嬲られる淫獣 ~贖罪のために性奴隷と化した牝犬人妻はきょうも鬼畜の息子に奉仕する~

戸影絵麻

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#103 快楽マッサージ③

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 乳首を弾く指の力が強くなった。
 ハープを弾くように、親指以外の4本の指で連続的に乳首を弾かれると、琴子は痙攣を起こしてベッドの上でバウンドを繰り返した。
「強さはこのくらいでいいですか?」
 ミカの問いかけにガクガクとうなずく琴子。
「下も・・・」
 うなずきながら、目顔で下半身への愛撫を要求する。
「下ですね。わかりました」
 ミカが眼で合図すると、アミが琴子の股の間に移動した。
 両手にオイルをまぶし、琴子の太腿のつけ根から恥丘にかけてをじらすように撫で上げる。
 その指がスリットに入り、渓谷に沿って膣口を往復し始めると、琴子の”穴”から汁が滲み出した。
 もう、たまらなかった。
 琴子は訴えるように、乳首をもてあそぶミカを見た。
「キス、してくれませんか?」
 しらずしらずのうちに、ついそんなことを口走ってしまっていた。
「え? 何ですか?」
 ミカが耳に手を当て、訊き返す。
「すみません、お客さま、もっと大きな声で言っていただけません? ちょっと聴き取りにくくって」
「キス、しても、いいですか?」
 琴子は高熱を発した患者のような声で繰り返した。
 ミカはよく見ると、ずいぶん可愛らしい顔立ちをしている。
 顏が小さく、顎が尖り、目が切れ長でかなり大きい。
 野生の雌猫のようなその顔には、顎のところで切りそろえた髪がよく似合っている。
「キスですか? いいですよ」
 悪戯っぽく微笑んで、ミカが顔を寄せてきた。
 唇を尖らせてキスをせがもうとすると、するりとよけて顔を離してしまった。
 餌を取り上げられたひな鳥のように、琴子は舌を突き出し、ミカの唇に触れようとあがく。
 が、ミカは容易には口づけを許そうとしない。
 琴子の唇を避け、鼻の頭や頬を舐めただけですぐに顔を離してしまうのだ。
 さんざんじらされて抗議の声を上げかけた時だった。
 だしぬけにミカが攻勢に出、琴子の唇に強引に吸いついてきた。
 欲求不満で爆発しかけていた琴子に、初めて与えられた餌だった。
 琴子は無我夢中でミカの口を吸った。
 下半身にアミが与えてくる快感が、琴子を更に狂わせた。
 ミカの細い首に手をかけると、顏を引き寄せ、相手の口の中に舌を突っ込んだ。
 だが、やはりミカのほうが一枚も二枚も上手のようだった。
 琴子の接吻を難なくかわし、代わりに餌をついばむ小鳥のように、琴子の唇を自分の唇で巧妙に愛撫する。
 たまらず伸ばした舌を、ミカが自分の舌でからめ取り、根元まで咥えて強く吸い上げた。
 琴子の舌を捉えたまま、両手の指は乳房を揉みしだき、乳首をつまんでは左右に強くよじり出す。
 膣口の周辺をなぞるだけだったアミの指が、琴子の穴の中に侵入してきたのは、その時だった。 
 舌、乳首、性器への愛撫という時ならぬ三点責めに、琴子は狂った。
 股を大きく広げ、M字型に脚を開いて腰を大胆に前へと突き出した。
「だいぶお身体が温まってきましたね」
 笑いを含んだ声で、ミカが言った。
「そろそろ、本気出していいですか?」 

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