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第9部 倒錯のイグニス
#285 西棟攻略④
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「開けるよ。準備はいい?」
引き戸に手をかけ、杏里は言った。
重人は杏里を抱きしめるように、後ろからぴったりくっついている。
その勃起したペニスは、マイクロミニの下から杏里の会陰部を通り、下着の脇からはみ出た秘裂に亀頭の先をめり込ませている。
少し動くと粘液でぬめる性器が硬い亀頭にこすれ、疼くような快感が下腹の奥から腰全体へと広がっていく。
重人は返事をする代わりに、杏里の耳の穴に熱い吐息を吹きかけてきただけだった。
覚悟を決めて、引き戸をスライドさせた。
よける間もなく中から手が伸び、手首をきつくつかまれた。
背後から抱きついた重人もろとも中にひっぱりこまれると、目の前に背の高い男子生徒がふたり、立っていた。
「待ってたよ。われらがセックスアイドル、笹原杏里ちゃん」
どちらも上半身裸で、下にトランクスだけ穿いている。
ちょっとくずれた感じのする、イケメンの部類に入りそうな大人びた上級生たちだ。
教卓の上にはパソコンがあり、そこから杏里自身の喘ぎ声が聞こえてくる。
どうやらオープニング・セレモニーの動画は、校内のインフラを通じて全教室に配信されているようだ。
ふたりの後ろには、同じく上半身裸の男子生徒たち、ブラジャーだけになった女生徒たちが人垣を作り、、杏里と重人を取り囲むようにその輪を狭めてくる。
「どうれ、もっと中に入りなよ。俺たちが可愛がってあげるからさあ」
「そうそう。いきなりリングを奪うなんて無粋なマネはしないから、安心しなよ。まずは君を十分悦ばせて、満足してもらったら、そのお礼にいただくということで」
左右から手が伸び、杏里のコスチュームの胸元をぐいと押し広げた。
もともとこの衣装には、へそまで切れ込みが入っている。
かろうじて小さなブラで下乳を支えられた杏里の真っ白な乳房が、惜しげもなく生徒たちの視線にさらされた。
「うは、生で見ると、たまんないね」
「君、マジで中2なの? このおっぱい、ちょいやばくね?」
ふたりが杏里の乳房の頂で震えるピンクの乳首を、同時にぴんと指で弾いた。
「くっ」
思わず上体をくの字に折る杏里。
乳首には軟膏タイプの媚薬、ロイヤルゼラチンが塗ってある。
その効果でただでさえ過敏になっているところに、この刺激は強烈だった。
「あれ? でもさ、その後ろにくっついてるガキんちょ、誰?」
片方がようやく重人の存在に気づいたらしく、怪訝そうに言う。
「なんかじゃまだよね。おい、君、うしろから杏里ちゃんのスカートまくり上げて、なに変態チックなことしてるのさ?」
上級生のひとりが、重人の頭を5本の指で鷲掴みにした。
潮時だった。
「重人、入れて!」
後ろに尻を突き出して、杏里は叫んだ。
「う、うん」
杏里の腰を抱き、重人が己の腰を前へと大きく突き上げる。
亀頭が斜め下から膣内に挿入され、めりめりと奥へと入ってきた。
絶妙な角度だった。
膣の前庭部にあるGスポットに、勃起し切ったペニスは突き刺さる。
「ああんっ!」
杏里の筋肉が独立した生き物のように激しく収縮した。
「あふっ! い、いっちゃうぅ!」
充血した海綿体を締めつけられ、射精の快感に重人がのけぞった。
そして、水面に広がる波紋のように、その快楽の波が音もなく教室中に広がっていった。
引き戸に手をかけ、杏里は言った。
重人は杏里を抱きしめるように、後ろからぴったりくっついている。
その勃起したペニスは、マイクロミニの下から杏里の会陰部を通り、下着の脇からはみ出た秘裂に亀頭の先をめり込ませている。
少し動くと粘液でぬめる性器が硬い亀頭にこすれ、疼くような快感が下腹の奥から腰全体へと広がっていく。
重人は返事をする代わりに、杏里の耳の穴に熱い吐息を吹きかけてきただけだった。
覚悟を決めて、引き戸をスライドさせた。
よける間もなく中から手が伸び、手首をきつくつかまれた。
背後から抱きついた重人もろとも中にひっぱりこまれると、目の前に背の高い男子生徒がふたり、立っていた。
「待ってたよ。われらがセックスアイドル、笹原杏里ちゃん」
どちらも上半身裸で、下にトランクスだけ穿いている。
ちょっとくずれた感じのする、イケメンの部類に入りそうな大人びた上級生たちだ。
教卓の上にはパソコンがあり、そこから杏里自身の喘ぎ声が聞こえてくる。
どうやらオープニング・セレモニーの動画は、校内のインフラを通じて全教室に配信されているようだ。
ふたりの後ろには、同じく上半身裸の男子生徒たち、ブラジャーだけになった女生徒たちが人垣を作り、、杏里と重人を取り囲むようにその輪を狭めてくる。
「どうれ、もっと中に入りなよ。俺たちが可愛がってあげるからさあ」
「そうそう。いきなりリングを奪うなんて無粋なマネはしないから、安心しなよ。まずは君を十分悦ばせて、満足してもらったら、そのお礼にいただくということで」
左右から手が伸び、杏里のコスチュームの胸元をぐいと押し広げた。
もともとこの衣装には、へそまで切れ込みが入っている。
かろうじて小さなブラで下乳を支えられた杏里の真っ白な乳房が、惜しげもなく生徒たちの視線にさらされた。
「うは、生で見ると、たまんないね」
「君、マジで中2なの? このおっぱい、ちょいやばくね?」
ふたりが杏里の乳房の頂で震えるピンクの乳首を、同時にぴんと指で弾いた。
「くっ」
思わず上体をくの字に折る杏里。
乳首には軟膏タイプの媚薬、ロイヤルゼラチンが塗ってある。
その効果でただでさえ過敏になっているところに、この刺激は強烈だった。
「あれ? でもさ、その後ろにくっついてるガキんちょ、誰?」
片方がようやく重人の存在に気づいたらしく、怪訝そうに言う。
「なんかじゃまだよね。おい、君、うしろから杏里ちゃんのスカートまくり上げて、なに変態チックなことしてるのさ?」
上級生のひとりが、重人の頭を5本の指で鷲掴みにした。
潮時だった。
「重人、入れて!」
後ろに尻を突き出して、杏里は叫んだ。
「う、うん」
杏里の腰を抱き、重人が己の腰を前へと大きく突き上げる。
亀頭が斜め下から膣内に挿入され、めりめりと奥へと入ってきた。
絶妙な角度だった。
膣の前庭部にあるGスポットに、勃起し切ったペニスは突き刺さる。
「ああんっ!」
杏里の筋肉が独立した生き物のように激しく収縮した。
「あふっ! い、いっちゃうぅ!」
充血した海綿体を締めつけられ、射精の快感に重人がのけぞった。
そして、水面に広がる波紋のように、その快楽の波が音もなく教室中に広がっていった。
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