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第9部 倒錯のイグニス
#323 崩壊する自我③
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2巡目に入ると、教師たちの理性のタガは、完全にはずれてしまったようだった。
テーブルから引きずりおろされ、ブラウスとスカートをはぎ取られた。
全裸になった杏里の身体を何人もの男が、腰の高さに抱え上げた。
両足をVの字に開かれ、性器が剥き出しになったところを、左右から2本の肉棒をねじこまれた。
更に別のペニスにアナルを貫かれ、悲鳴の形に開けた口にも2本のペニスを突っ込まれると、杏里はたまらず全身を熱病にかかったように痙攣させ、オルガスムスに達してしまった。
が、教師たちはいっこうに凌辱をやめようとしない。
何本もの手が乳房をもみくちゃにし、腋の下や脇腹を舐められ、5本のペニスが同時にピストン運動を開始する。
杏里はもはや、暴風にさらされた糸の切れたマリオネットだった。
すでに意識はなく、際限なく快楽を求めるタナトスとしての本能だけが活性化していた。
身体じゅうが熱かった。
まるで、全身が性感帯になったような気分だった。
無尽蔵に溢れ出す愛液は滝となり、真下の床に大きな水たまりをつくっていた。
あう…ああ…くう…。
口の中いっぱいに頬張ったペニスを、無我夢中で舐めた。
コンドームの、薬品臭い匂いが鼻をつく。
メインストリームからはずれた教師たちは、杏里の手や足の指を口に含み、1本ずつ味わいながら、じゅるじゅると音を立てて舐めている。
それがまた、絶妙なスパイスとなって、杏里にはたまらなく気持ちいい。
浄化こそ起こらないものの、教師たちはすっかり淫蕩な雰囲気に呑みこまれてしまっている。
誰もが目の前の蠱惑的な美少女の裸身を凌辱するのに、すっかり没頭してしまっているのだ。
だからだろう。
ふと意識が戻った瞬間に薄目を開けると、教師たちの裸体の間に、不思議なものが見えた。
子どもである。
ワイシャツに下半身裸の男子生徒がひとり、大人のなかに混じって、杏里に近づこうとしているのだ。
「重人…」
呆然と、杏里ひとりごちた。
階段の踊り場に置き去りにしてきたはずの来栖重人が、なぜか今そこにいる。
目が合うと同時に、頭の中に懐かしい”声”が響き渡った。
-杏里、来たよ。遅くなって、ごめんー
テーブルから引きずりおろされ、ブラウスとスカートをはぎ取られた。
全裸になった杏里の身体を何人もの男が、腰の高さに抱え上げた。
両足をVの字に開かれ、性器が剥き出しになったところを、左右から2本の肉棒をねじこまれた。
更に別のペニスにアナルを貫かれ、悲鳴の形に開けた口にも2本のペニスを突っ込まれると、杏里はたまらず全身を熱病にかかったように痙攣させ、オルガスムスに達してしまった。
が、教師たちはいっこうに凌辱をやめようとしない。
何本もの手が乳房をもみくちゃにし、腋の下や脇腹を舐められ、5本のペニスが同時にピストン運動を開始する。
杏里はもはや、暴風にさらされた糸の切れたマリオネットだった。
すでに意識はなく、際限なく快楽を求めるタナトスとしての本能だけが活性化していた。
身体じゅうが熱かった。
まるで、全身が性感帯になったような気分だった。
無尽蔵に溢れ出す愛液は滝となり、真下の床に大きな水たまりをつくっていた。
あう…ああ…くう…。
口の中いっぱいに頬張ったペニスを、無我夢中で舐めた。
コンドームの、薬品臭い匂いが鼻をつく。
メインストリームからはずれた教師たちは、杏里の手や足の指を口に含み、1本ずつ味わいながら、じゅるじゅると音を立てて舐めている。
それがまた、絶妙なスパイスとなって、杏里にはたまらなく気持ちいい。
浄化こそ起こらないものの、教師たちはすっかり淫蕩な雰囲気に呑みこまれてしまっている。
誰もが目の前の蠱惑的な美少女の裸身を凌辱するのに、すっかり没頭してしまっているのだ。
だからだろう。
ふと意識が戻った瞬間に薄目を開けると、教師たちの裸体の間に、不思議なものが見えた。
子どもである。
ワイシャツに下半身裸の男子生徒がひとり、大人のなかに混じって、杏里に近づこうとしているのだ。
「重人…」
呆然と、杏里ひとりごちた。
階段の踊り場に置き去りにしてきたはずの来栖重人が、なぜか今そこにいる。
目が合うと同時に、頭の中に懐かしい”声”が響き渡った。
-杏里、来たよ。遅くなって、ごめんー
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