84 / 385
#82 二重奴隷③
しおりを挟む
いつしか琴子は、手すりを両手でつかみ、自ら乳房を中空に突き出していた。
視線を感じるー。
不特定多数の射るような視線を・・・。
それは、陽光にきらめく向かい側の無数の窓から、あるいは眼下の公園のベンチからやってきて、琴子の裸の上半身に突き刺さるようだった。
私、見られている・・・。
それは、新たな官能への1ページだった。
手を離しても琴子がポーズを崩さないのを確認すると、仁美が琴子の尻を揉み始めた。
薄いパンティに包まれまれた柔らかい尻の肉を、乳房を愛撫する時のような手つきで、丹念に揉みしだく。
気持ちよかった。
ハアハアハア・・・。
無意識のうちに、喘いでいた。
仁美の右手が尻の割れ目を割り、曝け出された恥丘に触れた。
パンティにくっきりと刻まれた亀裂に沿って、そろえた2本の指で膣口からアナルまで、そうっと撫で上げる。
「あんっ」
甘えるように鳴き、琴子は尻を突き出して、大きく足を拡げた。
「ふふ、琴子さん、かわいいっ」
仁美がささやき、指の動きを加速させる。
子宮のあたりがじんわりと熱くなり、たちまち蜜壺の中に淫らな蜜が湧き出すのがわかった。
「本当に感じやすいのね。もう、こんなに濡らしちゃって」
仁美の淫語が琴子の欲情に火をつけた。
冷たい手すりに己の乳首を押しつけ、左右に動かしてみる。
早くも勃起した乳首がねじれるようにこすられて、脊椎にまで快感のパルスが駆け抜けた。
「いやらしいひと」
仁美が笑い、パンティを紐状によじって指でつまみ、琴子の尻の割れ目に沿ってぎゅっと持ち上げた。
「やんっ!」
引っ張り上げられたパンティの布が、恥丘のスリットにきつく食い込み、琴子はかすれ声で叫んでいた。
そのままの状態で、仁美が即席のTバックと化したパンティを、ゆっくりと上下に動かし始める。
肉襞に食い込んだ布にクリトリスをしごかれ、琴子の陰部からたちまちのうちにヌルヌルした粘液が溢れ出す。
「そろそろいいかしら」
仁美がパンティをずらし、充血した琴子の性器を剥き出しにする。
そうして、小陰唇をふたつに割ると、現れた濃いピンクの口に、固いローターの先を指の腹で埋め込んでいく。
「ああ・・・ああああ・・・」
空虚が一気に異物で満たされるのを感じ、琴子は手すりをつかんだまま、滑らかな背中をのけぞらせた。
「入ったわ」
パンティを元に戻し、満足そうに、仁美が言った。
「何の抵抗もなく、すっぽりと。琴子さんは、私の見込んだ通り、相当な痴女ですね」
痴女・・・?
この私が?
が、仁美にそう言われるのは、それほど嫌な気分ではなかった。
むしろ、誉め言葉のような気さえした。
「このまま、お出かけすればいいのね?」
潤んだ眼で仁美を見つめ、挑発するような口調で、琴子は言った。
視線を感じるー。
不特定多数の射るような視線を・・・。
それは、陽光にきらめく向かい側の無数の窓から、あるいは眼下の公園のベンチからやってきて、琴子の裸の上半身に突き刺さるようだった。
私、見られている・・・。
それは、新たな官能への1ページだった。
手を離しても琴子がポーズを崩さないのを確認すると、仁美が琴子の尻を揉み始めた。
薄いパンティに包まれまれた柔らかい尻の肉を、乳房を愛撫する時のような手つきで、丹念に揉みしだく。
気持ちよかった。
ハアハアハア・・・。
無意識のうちに、喘いでいた。
仁美の右手が尻の割れ目を割り、曝け出された恥丘に触れた。
パンティにくっきりと刻まれた亀裂に沿って、そろえた2本の指で膣口からアナルまで、そうっと撫で上げる。
「あんっ」
甘えるように鳴き、琴子は尻を突き出して、大きく足を拡げた。
「ふふ、琴子さん、かわいいっ」
仁美がささやき、指の動きを加速させる。
子宮のあたりがじんわりと熱くなり、たちまち蜜壺の中に淫らな蜜が湧き出すのがわかった。
「本当に感じやすいのね。もう、こんなに濡らしちゃって」
仁美の淫語が琴子の欲情に火をつけた。
冷たい手すりに己の乳首を押しつけ、左右に動かしてみる。
早くも勃起した乳首がねじれるようにこすられて、脊椎にまで快感のパルスが駆け抜けた。
「いやらしいひと」
仁美が笑い、パンティを紐状によじって指でつまみ、琴子の尻の割れ目に沿ってぎゅっと持ち上げた。
「やんっ!」
引っ張り上げられたパンティの布が、恥丘のスリットにきつく食い込み、琴子はかすれ声で叫んでいた。
そのままの状態で、仁美が即席のTバックと化したパンティを、ゆっくりと上下に動かし始める。
肉襞に食い込んだ布にクリトリスをしごかれ、琴子の陰部からたちまちのうちにヌルヌルした粘液が溢れ出す。
「そろそろいいかしら」
仁美がパンティをずらし、充血した琴子の性器を剥き出しにする。
そうして、小陰唇をふたつに割ると、現れた濃いピンクの口に、固いローターの先を指の腹で埋め込んでいく。
「ああ・・・ああああ・・・」
空虚が一気に異物で満たされるのを感じ、琴子は手すりをつかんだまま、滑らかな背中をのけぞらせた。
「入ったわ」
パンティを元に戻し、満足そうに、仁美が言った。
「何の抵抗もなく、すっぽりと。琴子さんは、私の見込んだ通り、相当な痴女ですね」
痴女・・・?
この私が?
が、仁美にそう言われるのは、それほど嫌な気分ではなかった。
むしろ、誉め言葉のような気さえした。
「このまま、お出かけすればいいのね?」
潤んだ眼で仁美を見つめ、挑発するような口調で、琴子は言った。
0
お気に入りに追加
140
あなたにおすすめの小説
【R-18】クリしつけ
蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
お嬢様、お仕置の時間です。
moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。
両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。
私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。
私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。
両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。
新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。
私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。
海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。
しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。
海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。
しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。
【R18】僕の筆おろし日記(高校生の僕は親友の家で彼の母親と倫ならぬ禁断の行為を…初体験の相手は美しい人妻だった)
幻田恋人
恋愛
夏休みも終盤に入って、僕は親友の家で一緒に宿題をする事になった。
でも、その家には僕が以前から大人の女性として憧れていた親友の母親で、とても魅力的な人妻の小百合がいた。
親友のいない家の中で僕と小百合の二人だけの時間が始まる。
童貞の僕は小百合の美しさに圧倒され、次第に彼女との濃厚な大人の関係に陥っていく。
許されるはずのない、男子高校生の僕と親友の母親との倫を外れた禁断の愛欲の行為が親友の家で展開されていく…
僕はもう我慢の限界を超えてしまった… 早く小百合さんの中に…
隣の人妻としているいけないこと
ヘロディア
恋愛
主人公は、隣人である人妻と浮気している。単なる隣人に過ぎなかったのが、いつからか惹かれ、見事に関係を築いてしまったのだ。
そして、人妻と付き合うスリル、その妖艶な容姿を自分のものにした優越感を得て、彼が自惚れるには十分だった。
しかし、そんな日々もいつかは終わる。ある日、ホテルで彼女と二人きりで行為を進める中、主人公は彼女の着物にGPSを発見する。
彼女の夫がしかけたものと思われ…
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる