416 / 463
第10部 姦禁のリリス
#62 迎撃⑧
しおりを挟む
ロープで吊るされたいずなは、なまじ体つきが未成熟なだけあって、逆にひどくエロチックだった。
産毛の生えた柔らかそうな肌といい、乳輪から完全に分化していない乳首といい、人形のように滑らかな股間といい、あまりに初々しいため、倒錯的な情欲をそそられずにはいられないのである。
性感を増幅する2か所のチャクラには、彼女がここに運ばれてきた日のうちに、鍼を処方済みだった。
あとは、もっともっと感じやすくするために、全身の性感帯を刺激してやるだけだ。
耳の裏側、まぶた、喉、腋の下、乳輪、へそ、そして小陰唇とクリトリス。
あたかも優秀な解剖医のごとく、百足丸の右手の爪がいずなの敏感な部位を貫いていく。
そのたびに少女は三つ編みの髪をはずませ、びくんとのけぞって、可憐な声で鳴く。
「よし、準備完了だ。これで、ちょっとやそっとのことでは痛みは感じまい。ばあさん、後は頼んだぞ」
「了解だよ」
りつが後ろに回って、いずなの脚を遠慮なく左右に開かせた。
そのまま右手を股間に差し入れ、執拗に陰部を弄び始める。
グルルルル・・・。
それをGOサインと見て取ったのか、太郎と花が腰を上げ、のっそりと歩き出す。
そしていずなの身体に前肢をかけると、後肢で立ち上がって長い舌で乳房をベロベロ舐め出した。
「や、やめて」
いやいやをするように首を横に振るいずな。
だが、それが口だけの拒絶だということは、乳首の勃起具合を見れば一目瞭然だ。
それは太郎と花にもわかっているらしく、いずなが拒絶の言葉を口にするたびに、舌の動きが速くなっていく。
「だ、だめ、だめだったら」
いやいやするようにかぶりを振りながら、いずなはいつしか自分から腰を前に突き出している。
りつの愛撫をもっと味わいたいという無意識の意志表明だ。
舐めるのに飽きた2頭のドーベルマンが、やがていずなのこんもりと盛り上がったつぼみのような乳房に牙を立て始めた。
薄絹のような皮膚が破れ、蜘蛛の巣状に血の糸が広がっていく。
「いい感じだ」
高まる情欲を抑えて百足丸が言うと、
「道具も使ってやろうかね」
りつが着物の袂から小型のバイブレーターを取り出した。
さすが歴戦の元娼婦だけあって、どこまでも用意がいい。
電源が入り、小刻みに振動するバイブの先を、かするようにいずなの股間に触れさせる。
「どうだい? 気持ちいいだろう?」
さんざんじらしておいて、やにわに開き切った小陰唇の間に押しつけた。
「あうううっ!」
痙攣を繰り返し、海老のようにいずなが反り返る。
ガンッ。
鈍い音が響き、鋼鉄の扉がしなったのは、その時だった。
「来たぞ」
音のしたほうを見据えて、百足丸はつぶやいた。
「いよいよ、恐怖の女王様のお出ましだ」
産毛の生えた柔らかそうな肌といい、乳輪から完全に分化していない乳首といい、人形のように滑らかな股間といい、あまりに初々しいため、倒錯的な情欲をそそられずにはいられないのである。
性感を増幅する2か所のチャクラには、彼女がここに運ばれてきた日のうちに、鍼を処方済みだった。
あとは、もっともっと感じやすくするために、全身の性感帯を刺激してやるだけだ。
耳の裏側、まぶた、喉、腋の下、乳輪、へそ、そして小陰唇とクリトリス。
あたかも優秀な解剖医のごとく、百足丸の右手の爪がいずなの敏感な部位を貫いていく。
そのたびに少女は三つ編みの髪をはずませ、びくんとのけぞって、可憐な声で鳴く。
「よし、準備完了だ。これで、ちょっとやそっとのことでは痛みは感じまい。ばあさん、後は頼んだぞ」
「了解だよ」
りつが後ろに回って、いずなの脚を遠慮なく左右に開かせた。
そのまま右手を股間に差し入れ、執拗に陰部を弄び始める。
グルルルル・・・。
それをGOサインと見て取ったのか、太郎と花が腰を上げ、のっそりと歩き出す。
そしていずなの身体に前肢をかけると、後肢で立ち上がって長い舌で乳房をベロベロ舐め出した。
「や、やめて」
いやいやをするように首を横に振るいずな。
だが、それが口だけの拒絶だということは、乳首の勃起具合を見れば一目瞭然だ。
それは太郎と花にもわかっているらしく、いずなが拒絶の言葉を口にするたびに、舌の動きが速くなっていく。
「だ、だめ、だめだったら」
いやいやするようにかぶりを振りながら、いずなはいつしか自分から腰を前に突き出している。
りつの愛撫をもっと味わいたいという無意識の意志表明だ。
舐めるのに飽きた2頭のドーベルマンが、やがていずなのこんもりと盛り上がったつぼみのような乳房に牙を立て始めた。
薄絹のような皮膚が破れ、蜘蛛の巣状に血の糸が広がっていく。
「いい感じだ」
高まる情欲を抑えて百足丸が言うと、
「道具も使ってやろうかね」
りつが着物の袂から小型のバイブレーターを取り出した。
さすが歴戦の元娼婦だけあって、どこまでも用意がいい。
電源が入り、小刻みに振動するバイブの先を、かするようにいずなの股間に触れさせる。
「どうだい? 気持ちいいだろう?」
さんざんじらしておいて、やにわに開き切った小陰唇の間に押しつけた。
「あうううっ!」
痙攣を繰り返し、海老のようにいずなが反り返る。
ガンッ。
鈍い音が響き、鋼鉄の扉がしなったのは、その時だった。
「来たぞ」
音のしたほうを見据えて、百足丸はつぶやいた。
「いよいよ、恐怖の女王様のお出ましだ」
0
お気に入りに追加
32
あなたにおすすめの小説


ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。


どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。


隣人の女性がDVされてたから助けてみたら、なぜかその人(年下の女子大生)と同棲することになった(なんで?)
チドリ正明@不労所得発売中!!
青春
マンションの隣の部屋から女性の悲鳴と男性の怒鳴り声が聞こえた。
主人公 時田宗利(ときたむねとし)の判断は早かった。迷わず訪問し時間を稼ぎ、確証が取れた段階で警察に通報。DV男を現行犯でとっちめることに成功した。
ちっぽけな勇気と小心者が持つ単なる親切心でやった宗利は日常に戻る。
しかし、しばらくして宗時は見覚えのある女性が部屋の前にしゃがみ込んでいる姿を発見した。
その女性はDVを受けていたあの時の隣人だった。
「頼れる人がいないんです……私と一緒に暮らしてくれませんか?」
これはDVから女性を守ったことで始まる新たな恋物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる