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第201話 魔法少女レミ(後編)
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まずは犬の格好をさせて、ケツを中心に打擲の限りを尽くす。
電撃鞭が当たるたびに火花が飛び散り、チンコロが甲高い声で鳴く。
まったく日に当たっていないせいでチンコロの肌は少女のそれのように真っ白だ。
そこに見る間に赤い筋が何本も刻み込まれるのがまた「いとおかし」である。
ケツの肉がいい加減腫れあがったところで今度はトレーニングマシンに縛りつけ、大の字にして股間をさらす。
その頃にはM男の気のあるチンコロは十二分に欲情しているから、陰部からは斜め上に向け性器が屹立している。
そこを狙って更にぶんぶん鞭を振り下ろすと「あんあん」と泣くチンコロのチンポから白いものが出た。
「きってねえやつだな。自分で出したものは自分で舐めな」
磔状態から解放したチンコロに再び首輪とリードをつけて犬の格好をさせ、汚物を舐めさせた。
「よし、舐め終わったら深夜の散歩だ。犬コロには散歩が不可欠だからな」
あたしはかなり上機嫌になっていた。
ストレス解消にはM男を苛めるに限る。
あたしの場合、相手は実の父親だからどれだけ激しいSMプレイに励んでも誰からも文句が出ないのだ。
がー。
人生、一寸先は闇、とはよく言ったものだ。
私の人生の矢印が急転直下、地獄行きへと大きく振れたのは、リードを引いて階段を降りようとした時だった。
ふいにチンコロがあたしの生足にじゃれつき、身体のバランスが崩れたのである。
「何しやがる! うわああっ! やべっ!」
次の瞬間、天と地がひっくり返り、あたしとチンコロは抱き合うようにして急な階段を転げ落ちていた。
「くっそ、いてててて…」
どれくらいの時間、意識を失っていたのだろう。
気がつくと、そこは階段の下廊下だった。
「この役立たずのゴミ人間めが」
上体を起こし、ふと違和感を覚えた。
今気づいたところらしく、あたしの隣で床に座り込んで頭を振っているのは、アイドルみたいな格好の娘である。
向こうがあたし?
じゃ、こっちは?
おそるおそる自分の身体に目を向けて、思わず「げっ」となった。
あり得ない。
おなかのぽこんと突き出た生白い全裸の中年男。
それがあたしなのだ。
入れ替わった?
漫画とかアニメでよくあるやつ?
けどよりによって、あたしとチンコロが?
やっばっ。
マジやめてほしい。
うそでしょ?
誰か嘘だと言ってよ!
「ほほう、これが女体なのね」
見目麗しいアイドル姿のチンコロが立ち上がった。
「ああ、気持ちいい」
よせばいいのに、ビスチェをはずして胸を揉んでいる。
「よせ! やめろ! それはあたしの身体だ!」
全裸の小太り中年禿男の姿で叫ぶが、説得力がまるでない。
そんなあたしにあたしの顔をしたチンコロが、にいっと笑って意地悪い口調でこう言った。
「あんた、そんな偉そうなこと言える立場なの? さあ、部屋に戻ってさっそくプレイを再開しようじゃないの」
その後ー。
夜通し調教され続け、あたしは立派なM男になった。
電撃鞭が当たるたびに火花が飛び散り、チンコロが甲高い声で鳴く。
まったく日に当たっていないせいでチンコロの肌は少女のそれのように真っ白だ。
そこに見る間に赤い筋が何本も刻み込まれるのがまた「いとおかし」である。
ケツの肉がいい加減腫れあがったところで今度はトレーニングマシンに縛りつけ、大の字にして股間をさらす。
その頃にはM男の気のあるチンコロは十二分に欲情しているから、陰部からは斜め上に向け性器が屹立している。
そこを狙って更にぶんぶん鞭を振り下ろすと「あんあん」と泣くチンコロのチンポから白いものが出た。
「きってねえやつだな。自分で出したものは自分で舐めな」
磔状態から解放したチンコロに再び首輪とリードをつけて犬の格好をさせ、汚物を舐めさせた。
「よし、舐め終わったら深夜の散歩だ。犬コロには散歩が不可欠だからな」
あたしはかなり上機嫌になっていた。
ストレス解消にはM男を苛めるに限る。
あたしの場合、相手は実の父親だからどれだけ激しいSMプレイに励んでも誰からも文句が出ないのだ。
がー。
人生、一寸先は闇、とはよく言ったものだ。
私の人生の矢印が急転直下、地獄行きへと大きく振れたのは、リードを引いて階段を降りようとした時だった。
ふいにチンコロがあたしの生足にじゃれつき、身体のバランスが崩れたのである。
「何しやがる! うわああっ! やべっ!」
次の瞬間、天と地がひっくり返り、あたしとチンコロは抱き合うようにして急な階段を転げ落ちていた。
「くっそ、いてててて…」
どれくらいの時間、意識を失っていたのだろう。
気がつくと、そこは階段の下廊下だった。
「この役立たずのゴミ人間めが」
上体を起こし、ふと違和感を覚えた。
今気づいたところらしく、あたしの隣で床に座り込んで頭を振っているのは、アイドルみたいな格好の娘である。
向こうがあたし?
じゃ、こっちは?
おそるおそる自分の身体に目を向けて、思わず「げっ」となった。
あり得ない。
おなかのぽこんと突き出た生白い全裸の中年男。
それがあたしなのだ。
入れ替わった?
漫画とかアニメでよくあるやつ?
けどよりによって、あたしとチンコロが?
やっばっ。
マジやめてほしい。
うそでしょ?
誰か嘘だと言ってよ!
「ほほう、これが女体なのね」
見目麗しいアイドル姿のチンコロが立ち上がった。
「ああ、気持ちいい」
よせばいいのに、ビスチェをはずして胸を揉んでいる。
「よせ! やめろ! それはあたしの身体だ!」
全裸の小太り中年禿男の姿で叫ぶが、説得力がまるでない。
そんなあたしにあたしの顔をしたチンコロが、にいっと笑って意地悪い口調でこう言った。
「あんた、そんな偉そうなこと言える立場なの? さあ、部屋に戻ってさっそくプレイを再開しようじゃないの」
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