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#202 怪獣島を脱出せよ!⑨
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私が唱えた魔法。
それは、”爆乳エアバッグ”。
その作用については、今更説明するまでもないだろう。
名前の通り、おっぱいをエアバッグのようにふくらませ、衝撃を吸収する。
ただ、それだけである。
が、爆乳エアバッグには、使い道がもうひとつある。
たとえば、今がそうだ。
エロドータスがのしかかってきた瞬間、初子のバストがむくむくとふくらんだ。
そして、見事その巨体を、ぼよ~んとばかりに弾き飛ばしたのである。
グアアアアッ!
エロドータスの身体が大きく浮き上がり、
ズズズーン。
派手な音を響かせて、仰向けにひっくり返った。
両脚を胸に引きつけ、私=初子は、一挙動で飛び起きた。
これぞ、待ち望んだ瞬間だった。
エロドータスは、なりこそばかでかいものの、その本質は亀である。
亀の弱点といえば、ひっくり返るとなかなか起き上がれないことだ。
これは、身体の大きい個体ほどその傾向が強い。
ケヅメリクガメやゾウガメなど、巨大化する亀ほど、転倒は命取りになるということだ。
その証拠に、裏返しになったエロドータスは、哀れなものだった。
短い手足を必死で動かしているが、地面に届かないのだ。
しっぽのつけ根からミミズみたいなものが生えてるけど、おそらくあれがさっき当たったペニスなのだろう。
まあ、そんなのはもぅどうでもいいことだけど、とりあえず亀怪獣はこのまま放置しておこう。
「搭乗可能時間はあとどのくらい?」
初子のバストを元のサイズに戻し、ずれたブラジャーの位置を整えると、私は女神にたずねた。
最近意識していなかったけど、このビッチファッカー初号機には、操作するのに時間制限があるのだ。
始めの頃なんて、3分あるかないかだったと思う。
-現在の初子とあなたのレベルなら、2時間の連続稼働が可能です。したがって、あと55分は大丈夫です。次はどうするつもりですか?-
「あの基地を、ぶっつぶす」
私は初子を基地の入口へと向かわせた。
山のふもとに開いた洞窟がそれである。
エロドータスの敗北を目の当たりにした魔王軍の戦闘員たちが、われ先にと中に逃げ込んでいく。
その中にアラクネの黒エナメルのボンテージスーツを見つけて、私は早速迎撃態勢を取った。
初子にガニ股の恰好をさせると、高らかに叫んだのである。
「発動! ラブジュース・トルネード!」
それは、”爆乳エアバッグ”。
その作用については、今更説明するまでもないだろう。
名前の通り、おっぱいをエアバッグのようにふくらませ、衝撃を吸収する。
ただ、それだけである。
が、爆乳エアバッグには、使い道がもうひとつある。
たとえば、今がそうだ。
エロドータスがのしかかってきた瞬間、初子のバストがむくむくとふくらんだ。
そして、見事その巨体を、ぼよ~んとばかりに弾き飛ばしたのである。
グアアアアッ!
エロドータスの身体が大きく浮き上がり、
ズズズーン。
派手な音を響かせて、仰向けにひっくり返った。
両脚を胸に引きつけ、私=初子は、一挙動で飛び起きた。
これぞ、待ち望んだ瞬間だった。
エロドータスは、なりこそばかでかいものの、その本質は亀である。
亀の弱点といえば、ひっくり返るとなかなか起き上がれないことだ。
これは、身体の大きい個体ほどその傾向が強い。
ケヅメリクガメやゾウガメなど、巨大化する亀ほど、転倒は命取りになるということだ。
その証拠に、裏返しになったエロドータスは、哀れなものだった。
短い手足を必死で動かしているが、地面に届かないのだ。
しっぽのつけ根からミミズみたいなものが生えてるけど、おそらくあれがさっき当たったペニスなのだろう。
まあ、そんなのはもぅどうでもいいことだけど、とりあえず亀怪獣はこのまま放置しておこう。
「搭乗可能時間はあとどのくらい?」
初子のバストを元のサイズに戻し、ずれたブラジャーの位置を整えると、私は女神にたずねた。
最近意識していなかったけど、このビッチファッカー初号機には、操作するのに時間制限があるのだ。
始めの頃なんて、3分あるかないかだったと思う。
-現在の初子とあなたのレベルなら、2時間の連続稼働が可能です。したがって、あと55分は大丈夫です。次はどうするつもりですか?-
「あの基地を、ぶっつぶす」
私は初子を基地の入口へと向かわせた。
山のふもとに開いた洞窟がそれである。
エロドータスの敗北を目の当たりにした魔王軍の戦闘員たちが、われ先にと中に逃げ込んでいく。
その中にアラクネの黒エナメルのボンテージスーツを見つけて、私は早速迎撃態勢を取った。
初子にガニ股の恰好をさせると、高らかに叫んだのである。
「発動! ラブジュース・トルネード!」
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