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第7部 蹂躙のヤヌス
#9 タナトスVsタナトス②
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2度目の絶頂を迎えると、いずなは少しずつ大胆になってきた。
湯船から上がり、ふたりは床にねそべった。
どちらからともなく、お互いの股間に頭を入れ、シックスナインの体勢を取った。
いずなが上、杏里が下である。
飢えた獣のように、互いの秘密を貪り合う。
いずなの舌を、唇を敏感な部分に感じていると、だんだん杏里は大波にさらわれるような気分になってきた。
いずなの穴を責める口がともすれば責めを休止し、喘ぎを漏らし始める。
杏里だけでなく、今やいずなの全身にもローションのような透明な液体がにじんできている。
タナトス特有の、防護液である。
間断なく杏里が喘ぎ始めると、いずなが体を入れ替え、杏里を逆さまのまま、壁にもたせかけた。
Vの字に足を開いたまま、肩と背中で身体を支え、杏里がでんぐり返しの姿勢になる。
膝立ちの姿勢を取ると、いずながむき出しになったその股間に舌を這わせ始めた。
「はうっ」
もがく杏里。
まさか、と思う。
あのいずなに、こんなことされるなんて。
いずなが手を伸ばし、杏里の乳房を揉んできた。
ぐにゃぐにゃとこねくりまわされ、
「あああう」
喘ぎを大きくする杏里。
「杏里のここ、綺麗です」
息を切らせながら、いずなが言う。
「ピンク色で、とってもかわいい」
「もっと」
杏里はもう無我夢中だ。
「もっと言って」
身体をびくびくさせて、うわ言みたいに叫び始める。
「杏里のここ、もうとろとろじゃないですか。何本指が入るか、試してみてもいいですか」
「い、入れて」
逆さまになったまま、腰を振り出す杏里。
「何本でも、好きなだけ」
指が入ってきた。
「わあ、すごい」
いずなが感嘆の声を漏らす。
「ずぶずぶ入っちゃう。2本じゃ足りないみたい」
「も、もっと、もっと太いの、奥まで」
甘えるように杏里は言った。
壁一面の鏡に、とてつもなくいやらしいふたりの姿が映っている。
肌色がうごめき、粘液の音がこだまする。
いずなが立ち上がった。
「もっと、ですか」
指が4本になった。
ずぶり、と湿った音がした。
「こんなエッチな杏里には、おしおきですね」
次にめり込んできたのは、固めたこぶしだった。
ぐじゅ。
入った。
ほとんど抵抗はなかった。
杏里の襞という襞が翻り、挿入されたいずなの手首に巻き付いた。
「あああああああんっ!」
逆さまに姿勢で痙攣する杏里。
倒れ今dファ所を、いずなが抱きかかえる。
杏里はもうぐったりとなっていた。
なんて気持ちがいい。
いずなちゃん、なんて物覚えがいいの。
その耳元にm口をつけて、いずながささやいた。
「さあ、今度は私の番。杏里のお手々を、奥の奥まで入れてくださいな。私のやらしい、とろとろおまんこに」
まるっきり娼婦の口調だった。
目覚めたのだ。
それを聞きながら、杏里は思った。
いずなの中の、タナトスが。
湯船から上がり、ふたりは床にねそべった。
どちらからともなく、お互いの股間に頭を入れ、シックスナインの体勢を取った。
いずなが上、杏里が下である。
飢えた獣のように、互いの秘密を貪り合う。
いずなの舌を、唇を敏感な部分に感じていると、だんだん杏里は大波にさらわれるような気分になってきた。
いずなの穴を責める口がともすれば責めを休止し、喘ぎを漏らし始める。
杏里だけでなく、今やいずなの全身にもローションのような透明な液体がにじんできている。
タナトス特有の、防護液である。
間断なく杏里が喘ぎ始めると、いずなが体を入れ替え、杏里を逆さまのまま、壁にもたせかけた。
Vの字に足を開いたまま、肩と背中で身体を支え、杏里がでんぐり返しの姿勢になる。
膝立ちの姿勢を取ると、いずながむき出しになったその股間に舌を這わせ始めた。
「はうっ」
もがく杏里。
まさか、と思う。
あのいずなに、こんなことされるなんて。
いずなが手を伸ばし、杏里の乳房を揉んできた。
ぐにゃぐにゃとこねくりまわされ、
「あああう」
喘ぎを大きくする杏里。
「杏里のここ、綺麗です」
息を切らせながら、いずなが言う。
「ピンク色で、とってもかわいい」
「もっと」
杏里はもう無我夢中だ。
「もっと言って」
身体をびくびくさせて、うわ言みたいに叫び始める。
「杏里のここ、もうとろとろじゃないですか。何本指が入るか、試してみてもいいですか」
「い、入れて」
逆さまになったまま、腰を振り出す杏里。
「何本でも、好きなだけ」
指が入ってきた。
「わあ、すごい」
いずなが感嘆の声を漏らす。
「ずぶずぶ入っちゃう。2本じゃ足りないみたい」
「も、もっと、もっと太いの、奥まで」
甘えるように杏里は言った。
壁一面の鏡に、とてつもなくいやらしいふたりの姿が映っている。
肌色がうごめき、粘液の音がこだまする。
いずなが立ち上がった。
「もっと、ですか」
指が4本になった。
ずぶり、と湿った音がした。
「こんなエッチな杏里には、おしおきですね」
次にめり込んできたのは、固めたこぶしだった。
ぐじゅ。
入った。
ほとんど抵抗はなかった。
杏里の襞という襞が翻り、挿入されたいずなの手首に巻き付いた。
「あああああああんっ!」
逆さまに姿勢で痙攣する杏里。
倒れ今dファ所を、いずなが抱きかかえる。
杏里はもうぐったりとなっていた。
なんて気持ちがいい。
いずなちゃん、なんて物覚えがいいの。
その耳元にm口をつけて、いずながささやいた。
「さあ、今度は私の番。杏里のお手々を、奥の奥まで入れてくださいな。私のやらしい、とろとろおまんこに」
まるっきり娼婦の口調だった。
目覚めたのだ。
それを聞きながら、杏里は思った。
いずなの中の、タナトスが。
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