144 / 288
第7部 蹂躙のヤヌス
#69 凌辱と破壊②
しおりを挟む
美里の全身に開いた穴。
そのフジツボのような醜い突起から、乳白色の粘液が沁み出てきている。
それを滋養にするかのように穴から宙に伸びた半透明の触手は、まさにクラゲのそれにそっくりだ。
その触手が今、一斉に杏里の裸体にまといつき、穴という穴に侵入しようとしている。
それと同時に、腹這いになった美里の本体にも、異変が起き始めていた。
手足が徐々に長く伸びたかと思うと、ありえない角度で曲がり、するすると身体を持ち上げにかかったのだ。
その姿は、まるで巨大な蜘蛛だった。
獲物を前に、触角で味見をしている等身大の鬼蜘蛛。
それが美里の本来の姿であるらしかった。
実体化した触手が、杏里の口へ、耳の穴へ、アナルへと容赦なく潜り込んでいく。
仰向けになってもまだ形を崩さない乳房の根元に絡みつき、引きちぎらんばかりに搾り上げていく。
杏里が喉の奥でごぼごぼと音を立てた。
快感にむせぶように、全身が小刻みに震え出す。
蜘蛛のような4本の脚を器用に動かして、美里が杏里の身体の上で向きを変えた。
シックスナインの体勢である。
そのまま、長い前脚で杏里の尻を抱え上げる。
杏里の身体が腹のところで折れて、ちょうど「つ」の字のかたちになる。
美里の目の前に、丸くつややかな尻が来た。
割れ目に沿って淫汁があふれ、ぬらぬらと光沢を放っている。
前足で尻を押し開き、陰部をむき出しにした。
案の定、杏里のそこは、度重なる凌辱でだらしなく開きっ放しになってしまっている。
杏里の太腿を肩に担ぎ、更に腰を上へと押し上げる。
舌を伸ばした。
ウミウシに酷似した、先に丸い口のある異形の舌である。
それを、ずぶりと肉の盛り上がった恥丘の間に押し込んだ。
とたんに新たな汁があふれ出し、美里の顔面をびしょ濡れにする。
これだわ。
この強い匂い。
この濃い味。
なんてすばらしいエキスなの。
美里はいつになく、興奮していた。
人間の汁では、顔の原形を保つのが精一杯だった。
クラスの生徒全員の愛液や精液を定期的に補給しても、その効果は微々たるものだったのだ。
でも、この子は違う。
どんな傷をもたやすく完治させてしまう魔法の体液を身に備えている。
現に、杏里を音楽室で”面談”するようになってから、肌に艶が戻ってきた気がするほどだ。
これをすべて吸いつくしてしまえば、私の醜い体もきっと元通りになるに違いない。
吸った。
ちゅうちゅうと、貪るように。
しかし、まだ足りない。
もっと、この娘がミイラになるくらいまで、吸い尽くしてやらないと…。
何度もホースのような舌を蜜壺に突っ込んでは、美里は中に溜まった汁を吸いまくった。
そのたびに、杏里の喉が鳴った。
無数の触手と異形の舌が、杏里の体内から生のエキスをすごい勢いで吸い取っていく。
だが、美里の飢えは、まだ収まらない。
これじゃ、まだ足りない。
全然、足りやしない。
舌だけでは、満足できなかった。
この子の身体の中に入り込んで、膣壁や子宮から、直接エキスを吸収したい。
ついでに子宮壁を食い破って、腹腔に溜まる新鮮な血液をすすることができたら、どんなに気持ちいいだろう。
決心した。
やはり、あれを試してみるしかない。
これまで成功したことはないが、杏里が相手なら、きっとうまくいくはずだ。
舌と触手をすべて戻し、美里は杏里の身体を元通り畳の上に横たえた。
脚を開かせ、こぶしを握り、陰部にねじこんだ。
ずぶり。
ほとんど抵抗なく、手首まで入ってしまう。
予想通りだった。
挿入する指を一本ずつ増やして、様子を見るまでもない。
初めから、握ったこぶしで充分だ。
それほどまでにそこは潤って、筋肉も弛緩し切っているのだった。
内部で手を開き、ぐるぐるとかき回す。
隙間から、大量の熱い淫汁がほとばしった。
「あ、ああ、あんっ」
杏里が喘いだ。
思いのほか、大きな声だった。
