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#93 中ボス戦⑤
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まっしぐらに懐へ飛び込むと見せかけて、ふいにソフィアの姿が消えた。
私は天を振り仰いだ。
天井近くまで跳躍したソフィアが、剣をかざして真っ逆さまに落ちてくる。
出た!
ドラゴンダイブ!
ソフィアのサポートジョブは、竜騎士なのだ。
「ぐはっ」
怪人が飛び退った。
さすがボスキャラだけあって、動きも俊敏だ。
が、そのキン〇マ袋のような頬が切れ、血が滲み出していた。
ソフィアの剣の切っ先が、顔面をかすめたのである。
怪人がひるむと同時に、私の体内から異物の感触がふっと立ち消えた。
背中から床に叩きつけられ、あまりの痛みに一瞬気が遠くなった。
「しっかりして、翔子! やられっ放しなんてらしくないよ! さ、反撃だよ!」
ソフィアが抱き起してくれた。
「そ、そうだね」
私はよろよろと立ち上がった。
面目ない。
でも、もう大丈夫。
後は私が。
「あたしたちのことなら、気にしなくてもいいから! 思う存分暴れちゃって!」
ソフィアの声援に、私はうなずいてみせた。
それなら、ここはお言葉に甘えて。
両手を広げ、高々と右足を上げた。
アビMP半減。
アビW魔法、発動。
まずは、天誅バイブ!
それから、エクスタシー・ハリケーン!
極太バイブが宙に出現し、ミサイルよろしく飛び出した。
「こしゃくな!」
怪人がマントではたき落とそうとするのをかいくぐり、後方に回る。
天誅バイブはいわば単発の追尾ミサイルである。
ホーミング機能を備えているため、狙った獲物ははずさない。
背後から、怪人のアナルめがけて突っ込んでいった。
「がふ」
怪人が派手にのけぞった。
ブリーフをつき破り、バイブがアナルを直撃したのに違いない。
そこへ、ピンクの霧が襲いかかった。
触れる者すべてを淫乱にする、エクスタシーの風である。
「あはん、いやん」
傍らであおりをくってソフィアが悶え始めたが、ここは多少の犠牲は仕方がないというべきだろう。
エクスタシー・ハリケーンは、怪人にも影響を及ぼしていた。
競泳水着みたいな浅いブリーフの前がむくむく盛り上がったかと思うと、ぼよんと肉竿が弾け出したのだ。
完全に勃起している。
反り返った肉棒の先で、紫色の亀頭がてらてらと濡れ輝いている。
「いい、いいぞ。さすが、エロ魔導士、わが同胞。もっと、もっと、快感を!」
チンポコ男はよほどの変態らしかった。
エロ魔法の餌食になって、かえって喜んでいる。
しかも、こともあろうに、衆人環視の場で、おのれのペニスを高速でしごき始めたから、もうたまらない。
「キモい。うざい。くさい。ええーい! とどめだ」
私は両手を前に突き出して、叫んだ。
「くらえ! 美尻ボンバー!」
私は天を振り仰いだ。
天井近くまで跳躍したソフィアが、剣をかざして真っ逆さまに落ちてくる。
出た!
ドラゴンダイブ!
ソフィアのサポートジョブは、竜騎士なのだ。
「ぐはっ」
怪人が飛び退った。
さすがボスキャラだけあって、動きも俊敏だ。
が、そのキン〇マ袋のような頬が切れ、血が滲み出していた。
ソフィアの剣の切っ先が、顔面をかすめたのである。
怪人がひるむと同時に、私の体内から異物の感触がふっと立ち消えた。
背中から床に叩きつけられ、あまりの痛みに一瞬気が遠くなった。
「しっかりして、翔子! やられっ放しなんてらしくないよ! さ、反撃だよ!」
ソフィアが抱き起してくれた。
「そ、そうだね」
私はよろよろと立ち上がった。
面目ない。
でも、もう大丈夫。
後は私が。
「あたしたちのことなら、気にしなくてもいいから! 思う存分暴れちゃって!」
ソフィアの声援に、私はうなずいてみせた。
それなら、ここはお言葉に甘えて。
両手を広げ、高々と右足を上げた。
アビMP半減。
アビW魔法、発動。
まずは、天誅バイブ!
それから、エクスタシー・ハリケーン!
極太バイブが宙に出現し、ミサイルよろしく飛び出した。
「こしゃくな!」
怪人がマントではたき落とそうとするのをかいくぐり、後方に回る。
天誅バイブはいわば単発の追尾ミサイルである。
ホーミング機能を備えているため、狙った獲物ははずさない。
背後から、怪人のアナルめがけて突っ込んでいった。
「がふ」
怪人が派手にのけぞった。
ブリーフをつき破り、バイブがアナルを直撃したのに違いない。
そこへ、ピンクの霧が襲いかかった。
触れる者すべてを淫乱にする、エクスタシーの風である。
「あはん、いやん」
傍らであおりをくってソフィアが悶え始めたが、ここは多少の犠牲は仕方がないというべきだろう。
エクスタシー・ハリケーンは、怪人にも影響を及ぼしていた。
競泳水着みたいな浅いブリーフの前がむくむく盛り上がったかと思うと、ぼよんと肉竿が弾け出したのだ。
完全に勃起している。
反り返った肉棒の先で、紫色の亀頭がてらてらと濡れ輝いている。
「いい、いいぞ。さすが、エロ魔導士、わが同胞。もっと、もっと、快感を!」
チンポコ男はよほどの変態らしかった。
エロ魔法の餌食になって、かえって喜んでいる。
しかも、こともあろうに、衆人環視の場で、おのれのペニスを高速でしごき始めたから、もうたまらない。
「キモい。うざい。くさい。ええーい! とどめだ」
私は両手を前に突き出して、叫んだ。
「くらえ! 美尻ボンバー!」
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