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#39 にわかストリッパー
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頭の中の音楽に合わせて、流れるように身体が動く。
床をすべるように這い、高く足を突き上げ、腰をひねる。
やおら起き上がると、胸を強調するように両手で下乳を支え、観客たちにつき出してみせる。
その私の踊りに合わせて、室内のボルテージが高まっていくのが分かった。
砂漠の輻射熱とは別のエネルギーが、私を取り囲む人々の全身から発散されているようなのだ。
これがサポ・踊り子のスキルなのか。
妖艶な舞で人々を魅了しながら、私は内心舌を巻く思いだった。
前にも言ったかもしれないけど、私の知っている踊りといえば、高校の文化祭で演じたドジョウすくいと郡上踊りくらいなものである。
それが今、まるでプロのストリッパーの霊でも乗り移ったかのように、勝手に身体が動いている。
「お、おら、もうがまんできねえだ」
「お、おいらも」
「わしも」
「あたしもよ」
四方八方から腕が伸びてきた。
あっと思った時には、私は床に引き倒され、水着をむしり取られていた。
何本もの手に乳を揉まれた。
たわわに実った果実を引きちぎらんばかりに搾り上げられた。
乳首を吸われた。
そのうち、噛まれた。
股をこじ開けられ、股間をいきなり舐め上げられた。
尻の肉をつかまれ、左右に割られた。
お尻の穴にまで、何かが入ってくる感触がした。
「や、やめて。痛くしないで」
私はあえいだ。
「こ、こら、そんなとこさわんないでよっ」
暴れようにも、手足を抑え込まれ、体の自由が利かなくなっている。
「あ、だめ、そこ舐めちゃだめ」
せいいっぱい、首を打ち振って抵抗する。
「わ、腋の下は汗臭いから」
これじゃ本物のレイプじゃない!
もっと手加減しろっつーの!
最初こそパニックに陥りかけた私だったが、そこはエロ魔導士の悲しいい性である。
もみくちゃにされているうちに、だんだん気持ちよくなってくるから不思議なものだ。
「あふ」
自分でも、鼻息が荒くなるのがわかる。
「も、もっと、強く…」
そんな言葉が、無意識のうちに口をついて出た。
「い、いい…。もっと強く揉んで…。 ああ、あたしを、めちゃくちゃにして…」
ったく、誰がしゃべってるのだ?
変態にもほどがある。
と思ったら、ほかならぬ自分だった。
乳首をよじられ、別々の方向に強く引っ張られると、快感が下半身に向かって駆け抜けた。
誰かがヴァギナに太く猛り立ったものを挿入しようとしている。
私のあそこはすでに恥ずかしいほどぬれぬれで、すぐにそれをずっぽりくわえ込んだ。
「あんあんあんあんっ!」
尻を振りながら奥まで導いてやる。
根元まできっちりくわえ込むと、
「うう、なんて締まり具合なんだ」
男の声が意外なほど近くで言った。
あのターバン男の声だった。
私は犬のように四つん這いになり、高々とヒップを上げた。
そして叫んだ。
「突いて! 奥の奥まで! あふん、いいよお、気持ち、いい!」
その時だった。
頭の真ん中で、ファンファーレが鳴り響いた。
-レベルがあがりましたー
あのAIっぽい声が宣言するのが聞こえてきた。
-どの魔法を習得しますか?-
性交だ。
もとい。
成功したのだ。
床をすべるように這い、高く足を突き上げ、腰をひねる。
やおら起き上がると、胸を強調するように両手で下乳を支え、観客たちにつき出してみせる。
その私の踊りに合わせて、室内のボルテージが高まっていくのが分かった。
砂漠の輻射熱とは別のエネルギーが、私を取り囲む人々の全身から発散されているようなのだ。
これがサポ・踊り子のスキルなのか。
妖艶な舞で人々を魅了しながら、私は内心舌を巻く思いだった。
前にも言ったかもしれないけど、私の知っている踊りといえば、高校の文化祭で演じたドジョウすくいと郡上踊りくらいなものである。
それが今、まるでプロのストリッパーの霊でも乗り移ったかのように、勝手に身体が動いている。
「お、おら、もうがまんできねえだ」
「お、おいらも」
「わしも」
「あたしもよ」
四方八方から腕が伸びてきた。
あっと思った時には、私は床に引き倒され、水着をむしり取られていた。
何本もの手に乳を揉まれた。
たわわに実った果実を引きちぎらんばかりに搾り上げられた。
乳首を吸われた。
そのうち、噛まれた。
股をこじ開けられ、股間をいきなり舐め上げられた。
尻の肉をつかまれ、左右に割られた。
お尻の穴にまで、何かが入ってくる感触がした。
「や、やめて。痛くしないで」
私はあえいだ。
「こ、こら、そんなとこさわんないでよっ」
暴れようにも、手足を抑え込まれ、体の自由が利かなくなっている。
「あ、だめ、そこ舐めちゃだめ」
せいいっぱい、首を打ち振って抵抗する。
「わ、腋の下は汗臭いから」
これじゃ本物のレイプじゃない!
もっと手加減しろっつーの!
最初こそパニックに陥りかけた私だったが、そこはエロ魔導士の悲しいい性である。
もみくちゃにされているうちに、だんだん気持ちよくなってくるから不思議なものだ。
「あふ」
自分でも、鼻息が荒くなるのがわかる。
「も、もっと、強く…」
そんな言葉が、無意識のうちに口をついて出た。
「い、いい…。もっと強く揉んで…。 ああ、あたしを、めちゃくちゃにして…」
ったく、誰がしゃべってるのだ?
変態にもほどがある。
と思ったら、ほかならぬ自分だった。
乳首をよじられ、別々の方向に強く引っ張られると、快感が下半身に向かって駆け抜けた。
誰かがヴァギナに太く猛り立ったものを挿入しようとしている。
私のあそこはすでに恥ずかしいほどぬれぬれで、すぐにそれをずっぽりくわえ込んだ。
「あんあんあんあんっ!」
尻を振りながら奥まで導いてやる。
根元まできっちりくわえ込むと、
「うう、なんて締まり具合なんだ」
男の声が意外なほど近くで言った。
あのターバン男の声だった。
私は犬のように四つん這いになり、高々とヒップを上げた。
そして叫んだ。
「突いて! 奥の奥まで! あふん、いいよお、気持ち、いい!」
その時だった。
頭の真ん中で、ファンファーレが鳴り響いた。
-レベルがあがりましたー
あのAIっぽい声が宣言するのが聞こえてきた。
-どの魔法を習得しますか?-
性交だ。
もとい。
成功したのだ。
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