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第10部 姦禁のリリス

#76 女王狂乱①

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 運動神経を遮断したはずなのに、零の裸体がガクガク揺れ始めた。
 膣にめり込んだ極太バイブと、肛門を貫いた太郎の長大なペニスが、皮一枚を境に躰の芯で衝突しているのだ。
 長くしなやかな髪が打ち振られ、恍惚の表情を浮かべた零の顔を隠す。
 その唇には相変わらずいずなが吸いつき、乳首と乳房はりつが、広げた太腿の内側は花が舐めていた。
 百足丸はバイブの振動をマックスにすると、こねるように零の膣の中を掻き回し始めた。
 上下左右の壁をこすりながら、時折強く突き入れて、膣と子宮の間のボルチオを突いてやる。
 バイブと膣の間から、淫汁が白い泡となって噴き出してきた。
 俗にいう”本気汁”をじわじわと分泌させ、零は熱病にかかったように激しく痙攣している。
 全裸で逆Tの字に拘束されて吊り下げられた零は、長身で四肢が長い分、嗜虐的な痴態がよく似合っている。
「そろそろ俺の番だな」
 百足丸は、バイブを零の穴に突っ立てたまま手を離すと、おもむろにズボンと下着を脱ぎ捨て、下半身裸になった。
 股間からは、節くれだった外来種特有のペニスが、ねじれた松の枝のようにそそり立っている。
 いったん相手の膣に挿入されたら最後、逆トゲで内壁に固定され、射精が終わるまで外れない残忍極まりない性器である。
 勃起しきった百足丸のペニスは、太さこそ劣るものの、長さはバイブの倍ほどもある。
 これまで人間の女を性交で何人も殺してきた、凶器のようなペニスだった。
 ここまで完全に勃起したのは、生まれて初めてだ。
 己の性器の偉容に感心しながら、百足丸は思った。
 こいつをぶち込んで、子宮どころか腹の中まで掻き回し、今度こそ零を逝かせてやるのだ。
「いずな、ばあさん、場所を空けてくれ」
 零の性器からずぼっと湿った音をさせてバイブを引き抜くと、興奮にかすれた声で百足丸は言った。
「俺がそいつにとどめを刺してやる」

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