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第4部 ヒバナ、エンプティハート!
#9 ミューティション
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文様をあらかじめ"玄武"にセットした腕輪を緋美子にはめさせ、額に埋め込まれた霊界端末に"みたまうつし"を行う。
前回に比べると事はスムーズに進行し、変異は無事終了した。
ただし、神獣の形質が発現したのは、やはり一部分だけだった。
今回の変化は左腕に現れた。
「これは、盾かな」
気を失って横たわる少女の左腕を持ち上げてしげしげと眺めながら、ナギが言った。
少女の左の上腕部に、スケートボードのような形をした硬く厚い第二の表皮が形成されている。
「背中に亀の甲羅ができなくてよかったよ。この程度ならこの子の美しさは損なわれない」
ナギの声にほっとしたような調子が混じる。
「一応、白虎の右腕で攻撃、左手の玄武の盾で防御、という戦闘スタイルで行けそうだけど、まだそんなに強そうじゃないわ」
白衣にマスクといった出で立ちのナミが、しかつめらしい表情で言う。
「一度実力を試しておいたほうがいいかも。主様の細胞で、手ごろなモンスターをいくつか造って、けしかけてみよう」
「そうだね。それに、あたし、またいいこと思いついちゃったし」
ナミがつぶやく。
「なんだい? いいことって」
「緋美子が神獣を宿したこと、ヒバナに隠し切れると思う? 仮にヒバナ本人はだませたとしても、レオンとミミはだませない。現にきょうもあの二人、緋美子のこと、警戒してた」
「んー、それはまずいな」
ナギが顎をなでながら、顔をしかめる。
「でしょ? だったら、どうするべきだと思う?」
ナミが上目遣いに兄を見る。
「隠せないなら、隠さなければいいってことか」
「そう。緋美子には腕輪もさせるし、額に絆創膏も貼らない。ヒバナが同類だと気づくように仕向ける。緊急のときは、自分で腕輪をセットアップできるように、潜在意識にコードを刷り込んでおく」
「ふうん、で、そのあとは?」
「ヒバナに、緋実子のことを、味方だと思わせるシチュエーションを作り出す。未知の守護獣の導きで、腕輪を授けられた常世の戦士のひとりだと、ね」
「信じるかな」
「緋美子の人柄は知ってるでしょ? 誰がこの子を疑うと思う?」
「問題はレオンたちだな」
「一応、緋美子の心にシールドを張ってある。彼ら程度のPSY能力では、あたしの精神シールドは破れない。色々疑われるでしょうけど、尻尾さえつかませなければどうにでもなる」
「最悪、朱雀と青竜のダウンロードが終わるまで、ごまかすことができればいいということか」
「あたしたちのことを口にしたり思ったりしないように、緋美子の心をコントロールするのが面倒だけど、まあそれも、あたし次第でなんとでもなるし」
「安奈ちゃんとは友達になれたしね」
「そう、それもいつか切り札として使えるわ」
言いながら、ナミが緋美子の腕輪のリングを回し、変身を解除した。
変形していた左腕が、少しずつ元の形に戻っていく。
「しかし、この衣装、いくらなんでもちょっとエロすぎたかな」
ナギが頭を掻きながらぼやく。
「ナミの注文どおりの品をネット通販で買ったんだけどさ。まさかここまでとは思ってもみなかったよ」
「戦闘服、いずれ別に何か考えてあげなきゃね」
肉感的な肢体のほとんどの部分を露出させて仰臥する緋美子を見下ろして、双子の話題は妙な方向にずれていく。
「やれやれ、もうあんまり時間がないってのに、僕らはヒバナにこだわりすぎだな」
やがて、ふあああと空気の抜けたようなあくびをもらすと、ナギが言った。
「あたしは障害をひとつひとつ確実に除去していかないと気がすまないタチなの。シンとレイナを倒したアイツを野放しにして、先になんて進めない」
ナミは相変わらず不機嫌な表情を崩そうとしない。
「ナミがそんなに同胞思いだったなんて、知らなかったよ。ま、僕は僕で、こっちの計画を進めておくから、期待しててね。じゃ、もう寝るから、僕はこれで」
