。
琴子が手に取ったのは、ワインレッドのシルクのパンティだった。
煽情的なワインレッドのパンティに脚を通し、すべすべのシルクサテンの布地に素肌を撫で上げられると、それだけで腰が疼きを覚えてくねってしまった。
鏡に映るパンティは予想以上に面積が狭く、性器の一部が盛り上がって両サイドに覗いている。
乳白色の肌に赤い下着があまりにも鮮やかで、前が総レースになったクロッチの部分が、琴子の恥丘の隆起を余さずくっきりと浮き彫りにしてしまっている。
パンティと同色のベビードールを手に取ると、琴子はブラジャーなしで身に着けていく。薄い布越しに煽情的な乳房の膨らみがもろに透けて見え、そのいやらしいシルエットに琴子の背筋をさざ波のような欲情が駆け上った。
濡れた髪をかき上げながら、浴室から出た時である。
ふと強い視線を感じて、琴子は居間の中央で思わず足を止めた。
いつのまにか寝室と反対側のドアが開き、柱に腕組みした和夫がもたれている。
和夫が元のようにマスクをしていることに、琴子はまずはほっと胸を撫で下ろす。
が、和夫の次のひと言は、琴子が恐れていた台詞そのものだった。
「かあさん、ずいぶん楽しそうだったじゃないか。あれ、きのう見に来てたこのマンションの住人だろ? さすがにああも長時間見せつけられると、息子の俺としても、もう我慢できないんだよなあ」
1
お気に入りに追加
145
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/essay.png?id=5ada788558fa89228aea)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる