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第3章 美少女監禁
#18 醜女の檻②
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どれほどの時間が経ったのか。
耳に響く奇妙な音に、私はふと我に返った。
上半身を起こし、かすむ目で音のほうを見た。
ベッドの上に母が胡坐をかいて座っている。
三段腹の醜い姿である。
その頭上で、全裸の杏里が揺れていた。
両手を天井から下がったロープで縛られている。
いや、それだけではなかった。
杏里は跳馬の最中の体操選手のような格好で、一直線になるよう、両脚を180度開いている。
それぞれの足首がロープで縛られ、その高さになるようにやはり天井から吊るされているのだ。
問題は、その股間の部分だった。
杏里のむき出しになった陰部に、母が黒光りのするバイブを激しく出し入れしているのである。
見覚えのある玩具だった。
母お気に入りのそれは、強化ゴム製の子供の腕ほどの太さもある凶悪なバイブレーターだ。
元は双頭になっていて極太の竿の両側に人工の亀頭がついているのだが、今はその片方を使って杏里を責めているのだ。
生肉を叩くような音は、そこから出ているのだった。
「杏里…」
見上げると、杏里は顔を心持ちのけぞらせ、目を閉じ、歯を固く食いしばっていた。
全身が艶やかに光って見えるのは、あのタナトス特有の分泌液が肌という肌からにじみ出ているからだろう。
「このくらいほぐれてくれば、もういけるかねえ」
母が満足げにひとりごちて、バイブを傍らに置いた。
次の展開を想像して私は蒼白になった。
だめだ。
このままでは、杏里が壊れてしまう。
首の後ろがじんじんする。
それでも鉄格子にしがみついて立ち上がると、私はよろよろとベッドに近づいた。
杏里が目を開けて私を見たのは、その時だった。
意外に正気を保った目をしている。
ふいに杏里の口が動き、
「来ないで」
そう言ったように見えた。
「え?」
私は訊き返そうとした。
その逡巡が手遅れにつながった。
止める暇もなかった。
「1本や2本じゃ、この子のここは満足しないだろうからねえ」
手刀の形にそろえた右手の4本の指。
それを母がバイブの代わりに、杏里の陰部にいきなり突っ込んだのだ。
めりめりと音が聞こえてくるようだった。
「うおおお、すごいよ! まるで吸い込まれるみたいだ!」
母が歓声を上げた。
あっという間に、杏里の体内に母のグローブのような手が飲み込まれた。
「あうっ」
杏里が苦しげに叫び、首を左右に打ち振った。
「ほおら、どうだい? 感じるだろ? いまだかつて感じたことにない快感だろう?」
母がくりぐりと腕をねじった。
杏里の下腹が明らかに膨らんできていた。
手首まで飲み込まれた母の腕が、ピストンよろしく上下に動き始める。
「くっ」
杏里の両脚が痙攣した。
足の指が吊ったようにぴんと立っていた。
母の手首と杏里の局部の間から、透明な汁があふれ出してきた。
それは母の太い腕を伝うと、ぽたぽたと音を立ててベッドに染みをつくった。
「うほう、ちゃんと感じてるじゃないか」
母はベッドの上で中腰になると、右手を杏里の股間に突き立てたまま、その乳房を口に含んだ。
乳首をちゅうちゅう吸いながら、左手でもう一方の乳房を揉みしだく。
杏里の背中が次第に反り返り、白い喉が上を向いた。
口が開き、その隙間から舌が現れた。
はあはあはあ…。
杏里が喘ぐ。
苦しげな喘ぎが、徐々に悩ましい響きを帯びていく。
それを耳にし、杏里の横顔を見つめているうちに、きゅんと胸が苦しくなってきた。
私が感じているのは、嫉妬だった。
杏里は、悦んでいる。
母にこんなにされても、悦んでいるのだ…。
それは母にも伝わったらしい。
「いい子だ。おまえは、本当にいい子だね」
杏里の平らな腹に頬ずりしながら、母がうっとりとつぶやいた。
「あたしゃ、したくなってきちまったよ。ちょっと腰に響くかもしれないけど、久しぶりにやってみるかねえ」
やがてベッドの上に立ち上がると、そんなことを言いながら、杏里の戒めを解き始める。
ベッドに杏里を仰向けに横たえ、おもむろにその顔の上にまたがった。
「その前に、ちょっと舐めておくれ。ずうっとご無沙汰だったから、少し湿らせておかないとね」
拒否するかと思いきや、杏里は無抵抗だった。
すぐにぺちゃぺちゃという、子猫が皿のミルクを舐めるような音が聞こえ始めた。
私は愕然となった。
母のあそこを平気で舐める人間なんて、初めて見た。
完全に頭が混乱してしまっていた。
どうして…?
どうして杏里、あなたは、そんなことまでしなきゃならないの?