「モンスターの手配、頼んだよ」
去っていく兄の背中にナミが叫ぶ。
「それから、この子を家まで送る車の手配もね」
「わかってるって」
エレベーターに乗り込みながら、後ろ向きのまま片手を上げるナギ。
「初陣だよ。緋美子、がんばるよ」
いまだ目覚めない少女の頬にそっと両手を当て、ささやくようにナミは言った。
◇
オープンスクールのあった翌日の夜、『アイララ』に出勤したヒバナは、先に来ていた緋美子を一目見て、言葉を失った。
緋美子の額に、自分のものと同じ、青い宝石が光っている。
しかも、左腕にはやはりヒバナがしているのとそっくりの、五重のリングで構成された腕輪をはめているのだ。
「おそろいかい?」
店長が陽気に声をかけてきたが、ヒバナはひきつった笑顔を返すことしかできなかった。
「レオン、これどういうこと?」
仕事をこなしながら、頭の中でレオンに話しかけてみる。
ーわからねえ。あの子の心、なんだか鎧みたいに硬くて、ぜんぜん読めないんだー
レオンはレイナとの一戦でおのれのアイデンティティを取り戻して以来、若干だがテレパスめいた力を発揮できるようになっていた。閉じこめられていた氷の檻から水島光男に感応できたのもそのせいだ。
しかし、緋美子に対しては、その力がまるで働かないのだという。
ー本人に直接聞いてみろよー
そうレオンが言うので、店長に頼み込み、今晩は緋美子と同じ時間に上がることにして、帰りの更衣室でやっと話しかけることができた。
が、緋美子の返事は、
「友達にもらったんです」
という要領に得ないものだった。
「友達って、誰? たとえばそれって、カメレオンとかヒルとかフクロウとか、そういう人間じゃない、魔法少女の使い魔みたいなやつ?」
重ねてたずねても、首をひねって、
「よく思い出せないんです。それに、使い魔って何の話ですか?」
そう言うばかりなのだ。
レオンによると、嘘をついているわけではなく、本当に記憶にないという感じだ、ということだった。
ヒバナはきのうのことを思い返してみた。
あれからひずみと合流し、一通り校内を見て回った後、最後にもう一度、陸上部のコーナーに立ち寄ってみた。
緋美子が片づけを終えるのを待ち、三人で近所のレストランに入って話し込んだのだが、そのときの彼女は少し疲れ気味に見えたものの、どこといって変わったふうはなかったと思う。
もちろん、額に霊界端末は埋まっていなかったし、腕輪もしていなかったはずだ。
それはその夜の仕事のときも同じで、緋美子は学校でに会ったときのままだった。
すると、アルバイトを終えて家に帰った後、彼女の身に何かが起こったということなのだろうか。
「それ、何か知ってる? そのおでこの宝石と、腕輪の正体」
そうたずねてみたが、
「ただの宝石と腕輪じゃないんですか?」
緋美子は途方にくれたように首を傾げるばかりで、いっこうに埒があかなかった。
言葉少なに自転車を並べ、別れ道にさしかかったときだった。
ヒバナはふと、後方に何かの気配を感じて、振り返った。
街路灯の光の輪からはずれた暗い路地の片隅に、黒々とした影がたたずんでいる。
初めは、酔っ払いかと思った。
短足でずんぐりとした、いかにも中年の男によくあるシルエットだったからである。
男は、大柄な体をユラユラ揺らしながら、ぺたん、ぺたんと妙に響く靴音を立てて、ゆっくりとこちらに向かって歩いてくる。
光の輪がその全身を照らし出したとき、ヒバナはおのれの過ちを悟り、思わずあっと声を上げた。
そこにいたのは、化け物だった。
輪郭は、確かに中年の男である。
しかし、縦に亀裂が入った腹部からのぞいているのは、鋭い歯の列だ。
腹全体が、縦に割れて巨大な口になっている。
その真っ赤な亀裂から、更に赤い、血に染まったような長い舌が垂れ下がっていた。
腕の代わりに生えているのは、先が細かく枝分かれした触手だ。
まさに歩く等身大のイソギンチャク、といった印象の魔物だった。
どうしよう。
ヒバナは一瞬迷った。
緋美子の目の前で変身するのは、さすがにためらわれた。
とりあえず、緋美子を逃がそう。
そう決断し、
「緋美子ちゃん、逃げて」
