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第3章 美少女監禁
#19 醜女の檻③
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食用蛙のような声盛んに吠え、十分潤ったところで母は杏里の顔から降り、やにわにバイブを手に取った。
「おうおうおう!」
大げさに悲鳴を上げながらそれを己の股間に突っ込むと、だぶついた肉の下からバイブを生やしたまま、杏里の腰に跨った。
「さあ、ぐさっと行くよ! 準備はいいかい?」
挿入はスムーズに行き、いざピストン運動という時点で、ぎこちなく母が固まった。
腰が動かないのである。
考えてみれば、これは当たり前だ。
贅肉のつきすぎた母に、腰と腹の区別などない。
しかも体のサイズに比べて足が短く貧弱すぎるため、しっかりと踏んばることができないのだ。
「どうしたもんかねえ」
途方に暮れたように、母がつぶやいた。
と、その時だった。
それまで無言で母に組み敷かれていた杏里が、下からふいに言ったのだ。
「大丈夫です。私が上になりますから」
母がぽかんと口を開けるのがわかった。
生贄にこんなことを言われるのは初めてだったからだろう。
虚を突かれたような表情で、杏里をじっと見つめ返す。
「お母さんが仰向けに寝てください。騎上位なら、腰を痛めずに済むはずです」
「い、いいのかい?」
「はい。経験はありますから」
「じゃあ、お言葉に甘えて」
母が仰向けに寝そべった。
高くそびえる腹に、杏里がよじ登る。
自分の秘部からそびえる双頭バイブに片手を添えると、母の股間めがけて、ゆっくり腰を沈めていった。
「あふう」
吐息をついたのは、母のほうだった。
「すごい。一発だよ。一発で収まった」
「では、行きます」
木馬を漕ぐような感じで、腰を前後に動かし始める杏里。
決して嫌がっているふうではなく、その横顔はなぜか真剣そのものだ。
「いいよ。いい」
杏里がスピードを速めると、母がよがり出した。
「う、うまいね。おまえさん、ほ、ほんとに、素人かい? よどみのクラスメート、だなんて、う、うそだろ?」
「しゃべらないでください。気が散ります」
杏里がぴしりと叱った。
「そ、そうだね」
黙り込んだ母の醜い顔が、次第に赤黒く変色し始める。
「あひ、す、すごい。奥まで、届いてる」
「痛いですか? 痛くなったら言ってくださいね」
「痛いもんか。むしろその逆だよ。あふ、このままだと、き、気持ちよすぎて、長くは耐えられそうにないよ」
太郎相手にも見せたように、杏里の腰使いは巧妙だった。
円を描くように尻を回していき、さまざまに角度を変えて母を責め立てている。
そのうえ、両手で母のしなびた乳房を愛撫し始めたのには正直驚いた。
この化け物相手にここまでサービスする人間なんて、プロのデリヘル嬢の中にもいないに違いない。
「ああ、いいよ、いい」
母が全身の贅肉を震わせて、切なげにうめく。
私はずっと驚かされっ放しだった。
こんなにも受け身で大人しい母を見るのは、初めての経験なのだ。
「イ、イク前に、ひとつ、お願いを聞いてくれないかね」
杏里の上下運動に息を弾ませながら、母が懇願した。
「何ですか?」
杏里の声は、なぜか限りなく優しい。
「私に、キスを、キスをしてくれないかい?」
子供が親にお菓子をねだるような顔をしている。
「恥を承知で言うとさ、ぶっちゃけあたし、生まれてから一度もひとにキスされたことがないんだよ」
母が、はにかんだように笑い、心底恥ずかしそうに言った。
その言葉を聞いた途端だった。
私の目に、どっと熱いものがあふれてきた。
同じだったのだ。
母も、私と同じだったのだ。
当たり前のことだけど、今やっとそれが、本物の痛みとして実感できた。
母もずっと苦しんでいたのだ。
母の巨体の奥の奥にある孤独な魂は、私のものとまるで同じだったのだ…。
「お安いご用です」
ゆっくり腰を動かしながら、澄ました顔で杏里が答えた。
