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第110話 星に願いを
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「聞いた? 今夜の流星群の話」
「うん、1000年に1度なんだって?」
「そうそう。めっちゃ珍しいやつだよね。きっとどんな願いもかなうんじゃないかな」
「だよねー。もしかして、この時代に生まれたあたしたちって、すごくラッキーかも」
「絶対見ようよ。こんなチャンス、ないよ。しっかりお願いしなきゃ」
「じゃ、今夜、9時に学校の屋上でね。カギ、壊れてるから簡単に上がれるよ」
「うん、わかった」
「きれいだったねー」
「うん、感動した」
「ユウコ、何お願いしたの?」
「もちろん、山本君とうまくいくように、ってだよ」
「そうなんだ」
「アキナは?」
「邪魔者が早く消えてくれますようにって」
「邪魔者って…まさか」
「そう、あんたのこと」
「ちょ、ちょっと…ああ、体が勝手に…。やだ! あーっ!」
「うん、1000年に1度なんだって?」
「そうそう。めっちゃ珍しいやつだよね。きっとどんな願いもかなうんじゃないかな」
「だよねー。もしかして、この時代に生まれたあたしたちって、すごくラッキーかも」
「絶対見ようよ。こんなチャンス、ないよ。しっかりお願いしなきゃ」
「じゃ、今夜、9時に学校の屋上でね。カギ、壊れてるから簡単に上がれるよ」
「うん、わかった」
「きれいだったねー」
「うん、感動した」
「ユウコ、何お願いしたの?」
「もちろん、山本君とうまくいくように、ってだよ」
「そうなんだ」
「アキナは?」
「邪魔者が早く消えてくれますようにって」
「邪魔者って…まさか」
「そう、あんたのこと」
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