声をかけようと、緋美子のほうに目をやったときだった。
ヒバナは信じられない光景を目の当たりにして、絶句した。
自分より先に・・・。
緋美子が、変身していたのだ。
前回に比べると事はスムーズに進行し、変異は無事終了した。
ただし、神獣の形質が発現したのは、やはり一部分だけだった。
今回の変化は左腕に現れた。
「これは、盾かな」
気を失って横たわる少女の左腕を持ち上げてしげしげと眺めながら、ナギが言った。
少女の左の上腕部に、スケートボードのような形をした硬く厚い第二の表皮が形成されている。
「背中に亀の甲羅ができなくてよかったよ。この程度ならこの子の美しさは損なわれない」
ナギの声にほっとしたような調子が混じる。
「一応、白虎の右腕で攻撃、左手の玄武の盾で防御、という戦闘スタイルで行けそうだけど、まだそんなに強そうじゃないわ」
白衣にマスクといった出で立ちのナミが、しかつめらしい表情で言う。
「一度実力を試しておいたほうがいいかも。主様の細胞で、手ごろなモンスターをいくつか造って、けしかけてみよう」
「そうだね。それに、あたし、またいいこと思いついちゃったし」
ナミがつぶやく。
「なんだい? いいことって」
「緋美子が神獣を宿したこと、ヒバナに隠し切れると思う? 仮にヒバナ本人はだませたとしても、レオンとミミはだませない。現にきょうもあの二人、緋美子のこと、警戒してた」
「んー、それはまずいな」
ナギが顎をなでながら、顔をしかめる。
「でしょ? だったら、どうするべきだと思う?」
ナミが上目遣いに兄を見る。
「隠せないなら、隠さなければいいってことか」
「そう。緋美子には腕輪もさせるし、額に絆創膏も貼らない。ヒバナが同類だと気づくように仕向ける。緊急のときは、自分で腕輪をセットアップできるように、潜在意識にコードを刷り込んでおく」
「ふうん、で、そのあとは?」
「ヒバナに、緋実子のことを、味方だと思わせるシチュエーションを作り出す。未知の守護獣の導きで、腕輪を授けられた常世の戦士のひとりだと、ね」
「信じるかな」
「緋美子の人柄は知ってるでしょ? 誰がこの子を疑うと思う?」
「問題はレオンたちだな」
「一応、緋美子の心にシールドを張ってある。彼ら程度のPSY能力では、あたしの精神シールドは破れない。色々疑われるでしょうけど、尻尾さえつかませなければどうにでもなる」
「最悪、朱雀と青竜のダウンロードが終わるまで、ごまかすことができればいいということか」
「あたしたちのことを口にしたり思ったりしないように、緋美子の心をコントロールするのが面倒だけど、まあそれも、あたし次第でなんとでもなるし」
「安奈ちゃんとは友達になれたしね」
「そう、それもいつか切り札として使えるわ」
言いながら、ナミが緋美子の腕輪のリングを回し、変身を解除した。
変形していた左腕が、少しずつ元の形に戻っていく。
「しかし、この衣装、いくらなんでもちょっとエロすぎたかな」
ナギが頭を掻きながらぼやく。
「ナミの注文どおりの品をネット通販で買ったんだけどさ。まさかここまでとは思ってもみなかったよ」
「戦闘服、いずれ別に何か考えてあげなきゃね」
肉感的な肢体のほとんどの部分を露出させて仰臥する緋美子を見下ろして、双子の話題は妙な方向にずれていく。
「やれやれ、もうあんまり時間がないってのに、僕らはヒバナにこだわりすぎだな」
やがて、ふあああと空気の抜けたようなあくびをもらすと、ナギが言った。
「あたしは障害をひとつひとつ確実に除去していかないと気がすまないタチなの。シンとレイナを倒したアイツを野放しにして、先になんて進めない」
ナミは相変わらず不機嫌な表情を崩そうとしない。
「ナミがそんなに同胞思いだったなんて、知らなかったよ。ま、僕は僕で、こっちの計画を進めておくから、期待しててね。じゃ、もう寝るから、僕はこれで」
「モンスターの手配、頼んだよ」
去っていく兄の背中にナミが叫ぶ。
「それから、この子を家まで送る車の手配もね」
「わかってるって」
エレベーターに乗り込みながら、後ろ向きのまま片手を上げるナギ。
「初陣だよ。緋美子、がんばるよ」
