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#130 幻界のミューズ⑩
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おちんちんを所望されたところで、私は女であるからして、ふつう供給は不可能である。
が、そこはエロ魔導士の強み。
代わりになるものはある。
「出でよ、天誅バイブ!」
号令とともに目の前の空間に現れたのは、先ほども使った天誅バイブ。
「ひゃあ。出た」
アラクネが目を輝かせたのも無理はない。
そもそも彼女が戦闘不能に陥ったのは、私がこいつを彼女のあそこにぶち込んだからだ。
「早くはやくう」
腰を振り、ねだる少女。
その股間に縦に刻まれたもうひとつの”唇”は、すでに透明な汁をしたたらせ、卑猥にぴくぴく蠢いている。
この子、淫乱?
私は呆れた。
このファンタジーっぽい世界で、この淫乱ぶりはちょっと邪道だろう。
もしこれが今流行りの異世界転生もののネット小説なら、ここまで読んできた読者は一斉にドン引きするに違いない。
ファンタジーにも多少のエロ要素は必要だろうが、こんなオヤジの好む官能小説っぽい描写は、草食系が大半を占める今の若者は、おそらく誰も望んでいないはずだからである。
まあ、それはともかく、ここまでくればアラクネは私の術中にはまったも同然だった。
あとはじっくり、尋問に持ち込むだけ。
「入れてあげてもいいんだけど、その前にいくつか私の質問に答えてほしいの」
MPを節約するため、爆乳パイずりと全身さわさわは引っ込めたけど、エア・クンニはまだ稼働中だ。
だからアラクネは常にリビドーMAX状態で、私の命令には逆らえない。
「な、なあに? 何でも答えるから、早く入れ入れしてえん!」
クネクネと細身の体をくねらせて、少女が哀願する。
「はいはい。では、質問その1。魔王軍の規模は?」
「オーク軍3万、ゴーレム軍が1万、屍人軍2万、トロル軍5000、悪鬼軍300」
ぶ。
私は絶句した。
そんなにいるのか。
合計65,300人。
これではまさしく、第3次魔界大戦じゃない。
核兵器でもない限り、勝てそうもない気がする。
「最初の上陸地点は?」
気を取り直し、次の質問にかかる。
「北の都、アルカディア。島国だから、まずアルカディアを占拠して、大陸攻略の拠点にするって」
アルカディア?
それがどこなのか、私には皆目見当がつかない。
まあいいや。
作戦を立てるのはラルクに任せて、ここはもっと情報を引き出すことに専念しよう。
「あんたの正体は?」
「あたい? あたいはもともと、宮廷直属の錬金術師だよ」
「なのに、なんで魔王の片棒を担いでるわけ?」
「皇太子さまのご命令さ。宮廷は今や、魔王様と内通してる。魔王様が世界征服を果たしても、王族一派の存続を許してもらうことを条件にね」
やっぱりそうだったのだ。
王族はすでに魔王の手に落ちていて、だからソフィアが追放されたというわけだ。
「ねえ、もういいでしょ? これだけしゃべったんだから、そろそろさあ」
アラクネが、身も世もないように悶えてみせた。
「じゃあ、最後の質問」
私は深呼吸をひとつして、おもむろに切り出した。
「魔王の弱点は? どこを攻めれば倒せるの? それを教えてくれたら好きなだけ私のバイブ、使わせてあげる」
が、そこはエロ魔導士の強み。
代わりになるものはある。
「出でよ、天誅バイブ!」
号令とともに目の前の空間に現れたのは、先ほども使った天誅バイブ。
「ひゃあ。出た」
アラクネが目を輝かせたのも無理はない。
そもそも彼女が戦闘不能に陥ったのは、私がこいつを彼女のあそこにぶち込んだからだ。
「早くはやくう」
腰を振り、ねだる少女。
その股間に縦に刻まれたもうひとつの”唇”は、すでに透明な汁をしたたらせ、卑猥にぴくぴく蠢いている。
この子、淫乱?
私は呆れた。
このファンタジーっぽい世界で、この淫乱ぶりはちょっと邪道だろう。
もしこれが今流行りの異世界転生もののネット小説なら、ここまで読んできた読者は一斉にドン引きするに違いない。
ファンタジーにも多少のエロ要素は必要だろうが、こんなオヤジの好む官能小説っぽい描写は、草食系が大半を占める今の若者は、おそらく誰も望んでいないはずだからである。
まあ、それはともかく、ここまでくればアラクネは私の術中にはまったも同然だった。
あとはじっくり、尋問に持ち込むだけ。
「入れてあげてもいいんだけど、その前にいくつか私の質問に答えてほしいの」
MPを節約するため、爆乳パイずりと全身さわさわは引っ込めたけど、エア・クンニはまだ稼働中だ。
だからアラクネは常にリビドーMAX状態で、私の命令には逆らえない。
「な、なあに? 何でも答えるから、早く入れ入れしてえん!」
クネクネと細身の体をくねらせて、少女が哀願する。
「はいはい。では、質問その1。魔王軍の規模は?」
「オーク軍3万、ゴーレム軍が1万、屍人軍2万、トロル軍5000、悪鬼軍300」
ぶ。
私は絶句した。
そんなにいるのか。
合計65,300人。
これではまさしく、第3次魔界大戦じゃない。
核兵器でもない限り、勝てそうもない気がする。
「最初の上陸地点は?」
気を取り直し、次の質問にかかる。
「北の都、アルカディア。島国だから、まずアルカディアを占拠して、大陸攻略の拠点にするって」
アルカディア?
それがどこなのか、私には皆目見当がつかない。
まあいいや。
作戦を立てるのはラルクに任せて、ここはもっと情報を引き出すことに専念しよう。
「あんたの正体は?」
「あたい? あたいはもともと、宮廷直属の錬金術師だよ」
「なのに、なんで魔王の片棒を担いでるわけ?」
「皇太子さまのご命令さ。宮廷は今や、魔王様と内通してる。魔王様が世界征服を果たしても、王族一派の存続を許してもらうことを条件にね」
やっぱりそうだったのだ。
王族はすでに魔王の手に落ちていて、だからソフィアが追放されたというわけだ。
「ねえ、もういいでしょ? これだけしゃべったんだから、そろそろさあ」
アラクネが、身も世もないように悶えてみせた。
「じゃあ、最後の質問」
私は深呼吸をひとつして、おもむろに切り出した。
「魔王の弱点は? どこを攻めれば倒せるの? それを教えてくれたら好きなだけ私のバイブ、使わせてあげる」
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