「ああ…いいよ…おまえは、クンニの天才だねえ」
私の混乱をよそに、今度は母が喘いだ。
「そう、そこ…おまえさん、よくわかってるじゃないか。あたしゃ、そこが一番感じるんだよ…」
耳に響く奇妙な音に、私はふと我に返った。
上半身を起こし、かすむ目で音のほうを見た。
ベッドの上に母が胡坐をかいて座っている。
三段腹の醜い姿である。
その頭上で、全裸の杏里が揺れていた。
両手を天井から下がったロープで縛られている。
いや、それだけではなかった。
杏里は跳馬の最中の体操選手のような格好で、一直線になるよう、両脚を180度開いている。
それぞれの足首がロープで縛られ、その高さになるようにやはり天井から吊るされているのだ。
問題は、その股間の部分だった。
杏里のむき出しになった陰部に、母が黒光りのするバイブを激しく出し入れしているのである。
見覚えのある玩具だった。
母お気に入りのそれは、強化ゴム製の子供の腕ほどの太さもある凶悪なバイブレーターだ。
元は双頭になっていて極太の竿の両側に人工の亀頭がついているのだが、今はその片方を使って杏里を責めているのだ。
生肉を叩くような音は、そこから出ているのだった。
「杏里…」
見上げると、杏里は顔を心持ちのけぞらせ、目を閉じ、歯を固く食いしばっていた。
全身が艶やかに光って見えるのは、あのタナトス特有の分泌液が肌という肌からにじみ出ているからだろう。
「このくらいほぐれてくれば、もういけるかねえ」
母が満足げにひとりごちて、バイブを傍らに置いた。
次の展開を想像して私は蒼白になった。
だめだ。
このままでは、杏里が壊れてしまう。
首の後ろがじんじんする。
それでも鉄格子にしがみついて立ち上がると、私はよろよろとベッドに近づいた。
杏里が目を開けて私を見たのは、その時だった。
意外に正気を保った目をしている。
ふいに杏里の口が動き、
「来ないで」
そう言ったように見えた。
「え?」
私は訊き返そうとした。
その逡巡が手遅れにつながった。
止める暇もなかった。
「1本や2本じゃ、この子のここは満足しないだろうからねえ」
手刀の形にそろえた右手の4本の指。
それを母がバイブの代わりに、杏里の陰部にいきなり突っ込んだのだ。
めりめりと音が聞こえてくるようだった。
「うおおお、すごいよ! まるで吸い込まれるみたいだ!」
母が歓声を上げた。
あっという間に、杏里の体内に母のグローブのような手が飲み込まれた。
「あうっ」
杏里が苦しげに叫び、首を左右に打ち振った。
「ほおら、どうだい? 感じるだろ? いまだかつて感じたことにない快感だろう?」
母がくりぐりと腕をねじった。
杏里の下腹が明らかに膨らんできていた。
手首まで飲み込まれた母の腕が、ピストンよろしく上下に動き始める。
「くっ」
杏里の両脚が痙攣した。
足の指が吊ったようにぴんと立っていた。
母の手首と杏里の局部の間から、透明な汁があふれ出してきた。
それは母の太い腕を伝うと、ぽたぽたと音を立ててベッドに染みをつくった。
「うほう、ちゃんと感じてるじゃないか」
母はベッドの上で中腰になると、右手を杏里の股間に突き立てたまま、その乳房を口に含んだ。
乳首をちゅうちゅう吸いながら、左手でもう一方の乳房を揉みしだく。
杏里の背中が次第に反り返り、白い喉が上を向いた。
口が開き、その隙間から舌が現れた。
はあはあはあ…。
杏里が喘ぐ。
苦しげな喘ぎが、徐々に悩ましい響きを帯びていく。
それを耳にし、杏里の横顔を見つめているうちに、きゅんと胸が苦しくなってきた。
私が感じているのは、嫉妬だった。
杏里は、悦んでいる。
母にこんなにされても、悦んでいるのだ…。
それは母にも伝わったらしい。
「いい子だ。おまえは、本当にいい子だね」
杏里の平らな腹に頬ずりしながら、母がうっとりとつぶやいた。
「あたしゃ、したくなってきちまったよ。ちょっと腰に響くかもしれないけど、久しぶりにやってみるかねえ」
やがてベッドの上に立ち上がると、そんなことを言いながら、杏里の戒めを解き始める。
ベッドに杏里を仰向けに横たえ、おもむろにその顔の上にまたがった。
「その前に、ちょっと舐めておくれ。ずうっとご無沙汰だったから、少し湿らせておかないとね」
拒否するかと思いきや、杏里は無抵抗だった。
すぐにぺちゃぺちゃという、子猫が皿のミルクを舐めるような音が聞こえ始めた。
私は愕然となった。
母のあそこを平気で舐める人間なんて、初めて見た。
完全に頭が混乱してしまっていた。
どうして…?
どうして杏里、あなたは、そんなことまでしなきゃならないの?
「ああ…いいよ…おまえは、クンニの天才だねえ」
私の混乱をよそに、今度は母が喘いだ。
「そう、そこ…おまえさん、よくわかってるじゃないか。あたしゃ、そこが一番感じるんだよ…」
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