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淫蕩な秘密④
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乙都の躰の重みで、三つ折れ式の仕切りドアが向こうに開いた。
丸い裸の肩でそれを押すようにして、浴室に足を踏み入れる。
手前が洗い場で、その奥にバスタブがある。
バスタブの中には当然まだお湯は入っておらず、浴室の中は冷え冷えとしていた。
「先に躰を洗ってあげるね」
シャワーのノズルを手に取って、蓮月が言った。
先にって・・・?
その後に何かあるってこと?
乙都はバスタブに腿の裏側が当たるところまで追い詰められ、これ以上、さがれない。
「ねえ、レンゲちゃん、ほんと、どうしちゃったっていうの? さっきからちょっと変だよ?」
しきりに言いつのるが、蓮月の表情は変わらない。
獲物を狙う野良猫のような目つきで、乙の裸身をじっとりと見つめている。
蓮月がコックをひねり、右手に握ったノズルからお湯を出す。
激しく吹き出したお湯を自分の胸に当て、味わうように目を閉じる。
砲弾型に突き出た巨乳の頂でつんと上を向いた薔薇色の乳首が、水流に晒されて細かく震えている。
誘うように震える勃起したその蕾から、乙都は思わず目を逸らす。
「ほら」
と、いきなりお湯を浴びせかけられ、乙都は身をよじった。
蓮月は乙都の乳房めがけてノズルを向けている。
お湯の勢いはかなり強く、水流に晒された乳首に痺れるような感覚が芽生えた。
「や、やめ、て」
反射的に腕で胸を隠す乙都。
意志に反して、薔薇色の肉の芽が硬く尖り始めたのだ。
「ならここは?」
蓮月がノズルの向きを変えた。
次に水流が浴びせかけられたのは、乙都の下半身だった。
乙都は自分がまだTバックショーツを穿いたままだということに気づき、赤くなった。
オフホワイトのショーツがお湯で濡れてみるみるうちに透けていく。
衛生のために乙都は体毛を剃っている。
だから股間は人形のようにつるりとしている。
だから、尻に向けて優雅なカーブを描いた内腿と内腿の間の部位に、縦長の亀裂が入っているのが丸見えだ。
フロントの部分の布が透け、今やその肉に刻まれた切れ込みがすっかり浮き出てしまっている。
ショーツのサイズが小さく、もとより食い込み気味なので、性器の輪郭がデフォルメされたようにくっきり見えてしまっているのだ。
それこそ、目を凝らせば、”唇”の間からのぞく肉の”真珠”の頭さえ見て取れるほどだった。
「やめて、だめ」
乙都は右手を下ろし、手のひらであわてて股間を隠した。
「オトったら、とってもセクシー」
いっぱいまでコックをひねり、シャワーの水流の勢いをマックスまで上げながら、蓮月が言った。
右手がはずれ、ガードがお留守になった乙都の右の乳房に水流が襲いかかる。
強い力で乳首が弾かれ、乙都の喉からくぐもった喘ぎが漏れる。
き、気持ち、いい・・・。
なんて、快感、なのかしら・・・。
いったん意識したら、もうダメだった。
乙都の両手が、だらりと身体の脇に下がった。
無防備に曝け出された丸い乳房に、容赦なく大量のお湯が浴びせかけられる。
「ああ・・・」
たまらずバスタブの縁に尻をつけると、無意識のうちに乙都は、襲い来る水流に向かって自ら胸を突き出し、淫らに身悶え始めていた。
丸い裸の肩でそれを押すようにして、浴室に足を踏み入れる。
手前が洗い場で、その奥にバスタブがある。
バスタブの中には当然まだお湯は入っておらず、浴室の中は冷え冷えとしていた。
「先に躰を洗ってあげるね」
シャワーのノズルを手に取って、蓮月が言った。
先にって・・・?
その後に何かあるってこと?
乙都はバスタブに腿の裏側が当たるところまで追い詰められ、これ以上、さがれない。
「ねえ、レンゲちゃん、ほんと、どうしちゃったっていうの? さっきからちょっと変だよ?」
しきりに言いつのるが、蓮月の表情は変わらない。
獲物を狙う野良猫のような目つきで、乙の裸身をじっとりと見つめている。
蓮月がコックをひねり、右手に握ったノズルからお湯を出す。
激しく吹き出したお湯を自分の胸に当て、味わうように目を閉じる。
砲弾型に突き出た巨乳の頂でつんと上を向いた薔薇色の乳首が、水流に晒されて細かく震えている。
誘うように震える勃起したその蕾から、乙都は思わず目を逸らす。
「ほら」
と、いきなりお湯を浴びせかけられ、乙都は身をよじった。
蓮月は乙都の乳房めがけてノズルを向けている。
お湯の勢いはかなり強く、水流に晒された乳首に痺れるような感覚が芽生えた。
「や、やめ、て」
反射的に腕で胸を隠す乙都。
意志に反して、薔薇色の肉の芽が硬く尖り始めたのだ。
「ならここは?」
蓮月がノズルの向きを変えた。
次に水流が浴びせかけられたのは、乙都の下半身だった。
乙都は自分がまだTバックショーツを穿いたままだということに気づき、赤くなった。
オフホワイトのショーツがお湯で濡れてみるみるうちに透けていく。
衛生のために乙都は体毛を剃っている。
だから股間は人形のようにつるりとしている。
だから、尻に向けて優雅なカーブを描いた内腿と内腿の間の部位に、縦長の亀裂が入っているのが丸見えだ。
フロントの部分の布が透け、今やその肉に刻まれた切れ込みがすっかり浮き出てしまっている。
ショーツのサイズが小さく、もとより食い込み気味なので、性器の輪郭がデフォルメされたようにくっきり見えてしまっているのだ。
それこそ、目を凝らせば、”唇”の間からのぞく肉の”真珠”の頭さえ見て取れるほどだった。
「やめて、だめ」
乙都は右手を下ろし、手のひらであわてて股間を隠した。
「オトったら、とってもセクシー」
いっぱいまでコックをひねり、シャワーの水流の勢いをマックスまで上げながら、蓮月が言った。
右手がはずれ、ガードがお留守になった乙都の右の乳房に水流が襲いかかる。
強い力で乳首が弾かれ、乙都の喉からくぐもった喘ぎが漏れる。
き、気持ち、いい・・・。
なんて、快感、なのかしら・・・。
いったん意識したら、もうダメだった。
乙都の両手が、だらりと身体の脇に下がった。
無防備に曝け出された丸い乳房に、容赦なく大量のお湯が浴びせかけられる。
「ああ・・・」
たまらずバスタブの縁に尻をつけると、無意識のうちに乙都は、襲い来る水流に向かって自ら胸を突き出し、淫らに身悶え始めていた。
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