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ACT13 怪獣牧場
#23 ビュンビュン丸④
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ビュンビュン丸は悲惨な状態に陥っていた。
珍墨彩のキャタピラに巻き込まれそうになり、とっさに車体を持ち上げたところまではよかったのだが・・・。
突然、戦車の後部から有刺鉄線そっくりの尻尾が伸びてきて、ビュンビュン丸の肛門に突き刺さったのだ。
「はうう・・・」
ビュンビュン丸は、口から泡を吹いた。
安物のタイツは呆気なく破れ、とげとげの尾が直腸を姦通している。
痛いを通り越して、これまで体験したことのない異様な感触に、全身が麻痺してしまっている。
なぜだか躰の芯に疼くような快感が生じ、それが徐々に下半身全体に広がっていくのだ。
が、腕の力をゆるめるわけにはいかなかった。
自分がこのキャタピラの下敷きになってしまったら、珍墨彩は間違いなくアリアに襲いかかる。
現在、アリアがどんな状況なのかは目視して確かめることもできないが、いくら彼女がブラック・アリアンに変身しているとはいえ、この悪の皇帝に勝てるとはとても思えない。
きっと珍墨彩は、銀河帝国と闇取引するために、アリアを解体して”宝玉”を取り出そうとするに決まっている。
「うがああああっ!」
アナルを凌辱されながらも、ビュンビュン丸が両腕に渾身の力をこめた時だった。
ふいに戦車の前部カバーが開き、中から一対のマジックハンドが現れた。
金属製のアームにシリコン製の手首から先の部分がついた、奇妙な形状のものである。
「な、なんだ?」
呆気にとられるビュンビュン丸を尻目に、人間の手そっくりのアームがビュンビュン丸のスーツを破いていく。
たちまち股間に穴を開けられ、性器を露出させられた。
ポロンとこぼれ出たビュンビュン丸のペニスは、皮をかぶっている。
いわば、仮性包茎というやつである。
その萎えたペニスを一方の手で握ると、もう一方の手がその下にぶらさがった睾丸を握りしめた。
「な、何をする?」
想定外の攻撃に、ビュンビュン丸はうめいた。
アナルを尻尾で貫かれ、そして、今また、ペニスと睾丸まで・・・。
敵の意図は、もう明らかった。
やがて愛撫が始まり、
「あああああっ!」
ビュンビュン丸は、感電したカエルよろしくぴくんぴくんと痙攣し始めた。
珍墨彩のキャタピラに巻き込まれそうになり、とっさに車体を持ち上げたところまではよかったのだが・・・。
突然、戦車の後部から有刺鉄線そっくりの尻尾が伸びてきて、ビュンビュン丸の肛門に突き刺さったのだ。
「はうう・・・」
ビュンビュン丸は、口から泡を吹いた。
安物のタイツは呆気なく破れ、とげとげの尾が直腸を姦通している。
痛いを通り越して、これまで体験したことのない異様な感触に、全身が麻痺してしまっている。
なぜだか躰の芯に疼くような快感が生じ、それが徐々に下半身全体に広がっていくのだ。
が、腕の力をゆるめるわけにはいかなかった。
自分がこのキャタピラの下敷きになってしまったら、珍墨彩は間違いなくアリアに襲いかかる。
現在、アリアがどんな状況なのかは目視して確かめることもできないが、いくら彼女がブラック・アリアンに変身しているとはいえ、この悪の皇帝に勝てるとはとても思えない。
きっと珍墨彩は、銀河帝国と闇取引するために、アリアを解体して”宝玉”を取り出そうとするに決まっている。
「うがああああっ!」
アナルを凌辱されながらも、ビュンビュン丸が両腕に渾身の力をこめた時だった。
ふいに戦車の前部カバーが開き、中から一対のマジックハンドが現れた。
金属製のアームにシリコン製の手首から先の部分がついた、奇妙な形状のものである。
「な、なんだ?」
呆気にとられるビュンビュン丸を尻目に、人間の手そっくりのアームがビュンビュン丸のスーツを破いていく。
たちまち股間に穴を開けられ、性器を露出させられた。
ポロンとこぼれ出たビュンビュン丸のペニスは、皮をかぶっている。
いわば、仮性包茎というやつである。
その萎えたペニスを一方の手で握ると、もう一方の手がその下にぶらさがった睾丸を握りしめた。
「な、何をする?」
想定外の攻撃に、ビュンビュン丸はうめいた。
アナルを尻尾で貫かれ、そして、今また、ペニスと睾丸まで・・・。
敵の意図は、もう明らかった。
やがて愛撫が始まり、
「あああああっ!」
ビュンビュン丸は、感電したカエルよろしくぴくんぴくんと痙攣し始めた。
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