嬲られる淫獣 ~贖罪のために性奴隷と化した牝犬人妻はきょうも鬼畜の息子に奉仕する~

戸影絵麻

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#17 反応する肉体⑩

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 事故の前、台所で”それ”を見せつけられた時には、気が動転してろくに見もしなかった。
 が、今、琴子は目の前に屹立するたくましい男根にすっかり心を奪われていた。
 最後に和夫の性器を見たのは、いつの頃だっただろうか。
 ふとそんなことを思った。
 ひとりっ子のせいか、もともと和夫は甘えん坊で、長い間、ひとりでは何もできない子どもだった。
 だから、小学校高学年までは、琴子がいちいち服を着せてやっていたものだ。
 それが、中学に上がる頃、体毛が生え始めて、琴子の前で裸になるのを嫌がるようになった。
 その和夫が、こんなにもたくましい”男”に成長していようとは…。
 考えてみれば、当たり前なのかもしれなかった。
 高校3年生の和夫は、琴子より背が高く、夫の正一と並ぶほどになっている。
 つまり、この年になると、身体はもうほとんど大人だということなのだ。
「ねえ、かあさん。これを見て、何も感じない?」
 変にかすれた声で、和夫が訊いてきた。
「親父には最近相手にしてもらってないんだろう? その身体、疼いてたまらないんじゃないのかい?」
「そ、そんなこと…」
 ゆうべの屈辱を思い出し、琴子は思わず下唇を噛んだ。
「俺なら、きっとかあさんを満足させてやれると思うんだけどな。早く退院して…」
「やめなさい」
 和夫の性器から視線を逸らし、叱りつけるように琴子は言った。
 が、この下着姿では、我ながら説得力がないと思わずにはいられない。
 今の琴子は、間違いなく和夫を性的に挑発しているのだから。
「かあさんこそ、母親ぶるのはもうやめなよ」
 脅すように声のトーンを変えて、和夫が言った。
「何度も言ってるだろ? あんたは俺の言いなりになるしかないんだって」
「和夫…」
「退院したら、思う存分相手してやるから、今はとりあえず、早く楽にしてほしいんだ。ほら」
 和夫が身体をずらし、下半身を更に琴子のほうに近づけてくる。
 気がついた時には、その湯気の立つような熱い肉棒を、琴子は両手で握りしめていた。
 硬い。
 その感触を味わうように指に力を込めながら、琴子は感嘆した。
 和夫ったら…なんて熱くて硬いのだろう?
 これも、私のせいだというのだろうか?
「ああ…もう、我慢できない」
 和夫が吐息を漏らし、悩ましげに腰をくねらせた。
 見ると、亀頭の先から透明な汁がにじみ出てきている。
「かあさん…舐めて」
 琴子の身体の奥で、生暖かいものがぬるりと動いたようだった。
 次の瞬間、丸く口を開けてその赤黒い棒をすっぽり包み込むと、琴子はやにわに頭を上下させ始めた。
 ひさしぶりの口淫だった。
「うぐ…」
 包帯に包まれた和夫の顔が揺らぐ。
 琴子の口の中で、灼熱した肉棒がメキメキと膨張した。
「い、いい・・・」
 和夫は目を閉じ、口を半開きにしている。
 やがてー。
 ドクンドクン・・・。
 肉棒が烈しく波打ち、
 ドビュッ。
「アアアッ」
 童貞だからなのだろう。
 あっけないほど早く、和夫は果てた。
 それこそ、拍子抜けするくらいの早さである。
 琴子はゆっくりと亀頭から口を離した。
 口腔内に、青臭い液体がいっぱいたまっていた。
 和夫が放出した精液だ。
 琴子は口を開き、おわんの形にした手のひらの上に、その白濁した液体を少しずつ吐き出した。
 そして、驚いた。
 和夫の精液は、夫の正一の1回分よりずっと多かったのだ。

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