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第227話 僕の妹飼育日記⑳
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「大丈夫だ。心配するな」
妹のデリケートな部分を覆った布を指で横にずらしながら、僕は言った。
「ここまで濡れていれば、もう痛くない。それに、おまえはもう”開通”している。処女じゃないんだ」
「開通…?」
「ああ。いったん開通した以上、これからはよくなる一方だ。ただし、やり方がある。それをこれから、俺が教えてやる」
「痛く、しないでね」
妹が目を閉じ、またローターの振動に身を任せ始めた。
伏せたまぶたの睫毛が長い。
その睫毛が細かく震えているのは、恐怖心からではないはずだ。
僕はバイブに神経を集中することにした。
この太さである。
開通したとはいえ、生娘に等しい妹の性器にこれを受け入れさせるには、細心の注意を払う必要があるだろう。
入口や膣壁を傷つけては感染症のもとになるし、ましてや子宮を破損してしまっては一生の問題だ。
盛り上がった恥丘は、正面から見ると縦長の唇に似ている。
大陰唇とは、まったくもって言い得て妙だった。
その二枚の唇を、左手の人差し指と中指で押し開く。
透明な粘液の糸を引いて唇が左右に開くと、またあのサーモンピンクの中身が現れた。
何度見てもそそる眺めである。
上座に鳥のくちばしみたいな極小のクリトリス。
やや下には、ぬめる体内を時垣間見せる赤色の濃い膣口が開いている。
そのひくひく動く周辺部にバイブの亀頭部分をあて、転がすようにして愛液を塗っていく。
唾液はすぐ乾いてしまうから、潤滑油としては失格だ。
安全性を考えれば、本人の分泌する体液を用いるのが一番いい。
しばらくそれを繰り返していると、突然膣口が痙攣するように収縮してじゅわりと大量の汁が溢れ出してきた。
「お兄ちゃん…」
妹の声に、僕は顔を上げた。
すがるような瞳が、じっとこっちを見つめている。
「私、もう、がまんできないよ…早く…早く…なんとか、して…」
妹は、自分から腰をせり出して股間をバイブに押しつけようとする。
いや、明らかに中に咥え込みたくてたまらないのだ。
ふいに悪戯心が芽生え、バイブを肉襞の間から抜いてみた。
「ああっ!」
失望したように叫び、妹が恨めしげなまなざしで僕を見る。
「おまえ、恥ずかしくないのか?」
努めてクールな口調を装って、僕は言った。
「自分が今、何をしてるか、わかってるのか?」
「だ、だって…」
妹の目尻で涙が光った。
「だって、なんだ? おまえはまだ、初心者なんだぞ? なのに何事だ、その腰つきは」
「お兄ちゃんが、お兄ちゃんが、こんなふうにしたんじゃない!」
「こんなふう? こんなふうとは、どういうことだ? 具体的にちゃんと口に出して言ってみろ」
「お兄ちゃんのばか。そんなこと、言えるわけ、ないじゃない…」
妹の声が小さくなった。
だが、まだ腰は斜め上に突き出したままだ。
「じゃあ、やめるか? 何をしてほしいか、おまえ自身がはっきり言えないなら、これを続ける意味はない」
僕はバイブのスイッチをオフにして、妹の胸から下がるローターのコードに手を伸ばした。
もちろん、回収のふりをするためである。
「だめ…」
力なく、妹がかぶりを振る。
「お兄ちゃんの、いじわる…」
そして、少し時間をおきー。
ややあって、覚悟を決めたように、小声で言い切った。
「お願い…やめないで…」
妹のデリケートな部分を覆った布を指で横にずらしながら、僕は言った。
「ここまで濡れていれば、もう痛くない。それに、おまえはもう”開通”している。処女じゃないんだ」
「開通…?」
「ああ。いったん開通した以上、これからはよくなる一方だ。ただし、やり方がある。それをこれから、俺が教えてやる」
「痛く、しないでね」
妹が目を閉じ、またローターの振動に身を任せ始めた。
伏せたまぶたの睫毛が長い。
その睫毛が細かく震えているのは、恐怖心からではないはずだ。
僕はバイブに神経を集中することにした。
この太さである。
開通したとはいえ、生娘に等しい妹の性器にこれを受け入れさせるには、細心の注意を払う必要があるだろう。
入口や膣壁を傷つけては感染症のもとになるし、ましてや子宮を破損してしまっては一生の問題だ。
盛り上がった恥丘は、正面から見ると縦長の唇に似ている。
大陰唇とは、まったくもって言い得て妙だった。
その二枚の唇を、左手の人差し指と中指で押し開く。
透明な粘液の糸を引いて唇が左右に開くと、またあのサーモンピンクの中身が現れた。
何度見てもそそる眺めである。
上座に鳥のくちばしみたいな極小のクリトリス。
やや下には、ぬめる体内を時垣間見せる赤色の濃い膣口が開いている。
そのひくひく動く周辺部にバイブの亀頭部分をあて、転がすようにして愛液を塗っていく。
唾液はすぐ乾いてしまうから、潤滑油としては失格だ。
安全性を考えれば、本人の分泌する体液を用いるのが一番いい。
しばらくそれを繰り返していると、突然膣口が痙攣するように収縮してじゅわりと大量の汁が溢れ出してきた。
「お兄ちゃん…」
妹の声に、僕は顔を上げた。
すがるような瞳が、じっとこっちを見つめている。
「私、もう、がまんできないよ…早く…早く…なんとか、して…」
妹は、自分から腰をせり出して股間をバイブに押しつけようとする。
いや、明らかに中に咥え込みたくてたまらないのだ。
ふいに悪戯心が芽生え、バイブを肉襞の間から抜いてみた。
「ああっ!」
失望したように叫び、妹が恨めしげなまなざしで僕を見る。
「おまえ、恥ずかしくないのか?」
努めてクールな口調を装って、僕は言った。
「自分が今、何をしてるか、わかってるのか?」
「だ、だって…」
妹の目尻で涙が光った。
「だって、なんだ? おまえはまだ、初心者なんだぞ? なのに何事だ、その腰つきは」
「お兄ちゃんが、お兄ちゃんが、こんなふうにしたんじゃない!」
「こんなふう? こんなふうとは、どういうことだ? 具体的にちゃんと口に出して言ってみろ」
「お兄ちゃんのばか。そんなこと、言えるわけ、ないじゃない…」
妹の声が小さくなった。
だが、まだ腰は斜め上に突き出したままだ。
「じゃあ、やめるか? 何をしてほしいか、おまえ自身がはっきり言えないなら、これを続ける意味はない」
僕はバイブのスイッチをオフにして、妹の胸から下がるローターのコードに手を伸ばした。
もちろん、回収のふりをするためである。
「だめ…」
力なく、妹がかぶりを振る。
「お兄ちゃんの、いじわる…」
そして、少し時間をおきー。
ややあって、覚悟を決めたように、小声で言い切った。
「お願い…やめないで…」
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