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第3章 美少女監禁

#13 とろける肉①

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 母屋の風呂場から熱い湯を汲んできて、濡らしたタオルで丁寧に杏里の身体を拭いてやる。
 媚薬の効果がまだ持続しているのだろう。
 耳の後ろ、うなじ、腋の下、へそを拭いただけで、杏里はそのたびに、ぴくんぴくんと下腹を痙攣させ、小声で喘いだ。
 太腿の裏、陰部の周囲、内側、アナルの中まで舐めるように拭いてやる。
 あれほど太郎に突き回されたのに、不思議なことに杏里の陰唇は少しもただれていなかった。
 そこがまるで生まれたばかりのようにすべすべしていることに、私は正直嫉妬した。
 積年の自慰で色素が沈着してしまった私の醜いあそことは大違いだったからだ。
 反応しながらも目を覚まさない杏里を新しいシーツに横たえると、私は部屋の模様替えにかかった。
 まず、ビニールシートをはがし、また焼却炉に捨てた。
 外が暗くなってきていたので、蛍光灯をつけ、明かり採りの窓を閉めた。
 モップで床の汚れを取ると、乾いた雑巾で水分をふき取り、消臭剤を撒く。
 床が綺麗になったところで、その上からカーペットを敷いた。
 杏里と一緒にショッピングセンターで買った、杏里お気に入りの色合いのものである。
 次に鏡台を奥から出してくると、ベッドの横に置いて三面鏡を広げた。
 角度を調節して、ベッドの上の杏里の全身が映るようにする。
 丸テーブルの上に、バッグから取り出した小道具を並べていく。
 底から杏里と一緒に買ったあのきわどい水着が出てきたので、さっそく着せてみることにした。
 そもそもこの水着、当然のことながら自分が着るために買ったのではない。
 すべてはこの時のためだったのだ。
 股間から紐のような部分を通し、乳首の先端を隠す形でうなじまで伸ばす。
 そこで二本の紐を縛り、あとは腰のところから出ている紐で胴を縛ると、それでようやく水着は装着完了だ。
 腿の間からV字型に切れ上がった二本の紐が、突き出た乳房の先をかすめ、首の後ろでひとつに結ばれて、かろうじてバランスを保っている。
 うつ伏せにして確かめると、臀部は完全なTバックで、尻の合間に食い込んだ極細のGストリングス以外、杏里はほとんど何も着ていないに等しかった。
 私は切ないため息を漏らした。
 そんな猥褻きわまりない水着が、この豊満な肢体の美少女には本当によく似合う。
 ひと通り準備が終わると、自分も服を脱いだ。
 ジーンズも脱ぎ、下着も脱ぎ捨てる。
 三面鏡に、醜い裸体を映してみた。
 凹凸のない、固太りの男みたいな体。
 その体に比して手足はか細く、肘と膝が松の枝の節みたいにふくらんでいるので、全体的に気味の悪い昆虫みたいな印象だ。
 この醜い体で杏里を抱く。
 そう思うだけで心が震えてきた。
 太腿のつけ根に指を這わせると、思った通り湿っていた。
 脱ぎ捨てたショーツを見ると、股の間がじっとりと変色している。
 太郎と杏里の痴態を目の当たりにして、私はあっけなく濡れてしまったのだ。
 全身に香水をふりかけ、杏里の横に腰をかける。
 媚薬クリームがまだ半分以上残っているのを確かめて、両の手のひらで愛撫するようにじっくりと杏里の肌に塗っていく。
 今度は乳房と陰核だけでなく、体中の肌に塗り込むのだ。
 喉や耳の後ろ、腋の下はもちろんのこと、手と足の指の間にまですり込んでやる。
 杏里の肌は汗とは違うオイルみたいな液を分泌しているから、クリームがよく伸びた。
 全身に隈なく塗りこんだところで、ようやく杏里が目を開けた。
 その瞳はとろんとしていて、今にも溶け出して流れてしまいそうだ。
「よどみ…」
 杏里がかすれた声で言った。
「体が、熱い…。今度は、何…したの?」
 
 
 

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