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ACT14 最後の死闘
#4 アリア②
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「てか、ビュンビュン丸、おまえこそ死んだんじゃなかったのか? なのにゾンビと化してよみがえり、皇帝の味方をしてリコを苦しめるとは、盗人猛々しいにもほどがある!」
珍しくハルが怒りを露わにし、アリアに栄養アンプル剤を放ってよこした。
「アリア、行くぞ。これを飲んで変身だ。あいつをとっちめて、基地のコントロールルームへ案内させるんだ」
「合点承知の助だい!」
アンプルの先端を折り、中身を口の中に流し込むアリア。
刹那、周囲の空間が闇を吸ったように漆黒に変わり、学ランが消えてアリアが一糸まとわぬ裸になる。
その幼児体型の青白い裸体に亜空間から伸びてきた黒い繊維が触手のようにまといつき、たちまちブラックアリアンのコスチュームへと成長し始める。
その間にも同じ栄養アンプルを飲んだハルは、紺のスクール水着に身を包んだ巨人に変貌していた。
「だは、や、やめろ、ふたりがかりとは卑怯だぞ」
巨大化したハルとアリアを前に、たたらを踏むビュンビュン丸。
その顔はゾンビらしく青ざめ、腹には恐竜戦車に踏まれたキャタピラの跡が痛々しい。
「だまらっしゃい! リコさまをいじめた罰ですう!」
素早い身のこなしで後ろに回り、ビュンビュン丸を羽交い絞めにするブラックアリアン。
超ミニのメイド服風アーマーに、小悪魔的メイクと白い網タイツが悩ましい。
「さあ、コントロールルームに案内してもらおうか。隠してもだめだぞ。一時的にせよ、皇帝の支配下に置かれたおまえは、この基地の戦闘員だった頃のことを思い出したはず。コントロールルームについたら、医療班を呼び出し、アリアの躰からあれを摘出させるんだ」
「ば、馬鹿な。おいらに、珍墨彩様を裏切れと?」
「そうだ。でないと、こうしてやる」
やにわにビュンビュン丸に向かって右手を伸ばしたかと思うと、ハルがその股間のイチモツを掴み、捻り上げた。
「や、やめろ! 何するんだ? あ? ちょ、ちょっと!」
右手で握ったペニスの先に、左手の人差し指の爪を当てるハル。
「ビュンビュン丸、おまえ、尿道プレイって、知ってるか? 知らないなら、今からあたしが教えてやるよ」
珍しくハルが怒りを露わにし、アリアに栄養アンプル剤を放ってよこした。
「アリア、行くぞ。これを飲んで変身だ。あいつをとっちめて、基地のコントロールルームへ案内させるんだ」
「合点承知の助だい!」
アンプルの先端を折り、中身を口の中に流し込むアリア。
刹那、周囲の空間が闇を吸ったように漆黒に変わり、学ランが消えてアリアが一糸まとわぬ裸になる。
その幼児体型の青白い裸体に亜空間から伸びてきた黒い繊維が触手のようにまといつき、たちまちブラックアリアンのコスチュームへと成長し始める。
その間にも同じ栄養アンプルを飲んだハルは、紺のスクール水着に身を包んだ巨人に変貌していた。
「だは、や、やめろ、ふたりがかりとは卑怯だぞ」
巨大化したハルとアリアを前に、たたらを踏むビュンビュン丸。
その顔はゾンビらしく青ざめ、腹には恐竜戦車に踏まれたキャタピラの跡が痛々しい。
「だまらっしゃい! リコさまをいじめた罰ですう!」
素早い身のこなしで後ろに回り、ビュンビュン丸を羽交い絞めにするブラックアリアン。
超ミニのメイド服風アーマーに、小悪魔的メイクと白い網タイツが悩ましい。
「さあ、コントロールルームに案内してもらおうか。隠してもだめだぞ。一時的にせよ、皇帝の支配下に置かれたおまえは、この基地の戦闘員だった頃のことを思い出したはず。コントロールルームについたら、医療班を呼び出し、アリアの躰からあれを摘出させるんだ」
「ば、馬鹿な。おいらに、珍墨彩様を裏切れと?」
「そうだ。でないと、こうしてやる」
やにわにビュンビュン丸に向かって右手を伸ばしたかと思うと、ハルがその股間のイチモツを掴み、捻り上げた。
「や、やめろ! 何するんだ? あ? ちょ、ちょっと!」
右手で握ったペニスの先に、左手の人差し指の爪を当てるハル。
「ビュンビュン丸、おまえ、尿道プレイって、知ってるか? 知らないなら、今からあたしが教えてやるよ」
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