白目を剥いて失神したまま、感じている。
ずぼずぼ音を立てて、こぶしを出し入れする。
手首に絡みつく肉襞がひどくいやらしい。
穴が更に直径を広げていくのがわかった。
「あう、あう、あうっ」
杏里の喘ぎが激しくなる。
時折海老のように反り返って尻で強く畳を打つ。
「そろそろね」
ぬれそぼったこぶしを抜いて、美里はひとりごちた。
こぶしにべっとりついた愛液を長い舌で舐め取ると、杏里の脚の間に頭を入れる格好で、仰向けに寝転がる。
尖った頭頂部を”穴”に合わせ、杏里の太腿を両手でつかんだ。
「行くよ」
そうしてゆっくりと、美里は頭を持ち上げ始めた。
そのフジツボのような醜い突起から、乳白色の粘液が沁み出てきている。
それを滋養にするかのように穴から宙に伸びた半透明の触手は、まさにクラゲのそれにそっくりだ。
その触手が今、一斉に杏里の裸体にまといつき、穴という穴に侵入しようとしている。
それと同時に、腹這いになった美里の本体にも、異変が起き始めていた。
手足が徐々に長く伸びたかと思うと、ありえない角度で曲がり、するすると身体を持ち上げにかかったのだ。
その姿は、まるで巨大な蜘蛛だった。
獲物を前に、触角で味見をしている等身大の鬼蜘蛛。
それが美里の本来の姿であるらしかった。
実体化した触手が、杏里の口へ、耳の穴へ、アナルへと容赦なく潜り込んでいく。
仰向けになってもまだ形を崩さない乳房の根元に絡みつき、引きちぎらんばかりに搾り上げていく。
杏里が喉の奥でごぼごぼと音を立てた。
快感にむせぶように、全身が小刻みに震え出す。
蜘蛛のような4本の脚を器用に動かして、美里が杏里の身体の上で向きを変えた。
シックスナインの体勢である。
そのまま、長い前脚で杏里の尻を抱え上げる。
杏里の身体が腹のところで折れて、ちょうど「つ」の字のかたちになる。
美里の目の前に、丸くつややかな尻が来た。
割れ目に沿って淫汁があふれ、ぬらぬらと光沢を放っている。
前足で尻を押し開き、陰部をむき出しにした。
案の定、杏里のそこは、度重なる凌辱でだらしなく開きっ放しになってしまっている。
杏里の太腿を肩に担ぎ、更に腰を上へと押し上げる。
舌を伸ばした。
ウミウシに酷似した、先に丸い口のある異形の舌である。
それを、ずぶりと肉の盛り上がった恥丘の間に押し込んだ。
とたんに新たな汁があふれ出し、美里の顔面をびしょ濡れにする。
これだわ。
この強い匂い。
この濃い味。
なんてすばらしいエキスなの。
美里はいつになく、興奮していた。
人間の汁では、顔の原形を保つのが精一杯だった。
クラスの生徒全員の愛液や精液を定期的に補給しても、その効果は微々たるものだったのだ。
でも、この子は違う。
どんな傷をもたやすく完治させてしまう魔法の体液を身に備えている。
現に、杏里を音楽室で”面談”するようになってから、肌に艶が戻ってきた気がするほどだ。
これをすべて吸いつくしてしまえば、私の醜い体もきっと元通りになるに違いない。
吸った。
ちゅうちゅうと、貪るように。
しかし、まだ足りない。
もっと、この娘がミイラになるくらいまで、吸い尽くしてやらないと…。
何度もホースのような舌を蜜壺に突っ込んでは、美里は中に溜まった汁を吸いまくった。
そのたびに、杏里の喉が鳴った。
無数の触手と異形の舌が、杏里の体内から生のエキスをすごい勢いで吸い取っていく。
だが、美里の飢えは、まだ収まらない。
これじゃ、まだ足りない。
全然、足りやしない。
舌だけでは、満足できなかった。
この子の身体の中に入り込んで、膣壁や子宮から、直接エキスを吸収したい。
ついでに子宮壁を食い破って、腹腔に溜まる新鮮な血液をすすることができたら、どんなに気持ちいいだろう。
決心した。
やはり、あれを試してみるしかない。
これまで成功したことはないが、杏里が相手なら、きっとうまくいくはずだ。
