嬲られる淫獣 ~贖罪のために性奴隷と化した牝犬人妻はきょうも鬼畜の息子に奉仕する~

戸影絵麻

文字の大きさ
上 下
97 / 385

#95 二重奴隷⑯

しおりを挟む
 琴子の左の乳首に、仁美の人差し指が近づいた。
「動かないでね」
 指先に盛られた白いソフトクリームを、仁美が乳頭にゆっくりと塗りつけていく。
 ひんやりとした感触に、琴子は一瞬、肩をすぼめ、仁美を見た。
 これだけ?
 こんなことをして、どうするつもりなのだろう?
 おそるおそる横目で周囲の様子をうかがってみた。
 先ほどまで琴子を注視していたカップルや家族連れは、すでに自分たちの会話に戻っているようだ。
 ここは店の一番奥で少し暗いし、周りの注意を引くような声や物音を立てなければ、いわば仁美のやりたい放題といっていい。
 服に開いた穴から突き出た右の乳首にもソフトクリームを塗り終えると、
「これでいいわ」
 紙ナプキンで指を拭いながら、仁美が楽しそうに目を細めた。
 琴子は胸に目をやった。
 ふたつのピンクの突起は、白い泡のようなソフトクリームですっかり隠れてしまっている。
 これなら仮に店員がそばにやってきたとしても、何が起こっているか、気づかれずに済むに違いない。
「おいしそう」
 切れ長の仁美の眼が、すうっと細くなる。
 何か企んでいる時の顔つきだ。
「こ、これを、ど、どうするの?」
 緊張で噛みながら琴子が訊き返した、その時だった。
 何気ないしぐさで、仁美が琴子の胸に顔を寄せてきた。
 長い舌を伸ばして、左の乳首の乳頭をチロリと舐める。
 かすかな疼きを感じたとたん、
「こうするの」
 小声でささやいて、仁美が丸く口を開け、すっぽりと乳首全体を包み込んだ。
「あっ」
 琴子はぴくんと震え、化石のように固まった。
 身体に電撃が走ったかのようだった。
 乳頭を固く尖らせた舌先でつつきながら、柔らかい唇で乳首を根元まで咥え込みながら、仁美がチュウチュウ音を立てて吸い始めた。
 吸いながら巧みに舌をうごめかし、口の中で乳首を転がしている。
「あ、あ、あ、あ」
 こらえきれず、喉の奥から歓喜の声が漏れた。
 いけない。
 こんなところを店員にでも見られたらー。
 琴子は急いで右手の手のひらで口をふさいだ。
 ぬるり。
 またぞろ股間に生暖かいものが滲み出す。
 琴子のスカートの中から、欲情したメスの匂いが濃厚に立ちのぼる。
「ああん・・・い。いい」
 白い喉を見せて、のけぞった。
 仁美の愛撫は、相変わらず巧妙だ。
 まるで、琴子の感じる部位を、すべて知り尽くしているかのようだった。
 つんつんに尖った乳首に、イソギンチャクの触手のように仁美の熱い舌がまとわりつく。
「次は、こっちね」
 右の乳首のソフトクリームをなめ尽くすと、濡れた舌で上唇をぺろりと舐め、仁美が潤んだ瞳で琴子を見た。
 

しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

処理中です...