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#107 快楽マッサージ⑦
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「このままでは手首と足首に負担がかかりすぎるので、上半身も固定します」
ミカが言い、天井から下がった新たなロープを手に取った。
その意図を察したように、アミが琴子に近寄り、ふたつの豊満な乳房を後ろから持ち上げる。
「お歳の割に、本当に綺麗なおっぱいですね。この張り具合、なさに芸術品です」
持ち上がった琴子の乳房の裏側にロープを回しながら、アミが言う。
バツ印の形に手際よく縛り上げられ、琴子の乳房がロープとロープの間から突き出した。
根元を搾り上げられたせいで紡錘形に先端が尖り、その頂の乳首が否が応でも強調される。
「どうですか? もう痛くはないですか?」
琴子の上半身を拘束したロープの長さを調節しながら、ミカが訊く。
「え、ええ」
琴子はうなずいた。
身もすくむほどの恥ずかしさとこれから起こるであろう凌辱への期待で、顏が熱い。
何もされていないのに、視界の隅でピンク色の乳首がすでに勃起しているのが見えた。
今の自分は、はたから見たらどんなふうに見えるのだろう。
第三者の目には、さぞかしエロチックに映るに違いない。
と、琴子の心を読んだかのように、アミが扉のない奥の壁に歩み寄り、隅のスイッチを人差し指で押した。
かすかな機械音がして、壁が左右にスライドにていく。
その下から現れたのは、大きな鏡である。
壁と同じサイズの鏡が、VIPルームの中の様子をあますところなく映し出している。
そこに移る己の姿を見るなり、琴子は喉の奥で小さな悲鳴を上げた。
なんて・・・なんて、いやらしいの・・・。
予想はしていたが、それ以上だった。
両手を頭上に向けてまっすぐ伸ばした琴子の下半身は、両足をV字形に開き、尻を下に突き出している。
そのため、剃毛でるつるになった股間では、充血して膨らんだ恥丘だけが異様に飛び出してしまっている。
ローターが絶え間なく快感を送ってくるせいで隆起は薄く口を開き、透明な露すら宿しているようだ。
更に、後ろに反り気味に拘束された上半身では、亀甲縛りのロープの間から乳房と贅肉が絞り出されている。
「では、準備も整ったようなので、始めましょうか」
琴子の真下にある丸テーブルの脇に立った仁美が言った。
「ミカちゃん、琴子さんの身体を少し下げてくれない? そう、ぎりぎりのところまで」
「わかりました」
ロープの長さは、壁のパネルで操作できるようになっているらしい。
ミカがその上のつまみを動かすと、そのままの格好で琴子の躰が下降し始めた。
「あうっ」
首を振るティルドの先端が外側の”唇”に触れ、琴子は反射的にのけぞった。
「心配いりませんよ。まだ挿入はしませんから」
仁美が悶え狂う人工の肉棒を右手に持ち、琴子の股間に押し当てる。
割れ目に沿ってなぞるように動かし、性器全体をゆっくりと愛撫した。
「あう、あん、あああああ」
頂点に達していた快楽への期待。
それが見事に叶えられ、琴子は大声を上げて両足を突っ張った。
「わあ、お汁がいっぱい、溢れてきています。お客さまって、本当に淫乱でいらっしゃるんですね」
鏡の中で目を見開いたミカが、波立つようにひくつく琴子の股間を凝視して、呆れたようにつぶやいた。
ミカが言い、天井から下がった新たなロープを手に取った。
その意図を察したように、アミが琴子に近寄り、ふたつの豊満な乳房を後ろから持ち上げる。
「お歳の割に、本当に綺麗なおっぱいですね。この張り具合、なさに芸術品です」
持ち上がった琴子の乳房の裏側にロープを回しながら、アミが言う。
バツ印の形に手際よく縛り上げられ、琴子の乳房がロープとロープの間から突き出した。
根元を搾り上げられたせいで紡錘形に先端が尖り、その頂の乳首が否が応でも強調される。
「どうですか? もう痛くはないですか?」
琴子の上半身を拘束したロープの長さを調節しながら、ミカが訊く。
「え、ええ」
琴子はうなずいた。
身もすくむほどの恥ずかしさとこれから起こるであろう凌辱への期待で、顏が熱い。
何もされていないのに、視界の隅でピンク色の乳首がすでに勃起しているのが見えた。
今の自分は、はたから見たらどんなふうに見えるのだろう。
第三者の目には、さぞかしエロチックに映るに違いない。
と、琴子の心を読んだかのように、アミが扉のない奥の壁に歩み寄り、隅のスイッチを人差し指で押した。
かすかな機械音がして、壁が左右にスライドにていく。
その下から現れたのは、大きな鏡である。
壁と同じサイズの鏡が、VIPルームの中の様子をあますところなく映し出している。
そこに移る己の姿を見るなり、琴子は喉の奥で小さな悲鳴を上げた。
なんて・・・なんて、いやらしいの・・・。
予想はしていたが、それ以上だった。
両手を頭上に向けてまっすぐ伸ばした琴子の下半身は、両足をV字形に開き、尻を下に突き出している。
そのため、剃毛でるつるになった股間では、充血して膨らんだ恥丘だけが異様に飛び出してしまっている。
ローターが絶え間なく快感を送ってくるせいで隆起は薄く口を開き、透明な露すら宿しているようだ。
更に、後ろに反り気味に拘束された上半身では、亀甲縛りのロープの間から乳房と贅肉が絞り出されている。
「では、準備も整ったようなので、始めましょうか」
琴子の真下にある丸テーブルの脇に立った仁美が言った。
「ミカちゃん、琴子さんの身体を少し下げてくれない? そう、ぎりぎりのところまで」
「わかりました」
ロープの長さは、壁のパネルで操作できるようになっているらしい。
ミカがその上のつまみを動かすと、そのままの格好で琴子の躰が下降し始めた。
「あうっ」
首を振るティルドの先端が外側の”唇”に触れ、琴子は反射的にのけぞった。
「心配いりませんよ。まだ挿入はしませんから」
仁美が悶え狂う人工の肉棒を右手に持ち、琴子の股間に押し当てる。
割れ目に沿ってなぞるように動かし、性器全体をゆっくりと愛撫した。
「あう、あん、あああああ」
頂点に達していた快楽への期待。
それが見事に叶えられ、琴子は大声を上げて両足を突っ張った。
「わあ、お汁がいっぱい、溢れてきています。お客さまって、本当に淫乱でいらっしゃるんですね」
鏡の中で目を見開いたミカが、波立つようにひくつく琴子の股間を凝視して、呆れたようにつぶやいた。
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