いまだ目覚めない少女の頬にそっと両手を当て、ささやくようにナミは言った。
◇
オープンスクールのあった翌日の夜、『アイララ』に出勤したヒバナは、先に来ていた緋美子を一目見て、言葉を失った。
緋美子の額に、自分のものと同じ、青い宝石が光っている。
しかも、左腕にはやはりヒバナがしているのとそっくりの、五重のリングで構成された腕輪をはめているのだ。
「おそろいかい?」
店長が陽気に声をかけてきたが、ヒバナはひきつった笑顔を返すことしかできなかった。
「レオン、これどういうこと?」
仕事をこなしながら、頭の中でレオンに話しかけてみる。
ーわからねえ。あの子の心、なんだか鎧みたいに硬くて、ぜんぜん読めないんだー
レオンはレイナとの一戦でおのれのアイデンティティを取り戻して以来、若干だがテレパスめいた力を発揮できるようになっていた。閉じこめられていた氷の檻から水島光男に感応できたのもそのせいだ。
しかし、緋美子に対しては、その力がまるで働かないのだという。
ー本人に直接聞いてみろよー
そうレオンが言うので、店長に頼み込み、今晩は緋美子と同じ時間に上がることにして、帰りの更衣室でやっと話しかけることができた。
が、緋美子の返事は、
「友達にもらったんです」
という要領に得ないものだった。
「友達って、誰? たとえばそれって、カメレオンとかヒルとかフクロウとか、そういう人間じゃない、魔法少女の使い魔みたいなやつ?」
重ねてたずねても、首をひねって、
「よく思い出せないんです。それに、使い魔って何の話ですか?」
そう言うばかりなのだ。
レオンによると、嘘をついているわけではなく、本当に記憶にないという感じだ、ということだった。
ヒバナはきのうのことを思い返してみた。
あれからひずみと合流し、一通り校内を見て回った後、最後にもう一度、陸上部のコーナーに立ち寄ってみた。
緋美子が片づけを終えるのを待ち、三人で近所のレストランに入って話し込んだのだが、そのときの彼女は少し疲れ気味に見えたものの、どこといって変わったふうはなかったと思う。
もちろん、額に霊界端末は埋まっていなかったし、腕輪もしていなかったはずだ。
それはその夜の仕事のときも同じで、緋美子は学校でに会ったときのままだった。
すると、アルバイトを終えて家に帰った後、彼女の身に何かが起こったということなのだろうか。
「それ、何か知ってる? そのおでこの宝石と、腕輪の正体」
そうたずねてみたが、
「ただの宝石と腕輪じゃないんですか?」
緋美子は途方にくれたように首を傾げるばかりで、いっこうに埒があかなかった。
言葉少なに自転車を並べ、別れ道にさしかかったときだった。
ヒバナはふと、後方に何かの気配を感じて、振り返った。
街路灯の光の輪からはずれた暗い路地の片隅に、黒々とした影がたたずんでいる。
初めは、酔っ払いかと思った。
短足でずんぐりとした、いかにも中年の男によくあるシルエットだったからである。
男は、大柄な体をユラユラ揺らしながら、ぺたん、ぺたんと妙に響く靴音を立てて、ゆっくりとこちらに向かって歩いてくる。
光の輪がその全身を照らし出したとき、ヒバナはおのれの過ちを悟り、思わずあっと声を上げた。
そこにいたのは、化け物だった。
輪郭は、確かに中年の男である。
しかし、縦に亀裂が入った腹部からのぞいているのは、鋭い歯の列だ。
腹全体が、縦に割れて巨大な口になっている。
その真っ赤な亀裂から、更に赤い、血に染まったような長い舌が垂れ下がっていた。
腕の代わりに生えているのは、先が細かく枝分かれした触手だ。
まさに歩く等身大のイソギンチャク、といった印象の魔物だった。
どうしよう。
ヒバナは一瞬迷った。
緋美子の目の前で変身するのは、さすがにためらわれた。
とりあえず、緋美子を逃がそう。
そう決断し、
「緋美子ちゃん、逃げて」
声をかけようと、緋美子のほうに目をやったときだった。
ヒバナは信じられない光景を目の当たりにして、絶句した。
自分より先に・・・。
緋美子が、変身していたのだ。
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