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第281話 僕の妹飼育日記(28)
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「でも…怖いよ、お兄ちゃん」
足元に屹立するバイブを見下ろして、妹が言う。
無理もない。
黒人の性器をそっくりそのまま複製したようなその人工のペニスは、太さ5センチ、長さ20センチほどもある。
おまけに竿の表面は真珠を埋め込んだようにイボだらけで、どうひいき目に見ても人間のものとは思えない異様なフォルムをしているのだ。
「平気だ。おまえのおま〇こは、すでに一度そいつを咥え込んでいる。二度目だから痛みもないはずだ。いや、むしろ、俺のペニスよりも気持ちいいかもしれない」
「ううん、そんなことない」
僕の言葉に、妹が強くかぶりを振った。
「私はやっぱり、お兄ちゃんのほうがいい。あったかいし、痛くないから」
「あとでもう一度味わわせてやるよ。それには、まずこの訓練をクリアしないと」
僕は顎でバイブを示し、妹を促した。
「訓練? これって、訓練なの?」
妹が、不思議そうに眼を見開いた。
「ああ。これは騎乗位といってな、女性が男性の上にまたがって行うセックスの型なんだ」
「騎乗位? 女の人が、上に?」
妹がぽかんと可愛く口を開けて僕を見た。
「そうだ。女の側が主導権を握れる数少ない体位だから、おまえもぜひマスターしておくといい」
実はこの騎乗位こそ、姉が大好きだった体位である。
彼女が二度と戻らない今、妹にすべてを教え込まねばならない。
きょう一日では無理にしても、幸い、夏休みはまだ始まったばかりなのだ。
あと1か月、たっぷり調教を続ければ、きっと姉以上の性奴になってくれることだろう。
「お兄ちゃんが、そう言うなら…」
妹が、おそるおそるといった感じで、膝を曲げていく。
そのとたん、
「あっ!」
と喉の奥で小さく叫んだ。
乳首に縛りつけられた糸の意味に気づいたのだ。
妹の乳首と洗濯竿をつないだ糸は、わざとたるませてあった。
妹がある程度身体を動かせる、伸びしろをつくるためである。
が、今、妹がしゃがみこむ体勢に入ったため、その糸はぴんと張っている。
それに引っ張られて水着とともに妹の乳房が持ち上がり、斜め上を向いている。
胸板から浮いた乳房は、ふだん見られないほど長く伸びて、紡錘形に変形していた。
「こ…これ」
引き伸ばされた自分の乳首を食い入るように見つめ、妹がつぶやいた。
「すごく…き、気持ち、いい…」
「そうだろう」
わが意を得たりとばかりに、僕はうなずいてみせた。
「おまえの乳首は人一倍敏感だ。どうせなら、もっと感じるようになれ」
「そうすると…私、きれいになれる?」
甘ったるい声で、妹が訊く。
野原で放尿するような姿勢までしゃがみこんだ妹の尻のすぐ下まで、極太バイブが迫っている。
「水泳も、うまくなる?」
「もちろんだ」
とってつけたように、もう一度、僕は強くうなずいた。
そうだった。
妹はまだ僕の戯言を信じ込んでいるのだ。
「これは、女性ホルモンの分泌を促すには、絶好の訓練なんだ。だまされたと思って、やってみろ」
「わかったよ。じゃ、ちゃんと見ててね。私、がんばるから」
妹が腰を下げた。
くちゅっ。
粘るような音がして、
「くぅぅん…」
妹の細い喉から、消え入るような吐息が聞こえてきた。
足元に屹立するバイブを見下ろして、妹が言う。
無理もない。
黒人の性器をそっくりそのまま複製したようなその人工のペニスは、太さ5センチ、長さ20センチほどもある。
おまけに竿の表面は真珠を埋め込んだようにイボだらけで、どうひいき目に見ても人間のものとは思えない異様なフォルムをしているのだ。
「平気だ。おまえのおま〇こは、すでに一度そいつを咥え込んでいる。二度目だから痛みもないはずだ。いや、むしろ、俺のペニスよりも気持ちいいかもしれない」
「ううん、そんなことない」
僕の言葉に、妹が強くかぶりを振った。
「私はやっぱり、お兄ちゃんのほうがいい。あったかいし、痛くないから」
「あとでもう一度味わわせてやるよ。それには、まずこの訓練をクリアしないと」
僕は顎でバイブを示し、妹を促した。
「訓練? これって、訓練なの?」
妹が、不思議そうに眼を見開いた。
「ああ。これは騎乗位といってな、女性が男性の上にまたがって行うセックスの型なんだ」
「騎乗位? 女の人が、上に?」
妹がぽかんと可愛く口を開けて僕を見た。
「そうだ。女の側が主導権を握れる数少ない体位だから、おまえもぜひマスターしておくといい」
実はこの騎乗位こそ、姉が大好きだった体位である。
彼女が二度と戻らない今、妹にすべてを教え込まねばならない。
きょう一日では無理にしても、幸い、夏休みはまだ始まったばかりなのだ。
あと1か月、たっぷり調教を続ければ、きっと姉以上の性奴になってくれることだろう。
「お兄ちゃんが、そう言うなら…」
妹が、おそるおそるといった感じで、膝を曲げていく。
そのとたん、
「あっ!」
と喉の奥で小さく叫んだ。
乳首に縛りつけられた糸の意味に気づいたのだ。
妹の乳首と洗濯竿をつないだ糸は、わざとたるませてあった。
妹がある程度身体を動かせる、伸びしろをつくるためである。
が、今、妹がしゃがみこむ体勢に入ったため、その糸はぴんと張っている。
それに引っ張られて水着とともに妹の乳房が持ち上がり、斜め上を向いている。
胸板から浮いた乳房は、ふだん見られないほど長く伸びて、紡錘形に変形していた。
「こ…これ」
引き伸ばされた自分の乳首を食い入るように見つめ、妹がつぶやいた。
「すごく…き、気持ち、いい…」
「そうだろう」
わが意を得たりとばかりに、僕はうなずいてみせた。
「おまえの乳首は人一倍敏感だ。どうせなら、もっと感じるようになれ」
「そうすると…私、きれいになれる?」
甘ったるい声で、妹が訊く。
野原で放尿するような姿勢までしゃがみこんだ妹の尻のすぐ下まで、極太バイブが迫っている。
「水泳も、うまくなる?」
「もちろんだ」
とってつけたように、もう一度、僕は強くうなずいた。
そうだった。
妹はまだ僕の戯言を信じ込んでいるのだ。
「これは、女性ホルモンの分泌を促すには、絶好の訓練なんだ。だまされたと思って、やってみろ」
「わかったよ。じゃ、ちゃんと見ててね。私、がんばるから」
妹が腰を下げた。
くちゅっ。
粘るような音がして、
「くぅぅん…」
妹の細い喉から、消え入るような吐息が聞こえてきた。
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