「こんな私でよかったら…。じゃあ、とびっきり熱いディープキスなんて、いかがですか?」
そうして、私は見た。
肉に埋もれた母の目尻から、一筋綺麗な涙が流れるのを…。
「おうおうおう!」
大げさに悲鳴を上げながらそれを己の股間に突っ込むと、だぶついた肉の下からバイブを生やしたまま、杏里の腰に跨った。
「さあ、ぐさっと行くよ! 準備はいいかい?」
挿入はスムーズに行き、いざピストン運動という時点で、ぎこちなく母が固まった。
腰が動かないのである。
考えてみれば、これは当たり前だ。
贅肉のつきすぎた母に、腰と腹の区別などない。
しかも体のサイズに比べて足が短く貧弱すぎるため、しっかりと踏んばることができないのだ。
「どうしたもんかねえ」
途方に暮れたように、母がつぶやいた。
と、その時だった。
それまで無言で母に組み敷かれていた杏里が、下からふいに言ったのだ。
「大丈夫です。私が上になりますから」
母がぽかんと口を開けるのがわかった。
生贄にこんなことを言われるのは初めてだったからだろう。
虚を突かれたような表情で、杏里をじっと見つめ返す。
「お母さんが仰向けに寝てください。騎上位なら、腰を痛めずに済むはずです」
「い、いいのかい?」
「はい。経験はありますから」
「じゃあ、お言葉に甘えて」
母が仰向けに寝そべった。
高くそびえる腹に、杏里がよじ登る。
自分の秘部からそびえる双頭バイブに片手を添えると、母の股間めがけて、ゆっくり腰を沈めていった。
「あふう」
吐息をついたのは、母のほうだった。
「すごい。一発だよ。一発で収まった」
「では、行きます」
木馬を漕ぐような感じで、腰を前後に動かし始める杏里。
決して嫌がっているふうではなく、その横顔はなぜか真剣そのものだ。
「いいよ。いい」
杏里がスピードを速めると、母がよがり出した。
「う、うまいね。おまえさん、ほ、ほんとに、素人かい? よどみのクラスメート、だなんて、う、うそだろ?」
「しゃべらないでください。気が散ります」
杏里がぴしりと叱った。
「そ、そうだね」
黙り込んだ母の醜い顔が、次第に赤黒く変色し始める。
「あひ、す、すごい。奥まで、届いてる」
「痛いですか? 痛くなったら言ってくださいね」
「痛いもんか。むしろその逆だよ。あふ、このままだと、き、気持ちよすぎて、長くは耐えられそうにないよ」
太郎相手にも見せたように、杏里の腰使いは巧妙だった。
円を描くように尻を回していき、さまざまに角度を変えて母を責め立てている。
そのうえ、両手で母のしなびた乳房を愛撫し始めたのには正直驚いた。
この化け物相手にここまでサービスする人間なんて、プロのデリヘル嬢の中にもいないに違いない。
「ああ、いいよ、いい」
母が全身の贅肉を震わせて、切なげにうめく。
私はずっと驚かされっ放しだった。
こんなにも受け身で大人しい母を見るのは、初めての経験なのだ。
「イ、イク前に、ひとつ、お願いを聞いてくれないかね」
杏里の上下運動に息を弾ませながら、母が懇願した。
「何ですか?」
杏里の声は、なぜか限りなく優しい。
「私に、キスを、キスをしてくれないかい?」
子供が親にお菓子をねだるような顔をしている。
「恥を承知で言うとさ、ぶっちゃけあたし、生まれてから一度もひとにキスされたことがないんだよ」
母が、はにかんだように笑い、心底恥ずかしそうに言った。
その言葉を聞いた途端だった。
私の目に、どっと熱いものがあふれてきた。
同じだったのだ。
母も、私と同じだったのだ。
当たり前のことだけど、今やっとそれが、本物の痛みとして実感できた。
母もずっと苦しんでいたのだ。
母の巨体の奥の奥にある孤独な魂は、私のものとまるで同じだったのだ…。
「お安いご用です」
ゆっくり腰を動かしながら、澄ました顔で杏里が答えた。
「こんな私でよかったら…。じゃあ、とびっきり熱いディープキスなんて、いかがですか?」
そうして、私は見た。
肉に埋もれた母の目尻から、一筋綺麗な涙が流れるのを…。
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