舌と触手をすべて戻し、美里は杏里の身体を元通り畳の上に横たえた。
脚を開かせ、こぶしを握り、陰部にねじこんだ。
ずぶり。
ほとんど抵抗なく、手首まで入ってしまう。
予想通りだった。
挿入する指を一本ずつ増やして、様子を見るまでもない。
初めから、握ったこぶしで充分だ。
それほどまでにそこは潤って、筋肉も弛緩し切っているのだった。
内部で手を開き、ぐるぐるとかき回す。
隙間から、大量の熱い淫汁がほとばしった。
「あ、ああ、あんっ」
杏里が喘いだ。
思いのほか、大きな声だった。
白目を剥いて失神したまま、感じている。
ずぼずぼ音を立てて、こぶしを出し入れする。
手首に絡みつく肉襞がひどくいやらしい。
穴が更に直径を広げていくのがわかった。
「あう、あう、あうっ」
杏里の喘ぎが激しくなる。
時折海老のように反り返って尻で強く畳を打つ。
「そろそろね」
ぬれそぼったこぶしを抜いて、美里はひとりごちた。
こぶしにべっとりついた愛液を長い舌で舐め取ると、杏里の脚の間に頭を入れる格好で、仰向けに寝転がる。
尖った頭頂部を”穴”に合わせ、杏里の太腿を両手でつかんだ。
「行くよ」
そうしてゆっくりと、美里は頭を持ち上げ始めた。
0
お気に入りに追加
52
あなたにおすすめの小説
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
いつもと違う日常
k33
ホラー
ある日 高校生のハイトはごく普通の日常をおくっていたが...学校に行く途中 空を眺めていた そしたら バルーンが空に飛んでいた...そして 学校につくと...窓にもバルーンが.....そして 恐怖のゲームが始まろうとしている...果たして ハイトは..この数々の恐怖のゲームを クリアできるのか!? そして 無事 ゲームクリアできるのか...そして 現実世界に戻れるのか..恐怖のデスゲーム..開幕!

終焉の教室
シロタカズキ
ホラー
30人の高校生が突如として閉じ込められた教室。
そこに響く無機質なアナウンス――「生き残りをかけたデスゲームを開始します」。
提示された“課題”をクリアしなければ、容赦なく“退場”となる。
最初の課題は「クラスメイトの中から裏切り者を見つけ出せ」。
しかし、誰もが疑心暗鬼に陥る中、タイムリミットが突如として加速。
そして、一人目の犠牲者が決まった――。
果たして、このデスゲームの真の目的は?
誰が裏切り者で、誰が生き残るのか?
友情と疑念、策略と裏切りが交錯する極限の心理戦が今、幕を開ける。
オカルト嫌いJKと言霊使いの先輩書店員
眼鏡猫
ホラー
書店でアルバイトをする女子高生、如月弥生(きさらぎやよい)は大のオカルト嫌い。そんな彼女と同じ職場で働く大学生、琴乃葉紬玖(ことのはつぐむ)は自称霊感体質だそうで、弥生が発する言霊により悪いモノに覆われていると言う。一笑に付す弥生だったが、実は彼女には誰にも言えないトラウマを抱えていた。

女子切腹同好会
しんいち
ホラー
どこにでもいるような平凡な女の子である新瀬有香は、学校説明会で出会った超絶美人生徒会長に憧れて私立の女子高に入学した。そこで彼女を待っていたのは、オゾマシイ運命。彼女も決して正常とは言えない思考に染まってゆき、流されていってしまう…。
はたして、彼女の行き着く先は・・・。
この話は、切腹場面等、流血を含む残酷シーンがあります。御注意ください。
また・・・。登場人物は、だれもかれも皆、イカレテいます。イカレタ者どものイカレタ話です。決して、マネしてはいけません。
マネしてはいけないのですが……。案外、あなたの近くにも、似たような話があるのかも。
世の中には、知らなくて良いコト…知ってはいけないコト…が、存在するのですよ。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる