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第66話 似合いのカップル
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私はブスである。
どれくらいのブスかというと、野良猫も顔を背けて通り過ぎるほどのドブスなのだ。
唇が分厚く、しかも縦についているので、あだ名はそのまんま、マン子である。
そんな私が、学校一のイケメンに告白された。
「どうして私なの?」
信じられない思いでたずねると、謎のような返事が返ってきた。
「僕らは似た者同士だからさ」
はにかむように微笑んでズボンを脱ぐ彼。
「僕の本当の顔は、こっちなんだよ」
剥き出しになった下半身をひと目見て、私は絶句した。
股間に顏がついている。
垂れ下がったペニスが鼻で、その両側にボタンみたいな黒い眼がふたつ。
ペニスの下におちょぼ口が開いていて、陰嚢が顎の代わりになっているというわけだ。
なるほど。
私がマン子なら、こいつは間違いなくチンコである。
仲良くなれそうな気がした。
私にも、ようやく春がやって来たのだ。
どれくらいのブスかというと、野良猫も顔を背けて通り過ぎるほどのドブスなのだ。
唇が分厚く、しかも縦についているので、あだ名はそのまんま、マン子である。
そんな私が、学校一のイケメンに告白された。
「どうして私なの?」
信じられない思いでたずねると、謎のような返事が返ってきた。
「僕らは似た者同士だからさ」
はにかむように微笑んでズボンを脱ぐ彼。
「僕の本当の顔は、こっちなんだよ」
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股間に顏がついている。
垂れ下がったペニスが鼻で、その両側にボタンみたいな黒い眼がふたつ。
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