309 / 463
第9部 倒錯のイグニス
#309 蜜色の罠④
しおりを挟む
まるで羊水の中を漂っているような感じだった。
身体じゅうの細胞が溶け出して、周りの液体と一体化していくような、そんな感覚に杏里は恍惚となっていた。
無数の指が肌を這う。
何十という唇が、肌を吸う。
何本もの熱く猛った肉棒が口に突っこまれ、亀頭が頬の内側の粘膜を刺激する。
その間も、さまざまな会話が、杏里の耳を通り過ぎていく。
-なかなか取れないねー
-クリちゃんとリングがくっついてるみたいー
-歯で噛み千切ったら、取れるんじゃない?-
-それ、いいかも。ちょっと私、やってみるねー
先ほどから股間に取りついて、杏里の陰核を弄り回している女生徒たちの会話だ。
ひとりがローション・オイルの海に潜る気配がした。
硬いものが陰核のつけ根に当たる。
んん…。
刺すような快感に、杏里の膣口から濃厚なエキスがもやのように広がった。
エキスは徐々に少女の周りを包んでいく。
がくり。
少女の首がうなだれた。
そのまま沈んでいき、浮かんでこない。
-あれ? ミコ、どうしたの?-
連れの少女のあわてた声。
そう…。
薄れゆく意識の中で、杏里は思った。
その手があったんだ…。
全身を愛撫され、穴という穴から漏れ出したエキス。
それが、ローション・オイルに溶けて拡散し始めたのだ。
プールの水全部が杏里のエキスと化してしまえば、一網打尽が可能になる。
ただし、プールは広いから、全員に効果が表れるまでにはかなりの時間がかかるだろう。
問題は、それまで自分の身体がもつかどうかということだった。
-どけよ。おまえら、邪魔なんだよー
小競り合いが始まっている。
-もういいだろ? 今度は俺たちにやらせろよー
杏里のクリトリスリングをめぐって、争奪戦が起きているようだ。
-そんなこと言って、あんたたち、この子にいやらしいこと、するつもりでしょ?-
-ああ、そうだよ。それが悪いかよ。今更、何言ってやがんだよ。みんなやってるじゃねえかー
杏里の股が、極限まで開かれる。
男子生徒がその間に下半身を入れ、硬い肉棒を押しつけてきた。
反射的に腰の位置をずらし、割れ目にその熱いこわばりを受け容れる杏里。
さあ、やって。
ぬめる亀頭をくわえ込み、自分から積極的に腰を動かしていく。
突いて、もっと奥まで。
早く私をイカせてよ…。
ひとりめは、あっけなく果てた。
杏里の体内に多量の精子を撒き散らし、脱力した蛙のように水面に浮かび上がった。
2番手が位置につく。
荒々しい挿入とともに、性急なピストン運動が始まった。
ペニスで突かれるたびに、杏里の全身の毛穴からエキスが滲み出す。
杏里の脇腹に舌を這わせていた男子生徒が、エキスの混じったローション・オイルを誤飲して動かなくなった。
少しずつではあるが、杏里の周囲で戦闘不能状態の生徒たちが増えていく。
まだ足りない…。
効果のほどを確かめながら、杏里はさかんに腰を振る。
わざと淫らに喘いでみせ、ぴんと立った勃起乳首で男を誘う。
やがて周りがうめき声で満ち始めた。
身体じゅうの細胞が溶け出して、周りの液体と一体化していくような、そんな感覚に杏里は恍惚となっていた。
無数の指が肌を這う。
何十という唇が、肌を吸う。
何本もの熱く猛った肉棒が口に突っこまれ、亀頭が頬の内側の粘膜を刺激する。
その間も、さまざまな会話が、杏里の耳を通り過ぎていく。
-なかなか取れないねー
-クリちゃんとリングがくっついてるみたいー
-歯で噛み千切ったら、取れるんじゃない?-
-それ、いいかも。ちょっと私、やってみるねー
先ほどから股間に取りついて、杏里の陰核を弄り回している女生徒たちの会話だ。
ひとりがローション・オイルの海に潜る気配がした。
硬いものが陰核のつけ根に当たる。
んん…。
刺すような快感に、杏里の膣口から濃厚なエキスがもやのように広がった。
エキスは徐々に少女の周りを包んでいく。
がくり。
少女の首がうなだれた。
そのまま沈んでいき、浮かんでこない。
-あれ? ミコ、どうしたの?-
連れの少女のあわてた声。
そう…。
薄れゆく意識の中で、杏里は思った。
その手があったんだ…。
全身を愛撫され、穴という穴から漏れ出したエキス。
それが、ローション・オイルに溶けて拡散し始めたのだ。
プールの水全部が杏里のエキスと化してしまえば、一網打尽が可能になる。
ただし、プールは広いから、全員に効果が表れるまでにはかなりの時間がかかるだろう。
問題は、それまで自分の身体がもつかどうかということだった。
-どけよ。おまえら、邪魔なんだよー
小競り合いが始まっている。
-もういいだろ? 今度は俺たちにやらせろよー
杏里のクリトリスリングをめぐって、争奪戦が起きているようだ。
-そんなこと言って、あんたたち、この子にいやらしいこと、するつもりでしょ?-
-ああ、そうだよ。それが悪いかよ。今更、何言ってやがんだよ。みんなやってるじゃねえかー
杏里の股が、極限まで開かれる。
男子生徒がその間に下半身を入れ、硬い肉棒を押しつけてきた。
反射的に腰の位置をずらし、割れ目にその熱いこわばりを受け容れる杏里。
さあ、やって。
ぬめる亀頭をくわえ込み、自分から積極的に腰を動かしていく。
突いて、もっと奥まで。
早く私をイカせてよ…。
ひとりめは、あっけなく果てた。
杏里の体内に多量の精子を撒き散らし、脱力した蛙のように水面に浮かび上がった。
2番手が位置につく。
荒々しい挿入とともに、性急なピストン運動が始まった。
ペニスで突かれるたびに、杏里の全身の毛穴からエキスが滲み出す。
杏里の脇腹に舌を這わせていた男子生徒が、エキスの混じったローション・オイルを誤飲して動かなくなった。
少しずつではあるが、杏里の周囲で戦闘不能状態の生徒たちが増えていく。
まだ足りない…。
効果のほどを確かめながら、杏里はさかんに腰を振る。
わざと淫らに喘いでみせ、ぴんと立った勃起乳首で男を誘う。
やがて周りがうめき声で満ち始めた。
0
お気に入りに追加
32
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
隣人の女性がDVされてたから助けてみたら、なぜかその人(年下の女子大生)と同棲することになった(なんで?)
チドリ正明@不労所得発売中!!
青春
マンションの隣の部屋から女性の悲鳴と男性の怒鳴り声が聞こえた。
主人公 時田宗利(ときたむねとし)の判断は早かった。迷わず訪問し時間を稼ぎ、確証が取れた段階で警察に通報。DV男を現行犯でとっちめることに成功した。
ちっぽけな勇気と小心者が持つ単なる親切心でやった宗利は日常に戻る。
しかし、しばらくして宗時は見覚えのある女性が部屋の前にしゃがみ込んでいる姿を発見した。
その女性はDVを受けていたあの時の隣人だった。
「頼れる人がいないんです……私と一緒に暮らしてくれませんか?」
これはDVから女性を守ったことで始まる新たな恋物語。
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる