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#52 奉仕する牝犬⑮

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 琴子の肛門をじっくりほぐすと、老人が口を会陰部に沿って動かし、膣とアナルを長い舌で交互に舐め始めた。
「あん、き、気持ち、いい・・・」
 尻を震わせ、琴子は喘いだ。
 腕が痙攣して、もう身体を支えていられない。
 はあはあはあはあ…。
 が、そのまま崩れてしまわないのは、梶田と高木少年が、両側から乳房をそれぞれ弄び、それと童子に依然として琴子の喉の奥まで篠崎の勃起ペニスがめり込んでいるからである。
 別々の人間の手による乳房への愛撫は、リズムが異なる分だけ、刺激が強かった。
 次の予想がつかないため、乳房を揉まれ、乳首を弄られるたび、びくんと身体が震えてしまうのである。
 正一の単調な前戯とは、雲泥の差であるといってよかった。
 ここの男たちは、愛情をこめて、琴子に尽くしてくれるのだ。
 己が逝くことよりも、琴子がいかに感じるかを優先してくれている。
 モノ扱いといえば身もフタもない。
 が、こんなに手の込んだ扱いならば、むしろ大歓迎だと琴子は思った。
 セクハラというのは、相手が不快感を覚えるから罪になる。
 ならば、今のこれはセクハラとはいえないのではないか。
 3人の見ず知らずの男たちに全身の性感帯を責められながら、琴子はふと思う。
 だって私は、こんなにも女としての歓びを感じているのだから…。
 後ろの攻め手が、老人から安田に替わった。
 熟練した鶴松老人のテクニックに比べ、安田のクンニは稚拙だったが、何よりも愛情がこもっていた。
 大切なものを扱うようにクリトリスや膣、そしてアナルを入念に愛撫され、老人の時以上に琴子は乱れた。
 安田のクンニが終わると、次は梶田だった。
 梶田の代わりに安田が琴子の乳房に取りつき、梶田が尻を割って舌を差し入れてきた。
 ニートのお宅そうろうの外見同様、梶田の愛撫は粘着質だった。
 老人や安田が見逃した、琴子の性器の皺1本にまで愛撫を加えてきた。
 特に、クリトリスの裏側は盲点だった。
 そこを執拗に舌先でつつかれ、琴子ははしたなくも多量の淫汁を放出し、梶田の喉を潤してしまった。
 いい加減、意識がもうろうとしてきたところに、高木少年の番が回ってきた。
 童貞特有の、いかにもぎこちないクンニに、むしろ琴子は興奮した。
 自分が、教え子に強姦されている女教師にでもなった気がしたのだ。
 授業中、クラスの全員が見守る中で、全裸で教卓の上に四つん這いになり、ヴァギナとアナルを同時に責められる淫らな女教師に・・・。
「ああ、私もそろそろ限界だ」
 琴子の髪をつかみ、篠崎が苦しげにうめく。
 そして口腔内で肉棒がだしぬけに膨張したかと思うと、次の瞬間、多量のスペルマが青臭い匂いとともに琴子の食道にどっと流れ込んできた。


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