嬲られる淫獣 ~贖罪のために性奴隷と化した牝犬人妻はきょうも鬼畜の息子に奉仕する~

戸影絵麻

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#168 痴女の罠⑯

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 勇作が琴子のパンティを脱がしにかかった。
 薄いパンティを下に引っ張ると、果実の皮を剥くように布がつるりと肌の上を滑って艶やかな尻がこぼれ出た。
「おお、なんとすばらしいっ!」
 感に耐えぬようにつぶやき、勇作が露わになった琴子の臀部にキスの雨を降らせ始めた。
 真っ白な桃を思わせる琴子の尻に、次から次へとキスマークが刻印されていく。
 それでも足りずに大きく舌を突き出すと、勇作はそのざらざらの表面で琴子の尻をじゅるじゅるねぶっていく。
「ああん・・・」
 異様な感触に琴子はついつい呻いてしまう。
 むろん、琴子を興奮させているのは勇作の尻への愛撫だけではない。
 ソファに両手をついた姿勢の琴子の胸から垂れ下がったたわわな乳房。
 それを両の手のひらですくい上げるように包み、しきりに揉みしだいている綾子の愛撫もかなり効いている。
 綾子はただ乳房全体を揉むだけではなく、指のつけ根に琴子の勃起乳首をはさみ、揉みながらきつく締めつけてくるのだ。
 そして時折親指の腹でカチカチに尖った乳頭を弾かれると、琴子はあまりの快感に膣から淫汁を漏らしてしまうのだった。
「もうたまらない。奥さん、接吻するよ」
 綾子が琴子の乳房と乳首を責め続けながら、その厚化粧の顏を琴子の顔に近づけ、唇をもとめてきた。
 同時に乳首をつねり上げられ、
「だ、だめ…」
 そう喘いだ途端、生温かい唇が琴子の口を覆ったかと思うと、海鼠のように濡れた舌が唇を割って入ってきた。
 苦し紛れに突き出した琴子の舌を、綾子がズルズル音を立てて吸い始める。
 その間にも、勇作のほうはベルトのバックルの音を立てて、あわただしくズボンを脱ぎ出していた。
 いよいよ挿入されるのだー。
 半ば諦めの境地で、緊張する琴子。
 期待がないといえばうそになる。
 ふたりの執拗な愛撫にさらされ、琴子はいい加減濡れに濡れていた。
 身体はいつでも性交OKの状態に追い込まれ、熱く火照ってたまらないのだ。
 この際誰のペニスでもいい。
 焦らしに焦らされ、淫汁でぐちょぐちょの性器に熱く硬い肉の柱を埋めてほしかった。
 だから、琴子はいつのまにか、自ら勇作のほうに尻を突き出している。
 が、次に勇作の取った行動は、まるで琴子の予想外のものだった。
「奥さんって、Mなんでしょう? ならば、セックスの前にこういうのはどうですかな?」
 含み笑いとともにそう言うなり、勇作はズボンから抜き取ったベルトを鞭のように振り上げたのが。

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