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第10部 姦禁のリリス
#49 背徳の宴⑨
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太郎の腰の動きが加速する。
それほどしっかりつながっているのか、その動きにつれて杏里の腰も激しく動く。
喉の奥から洩れるか細い喘ぎ声が、次第に音程を上げていく。
眼窩の中で眼球が裏返り、杏里はほとんど白眼を剥いてしまっていた。
もう我慢できなかった。
もっと近くで見たい。
百足丸は痛切に思った。
こんなえげつないセックスは、生まれて初めてだ。
もっと近くで観察して、杏里が犬に逝かされる瞬間をこの目にしっかり焼きつけたい・・・。
犬たちを刺激しないように、まず背後に回った。
半ば後肢で立ち上がった太郎の股間には、握りこぶしほどもある陰嚢がぶら下がっている。
その揺れ動く陰嚢の向こうに、杏里の膣が垣間見えた。
綺麗なピンク色をした穴が、太郎の太い陰茎を根元まで咥え込み、周囲から真っ白な泡を噴き出している。
太郎が体重をかけてのしかかっているため、杏里の下半身はベッドから浮き上がり、身体が半ば二つ折りになっている。
足音を忍ばせて、ベッドの横に回った。
上半身では、もう1頭の花が、杏里の右の乳首を咥えて、今にも引きちぎろうとしているところだった。
ただでさえ勃起し切って大きくなった乳首が、花に引っ張られて、ゴムのように長く伸びている。
普通なら耐えられぬほどの激痛を感じるところなのに、杏里にはむしろそれが快感らしい。
花が乳首を咥えたまま首を振るたびに、空いた左の乳首から乳白色のエキスが噴水のごとく噴き出るのだ。
やがて肉の裂ける音が響き、花が噛み千切った乳首を咥えたまま長い首をのけぞらせた。
「あああああっ!」
電気ショックを受けたかのように、杏里がベッドの上から跳ね上がる。
乳首の取れた跡は、真っ赤な穴になっている。
マシュマロのように白い乳房のてっぺんに、みるみるうちに鮮血の塊が盛り上がる。
グルルルル。
花が唸った。
血を見て更に興奮したのか、食い千切った乳首を飲み込むと、今度は乳房自体に噛みついた。
噛みついたまま、強靭な顎を動かして、その場でぐしゃぐしゃと咀嚼する。
「こ、これは・・・」
さすがの百足丸も、青ざめた。
井沢を呼ばなくては。
早くやめさせないと、杏里は間違いなく、この2頭の狂犬に食い殺されてしまうだろう。
「おい、ばあさん、いい加減にしないか。あんたは貴重な研究対象を、犬の餌にしちまう気かよ?」
ついかっとなって、そう怒鳴った時である。
汗まみれの顔に恍惚とした表情を浮かべた杏里が、夢見るような声で、ささやいた。
「いいよ…すごく、いい・・・。お願い・・もっと、して・・・。杏里を、もっともっと、滅茶苦茶にしてほしいの・・・」
それほどしっかりつながっているのか、その動きにつれて杏里の腰も激しく動く。
喉の奥から洩れるか細い喘ぎ声が、次第に音程を上げていく。
眼窩の中で眼球が裏返り、杏里はほとんど白眼を剥いてしまっていた。
もう我慢できなかった。
もっと近くで見たい。
百足丸は痛切に思った。
こんなえげつないセックスは、生まれて初めてだ。
もっと近くで観察して、杏里が犬に逝かされる瞬間をこの目にしっかり焼きつけたい・・・。
犬たちを刺激しないように、まず背後に回った。
半ば後肢で立ち上がった太郎の股間には、握りこぶしほどもある陰嚢がぶら下がっている。
その揺れ動く陰嚢の向こうに、杏里の膣が垣間見えた。
綺麗なピンク色をした穴が、太郎の太い陰茎を根元まで咥え込み、周囲から真っ白な泡を噴き出している。
太郎が体重をかけてのしかかっているため、杏里の下半身はベッドから浮き上がり、身体が半ば二つ折りになっている。
足音を忍ばせて、ベッドの横に回った。
上半身では、もう1頭の花が、杏里の右の乳首を咥えて、今にも引きちぎろうとしているところだった。
ただでさえ勃起し切って大きくなった乳首が、花に引っ張られて、ゴムのように長く伸びている。
普通なら耐えられぬほどの激痛を感じるところなのに、杏里にはむしろそれが快感らしい。
花が乳首を咥えたまま首を振るたびに、空いた左の乳首から乳白色のエキスが噴水のごとく噴き出るのだ。
やがて肉の裂ける音が響き、花が噛み千切った乳首を咥えたまま長い首をのけぞらせた。
「あああああっ!」
電気ショックを受けたかのように、杏里がベッドの上から跳ね上がる。
乳首の取れた跡は、真っ赤な穴になっている。
マシュマロのように白い乳房のてっぺんに、みるみるうちに鮮血の塊が盛り上がる。
グルルルル。
花が唸った。
血を見て更に興奮したのか、食い千切った乳首を飲み込むと、今度は乳房自体に噛みついた。
噛みついたまま、強靭な顎を動かして、その場でぐしゃぐしゃと咀嚼する。
「こ、これは・・・」
さすがの百足丸も、青ざめた。
井沢を呼ばなくては。
早くやめさせないと、杏里は間違いなく、この2頭の狂犬に食い殺されてしまうだろう。
「おい、ばあさん、いい加減にしないか。あんたは貴重な研究対象を、犬の餌にしちまう気かよ?」
ついかっとなって、そう怒鳴った時である。
汗まみれの顔に恍惚とした表情を浮かべた杏里が、夢見るような声で、ささやいた。
「いいよ…すごく、いい・・・。お願い・・もっと、して・・・。杏里を、もっともっと、滅茶苦茶にしてほしいの・・・」
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