200 / 246
#198 怪獣島を脱出せよ!⑤
しおりを挟む
美尻ボンバーは、召喚魔法の一種だ。
名前の通り、美尻に特化した金髪巨人美女を召喚して、そのケツ圧で敵を押しつぶす。
今まさに、エロドータスの真上に黒雲が沸き上がり、全裸の美女召喚獣が出現したところである。
太腿を両手でつかみ、脚をV字型に開いて落下する召喚獣。
ドシン!
決まった!
原爆並みのヒップドロップだ。
ところがどうだ。
あろうことか
エロドータスは、びくともしない。
それどころか、いきなり身体を揺すり、召喚美女を軽々と弾き飛ばしたではないか!
あられもなく股を開いて、ひっくり返る召喚獣。
その上に、エロドータスの巨体がのしかかる。
なんと、タコならぬ、亀に犯される美女の図かい。
これじゃ、葛飾北斎も真っ青だ。
うう。
さすが亀怪獣。
あの甲羅の硬さは伊達じゃないというわけか。
召喚魔法には、ほかに、黒髪巨人美女を呼び寄せるローリング69があるけれど、この様子ではたぶん効かないだろう。
たとえ新たな召喚美女を呼び寄せても、敵が重すぎて、シックスナインの体勢に持ち込むのはほとんど不可能に近い。
仮に持ち込めたとしても、エロドータスの巨体に押しつぶされてしまうに違いない。
となれば、次は火力である。
”戻れ”のコマンドで、召喚獣を消すと、私は間髪を入れず、次のエロ魔法に取りかかった。
初子のメイド服の前ボタンをはずし、白いブラを押し下げる。
ぽろりとこぼれた美乳の頂で、ピンクのつぼみが揺れている。
私はむき出しの乳房をつかみ、ふたつの乳首を怪獣に向けた。
「行け! 乳首ミサイル!」
どん。
衝撃が胸板を叩いた。
白煙を描いてピンク色のミサイルが2基、飛翔する。
反動を乳房で受け止め、初子が足を踏ん張った。
らせんを描いてミサイルがエロドータスの頭部に突き刺さる。
爆煙の中から、咆哮が上がった。
やったか?
いや、やってない。
私は下唇を噛み締めた。
大きく首を振って、怪獣が煙を消し飛ばす。
全然ダメージを受けていないのは、遠目にも明らかだ。
くう、次!
胸を反らし、もう一度、乳房の照準を怪獣に定め直す。
「おっぱいロケット、発射準備!」
初子の乳房が、見る間にICBMの弾頭に変わっていく。
このICBM,使うのはこれが初めてだが、日本からアメリカまで届くスグレモノだ。
核弾頭こそ搭載していないけど、小さな町ひとつを消滅させるくらいの威力はあるに違いない。
右脚を後ろに引き、腰を溜める。
大きく深呼吸して、気合を入れ、そして、撃った。
ミサイルの時とはけた違いの衝撃に、初子の足がザザっと地面をすり、後退する。
ひと呼吸遅れて爆音が耳をつんざき、怪獣のいたあたりにもくもくとキノコ雲が立ち上った。
「ざまあ」
勝どきを上げようとして、
「え?」
私は凍りついた。
キノコ雲の中で、黒い影が動いている。
2本足で立ち上がった、巨大な亀の影である。
「き、効いてない」
呆然と、つぶやいた。
ぎええええええっ!
それに応えるかのように、エロドータスが咆哮した。
名前の通り、美尻に特化した金髪巨人美女を召喚して、そのケツ圧で敵を押しつぶす。
今まさに、エロドータスの真上に黒雲が沸き上がり、全裸の美女召喚獣が出現したところである。
太腿を両手でつかみ、脚をV字型に開いて落下する召喚獣。
ドシン!
決まった!
原爆並みのヒップドロップだ。
ところがどうだ。
あろうことか
エロドータスは、びくともしない。
それどころか、いきなり身体を揺すり、召喚美女を軽々と弾き飛ばしたではないか!
あられもなく股を開いて、ひっくり返る召喚獣。
その上に、エロドータスの巨体がのしかかる。
なんと、タコならぬ、亀に犯される美女の図かい。
これじゃ、葛飾北斎も真っ青だ。
うう。
さすが亀怪獣。
あの甲羅の硬さは伊達じゃないというわけか。
召喚魔法には、ほかに、黒髪巨人美女を呼び寄せるローリング69があるけれど、この様子ではたぶん効かないだろう。
たとえ新たな召喚美女を呼び寄せても、敵が重すぎて、シックスナインの体勢に持ち込むのはほとんど不可能に近い。
仮に持ち込めたとしても、エロドータスの巨体に押しつぶされてしまうに違いない。
となれば、次は火力である。
”戻れ”のコマンドで、召喚獣を消すと、私は間髪を入れず、次のエロ魔法に取りかかった。
初子のメイド服の前ボタンをはずし、白いブラを押し下げる。
ぽろりとこぼれた美乳の頂で、ピンクのつぼみが揺れている。
私はむき出しの乳房をつかみ、ふたつの乳首を怪獣に向けた。
「行け! 乳首ミサイル!」
どん。
衝撃が胸板を叩いた。
白煙を描いてピンク色のミサイルが2基、飛翔する。
反動を乳房で受け止め、初子が足を踏ん張った。
らせんを描いてミサイルがエロドータスの頭部に突き刺さる。
爆煙の中から、咆哮が上がった。
やったか?
いや、やってない。
私は下唇を噛み締めた。
大きく首を振って、怪獣が煙を消し飛ばす。
全然ダメージを受けていないのは、遠目にも明らかだ。
くう、次!
胸を反らし、もう一度、乳房の照準を怪獣に定め直す。
「おっぱいロケット、発射準備!」
初子の乳房が、見る間にICBMの弾頭に変わっていく。
このICBM,使うのはこれが初めてだが、日本からアメリカまで届くスグレモノだ。
核弾頭こそ搭載していないけど、小さな町ひとつを消滅させるくらいの威力はあるに違いない。
右脚を後ろに引き、腰を溜める。
大きく深呼吸して、気合を入れ、そして、撃った。
ミサイルの時とはけた違いの衝撃に、初子の足がザザっと地面をすり、後退する。
ひと呼吸遅れて爆音が耳をつんざき、怪獣のいたあたりにもくもくとキノコ雲が立ち上った。
「ざまあ」
勝どきを上げようとして、
「え?」
私は凍りついた。
キノコ雲の中で、黒い影が動いている。
2本足で立ち上がった、巨大な亀の影である。
「き、効いてない」
呆然と、つぶやいた。
ぎええええええっ!
それに応えるかのように、エロドータスが咆哮した。
0
お気に入りに追加
86
あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。


日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる