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#91 中ボス戦③
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大剣に続いて、ソフィアの防具が床に落ち、金属音を立てた。
ソフィアはもう、アンダーウェアしか身に着けていない。
薄い生地の白いレオタード一枚が、そのスリムな身体を覆っているだけだ。
「あふん、はああ」
形よくふくらんだ胸を自分で揉みながら、怪人のほうに向けて足を開いていく。
ちょうど体操選手のV字開脚みたいな姿勢である。
と、怪人の鼻がにょきにょき伸び出した。
ピノキオみたいだが、そんな可愛いものではない。
こいつ、鼻までペニスになっているのだ。
鼻ペニスが狙っているのは、言うまでもなく、ソフィアの股間だった。
エロ魔法にかかったソフィアは、それを受け容れるべく、脚を限界まで開き、腰を突き出している。
ソフィアの貞操の危機だった。
こうしてはいられない。
私は、かさばる巨乳を弾ませながら、怪人の前に飛び出した。
「待ちなさい!」
ひと声叫び、怪人の鼻に向かって、念をこめる。
うう。
くらえ、エア・フェラチオ!
イメージのアイスキャンディーを、力任せに舐め上げた。
「はぐ」
怪人がうめき、鼻ペニスの先から白いものが飛散した。
成功だ。
ソフィアに届く前に、終了してやった。
「おまえは?」
怪人が私のほうを振り向いた。
私の全身を、いやらしい目でじろりとねめまわす。
「ソフィアを放しなさい」
セーラー服の胸を張り、私は言った。
しかし、と思う。
そろそろ、この恰好、やめにしたい。
私は本来、大学生なのだ。
セーラー服が似合う歳ではないし、第一このダイナマイトバディではAV女優のコスプレにしか見えないのだ。
「ほう、珍しい。エロ魔導士か。それも、ずいぶんとナイスな娘ときている」
「ここは私が相手になるわ。だからソフィアを放してちょうだい」
「いいだろう」
鼻ペニスの下の分厚い唇がにたりと笑う。
言いにくいけど、こいつの口って、まんま女性のお〇んこだ。
ったく、どこまで下品にできているのだろう。
どさっという音がして、振り向くと、ソフィアが床に倒れていた。
気を失っているのか、ぴくりとも動かない。
「エロ魔法での一騎打ちとはな。さすがのわたしも初体験だ。いや、いいぞ。ぞくぞくする」
怪人の笑みが大きくなる。
「では、お手並み拝見と行くかな」
「負けないよ!」
そう啖呵を切って、胸をはだけた時である。
あうっ。
激烈な快感に、私は硬直した。
な。
なんなの? これは?
ソフィアはもう、アンダーウェアしか身に着けていない。
薄い生地の白いレオタード一枚が、そのスリムな身体を覆っているだけだ。
「あふん、はああ」
形よくふくらんだ胸を自分で揉みながら、怪人のほうに向けて足を開いていく。
ちょうど体操選手のV字開脚みたいな姿勢である。
と、怪人の鼻がにょきにょき伸び出した。
ピノキオみたいだが、そんな可愛いものではない。
こいつ、鼻までペニスになっているのだ。
鼻ペニスが狙っているのは、言うまでもなく、ソフィアの股間だった。
エロ魔法にかかったソフィアは、それを受け容れるべく、脚を限界まで開き、腰を突き出している。
ソフィアの貞操の危機だった。
こうしてはいられない。
私は、かさばる巨乳を弾ませながら、怪人の前に飛び出した。
「待ちなさい!」
ひと声叫び、怪人の鼻に向かって、念をこめる。
うう。
くらえ、エア・フェラチオ!
イメージのアイスキャンディーを、力任せに舐め上げた。
「はぐ」
怪人がうめき、鼻ペニスの先から白いものが飛散した。
成功だ。
ソフィアに届く前に、終了してやった。
「おまえは?」
怪人が私のほうを振り向いた。
私の全身を、いやらしい目でじろりとねめまわす。
「ソフィアを放しなさい」
セーラー服の胸を張り、私は言った。
しかし、と思う。
そろそろ、この恰好、やめにしたい。
私は本来、大学生なのだ。
セーラー服が似合う歳ではないし、第一このダイナマイトバディではAV女優のコスプレにしか見えないのだ。
「ほう、珍しい。エロ魔導士か。それも、ずいぶんとナイスな娘ときている」
「ここは私が相手になるわ。だからソフィアを放してちょうだい」
「いいだろう」
鼻ペニスの下の分厚い唇がにたりと笑う。
言いにくいけど、こいつの口って、まんま女性のお〇んこだ。
ったく、どこまで下品にできているのだろう。
どさっという音がして、振り向くと、ソフィアが床に倒れていた。
気を失っているのか、ぴくりとも動かない。
「エロ魔法での一騎打ちとはな。さすがのわたしも初体験だ。いや、いいぞ。ぞくぞくする」
怪人の笑みが大きくなる。
「では、お手並み拝見と行くかな」
「負けないよ!」
そう啖呵を切って、胸をはだけた時である。
あうっ。
激烈な快感に、私は硬直した。
な。
なんなの? これは?
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