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第39話 僕の妹飼育日記④

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 黒目がちな眼が僕を見る。
 白いところの少ない、何を考えているかわからない大きな眼。
 そのまなざしから視線をそらし、起き上がろうとした妹を、僕は無言で押し倒す。
 更に水着を脱がせようとしたら、
「待って」
 と小声で言って、妹が自分から水着を脱ぎ出した。
 平らな腹から、骨盤の張った腰、太腿のつけ根があらわになる。
 そして、薄茶色の縮れ毛に覆われたあの部分…。
「どうするの?」
 小首をかしげて、妹が訊いてきた。
 ショートボブの髪が、裸の肩で揺れている。
「足を広げろ」
 カミソリを顔の前にかざして、脅すように僕は言った。
「剃ってやる。おまえのそこを、つるつるに」
「でも…」
 妹が身を起こし、横座りになった。
 両足をそろえて太腿を閉じ、斜めに流している。
「そんなもの、邪魔だろう」
 僕はローションとカミソリをそれぞれ両手で持ち、妹ににじり寄った。
 妹の小さな胸には、勃起した乳首が影を落としている。 
 そのまわりにこびりついた蛞蝓が這ったような透明な痕は、僕のペニスがつけたカウパー腺液のなれの果てだ。
「痛くしない?」
 震える声で、妹が訊いてきた。
「ああ」
 僕は、静かにうなずいた。

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