105 / 385
#103 快楽マッサージ③
しおりを挟む
乳首を弾く指の力が強くなった。
ハープを弾くように、親指以外の4本の指で連続的に乳首を弾かれると、琴子は痙攣を起こしてベッドの上でバウンドを繰り返した。
「強さはこのくらいでいいですか?」
ミカの問いかけにガクガクとうなずく琴子。
「下も・・・」
うなずきながら、目顔で下半身への愛撫を要求する。
「下ですね。わかりました」
ミカが眼で合図すると、アミが琴子の股の間に移動した。
両手にオイルをまぶし、琴子の太腿のつけ根から恥丘にかけてをじらすように撫で上げる。
その指がスリットに入り、渓谷に沿って膣口を往復し始めると、琴子の”穴”から汁が滲み出した。
もう、たまらなかった。
琴子は訴えるように、乳首をもてあそぶミカを見た。
「キス、してくれませんか?」
しらずしらずのうちに、ついそんなことを口走ってしまっていた。
「え? 何ですか?」
ミカが耳に手を当て、訊き返す。
「すみません、お客さま、もっと大きな声で言っていただけません? ちょっと聴き取りにくくって」
「キス、しても、いいですか?」
琴子は高熱を発した患者のような声で繰り返した。
ミカはよく見ると、ずいぶん可愛らしい顔立ちをしている。
顏が小さく、顎が尖り、目が切れ長でかなり大きい。
野生の雌猫のようなその顔には、顎のところで切りそろえた髪がよく似合っている。
「キスですか? いいですよ」
悪戯っぽく微笑んで、ミカが顔を寄せてきた。
唇を尖らせてキスをせがもうとすると、するりとよけて顔を離してしまった。
餌を取り上げられたひな鳥のように、琴子は舌を突き出し、ミカの唇に触れようとあがく。
が、ミカは容易には口づけを許そうとしない。
琴子の唇を避け、鼻の頭や頬を舐めただけですぐに顔を離してしまうのだ。
さんざんじらされて抗議の声を上げかけた時だった。
だしぬけにミカが攻勢に出、琴子の唇に強引に吸いついてきた。
欲求不満で爆発しかけていた琴子に、初めて与えられた餌だった。
琴子は無我夢中でミカの口を吸った。
下半身にアミが与えてくる快感が、琴子を更に狂わせた。
ミカの細い首に手をかけると、顏を引き寄せ、相手の口の中に舌を突っ込んだ。
だが、やはりミカのほうが一枚も二枚も上手のようだった。
琴子の接吻を難なくかわし、代わりに餌をついばむ小鳥のように、琴子の唇を自分の唇で巧妙に愛撫する。
たまらず伸ばした舌を、ミカが自分の舌でからめ取り、根元まで咥えて強く吸い上げた。
琴子の舌を捉えたまま、両手の指は乳房を揉みしだき、乳首をつまんでは左右に強くよじり出す。
膣口の周辺をなぞるだけだったアミの指が、琴子の穴の中に侵入してきたのは、その時だった。
舌、乳首、性器への愛撫という時ならぬ三点責めに、琴子は狂った。
股を大きく広げ、M字型に脚を開いて腰を大胆に前へと突き出した。
「だいぶお身体が温まってきましたね」
笑いを含んだ声で、ミカが言った。
「そろそろ、本気出していいですか?」
ハープを弾くように、親指以外の4本の指で連続的に乳首を弾かれると、琴子は痙攣を起こしてベッドの上でバウンドを繰り返した。
「強さはこのくらいでいいですか?」
ミカの問いかけにガクガクとうなずく琴子。
「下も・・・」
うなずきながら、目顔で下半身への愛撫を要求する。
「下ですね。わかりました」
ミカが眼で合図すると、アミが琴子の股の間に移動した。
両手にオイルをまぶし、琴子の太腿のつけ根から恥丘にかけてをじらすように撫で上げる。
その指がスリットに入り、渓谷に沿って膣口を往復し始めると、琴子の”穴”から汁が滲み出した。
もう、たまらなかった。
琴子は訴えるように、乳首をもてあそぶミカを見た。
「キス、してくれませんか?」
しらずしらずのうちに、ついそんなことを口走ってしまっていた。
「え? 何ですか?」
ミカが耳に手を当て、訊き返す。
「すみません、お客さま、もっと大きな声で言っていただけません? ちょっと聴き取りにくくって」
「キス、しても、いいですか?」
琴子は高熱を発した患者のような声で繰り返した。
ミカはよく見ると、ずいぶん可愛らしい顔立ちをしている。
顏が小さく、顎が尖り、目が切れ長でかなり大きい。
野生の雌猫のようなその顔には、顎のところで切りそろえた髪がよく似合っている。
「キスですか? いいですよ」
悪戯っぽく微笑んで、ミカが顔を寄せてきた。
唇を尖らせてキスをせがもうとすると、するりとよけて顔を離してしまった。
餌を取り上げられたひな鳥のように、琴子は舌を突き出し、ミカの唇に触れようとあがく。
が、ミカは容易には口づけを許そうとしない。
琴子の唇を避け、鼻の頭や頬を舐めただけですぐに顔を離してしまうのだ。
さんざんじらされて抗議の声を上げかけた時だった。
だしぬけにミカが攻勢に出、琴子の唇に強引に吸いついてきた。
欲求不満で爆発しかけていた琴子に、初めて与えられた餌だった。
琴子は無我夢中でミカの口を吸った。
下半身にアミが与えてくる快感が、琴子を更に狂わせた。
ミカの細い首に手をかけると、顏を引き寄せ、相手の口の中に舌を突っ込んだ。
だが、やはりミカのほうが一枚も二枚も上手のようだった。
琴子の接吻を難なくかわし、代わりに餌をついばむ小鳥のように、琴子の唇を自分の唇で巧妙に愛撫する。
たまらず伸ばした舌を、ミカが自分の舌でからめ取り、根元まで咥えて強く吸い上げた。
琴子の舌を捉えたまま、両手の指は乳房を揉みしだき、乳首をつまんでは左右に強くよじり出す。
膣口の周辺をなぞるだけだったアミの指が、琴子の穴の中に侵入してきたのは、その時だった。
舌、乳首、性器への愛撫という時ならぬ三点責めに、琴子は狂った。
股を大きく広げ、M字型に脚を開いて腰を大胆に前へと突き出した。
「だいぶお身体が温まってきましたね」
笑いを含んだ声で、ミカが言った。
「そろそろ、本気出していいですか?」
0
お気に入りに追加
147
あなたにおすすめの小説

ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。



どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる