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第9部 倒錯のイグニス
#280 東棟攻略⑤
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「せ、セックス? 何を馬鹿なこと言ってるんだよ! こんな体勢じゃ、無理に決まってるだろ?」
竹刀やバットで全身を叩かれて、切れ切れに悲鳴を上げながら重人がわめいた。
「わからないの? これはある意味大チャンスなのよ! 廊下には1年生が全員出てきてる。今ここでふたり分のエクスタシーを爆発させれば、一気に1学年分の生徒を浄化できる。こんなチャンスを逃す手はないでしょう?」
言いながら、杏里は重人の尻の下をくぐらせた右手で、ペニスをゆっくりしごき始めている。
その間も左手で、背後から重人の胸板に勃起したアンズのような勃起乳首をぐりぐり愛撫するのを忘れない。
「だって杏里は僕の後ろにいるんだよ? それなのに、どうやってその、挿入しろっていうのさ?」
「こうするの」
重人のペニスが限界まで勃起したのを確かめると、杏里はそれをぐいと下方向に折り曲げた。
「うわあ! な、何するの?」
重人の抗議もおかまいなしに更にねじると、亀頭が尻の間から後ろに向かって突き出すように固定した。
2次性徴が十分でないためか、あるいは使い込み方が足りないせいか、重人のペニスは予想より短かった。
後方に突き出たのは本当にカリから先の亀頭の部分だけで、十分な長さにはほど遠い。
それでもこれで実行するしかなかった。
杏里は尻を前にずらすと、網の弾性を利用して、なんとか数センチ分、腰を斜め上に持ち上げた。
折り曲げた重人のペニスが、パンティの中心部に当たるのがわかった。
その亀頭を懸命に動かし、パンティのへりをめくりにかかる。
かろうじて布がずれ、二枚の肉の唇の間にぬめぬめと光る亀頭の先端が接触した。
「体の力を抜いて。全体重をかけて、私の上に乗っかって」
乳首を強くひねり上げながら、重人の耳元に杏里は熱い息を吹きかけた。
「くううう」
空気の漏れるような音を発し、重人の身体がもたれかかってくる。
そのせいでペニスが余分に突き出して、かろうじて杏里の膣内に亀頭がめりこんだ。
瞬間、杏里の大小の陰唇が生き物のようにうごめき、重人の亀頭をすっぽり包んで貼りついた。
「今よ!」
自ら腰をグラインドさせ、叫ぶ杏里。
不自由な姿勢からの無理な接触が、意外なほどの快感を呼び覚ましたようだった。
ぎりぎりの所で重人のペニスをくわえ込み、きつく締めつけながら杏里は爆発的に高まる性欲を感じていた。
「いく! いく! 出る! 出ちゃうううううっ!」
重人が激しく痙攣する。
その瞬間ー。
ぱあーん!
気圧の急激な変化で、耳が鳴るような”音”がした。
重人を中心にして、目に見えない波動が同心円状に広がっていくのが、なぜか杏里には感じ取ることができた。
振り上げた得物を取り落とし、あちらこちらで硬直して、目を剥きながら床に倒れ込んでいく生徒たち。
その誰もが両手で股間を押さえ、芋虫のようにうつぶせになってぴくぴくともがいている。
網を吊ったロープが緩んだのか、杏里はどさりと床に投げ出された。
絡みつく網を振りほどき、四苦八苦の末、なんとか外へと転げ出た。
振り返ると、重人はまだ網の中心にうずくまっていて、ひたすら己の手で半勃ちのペニスをしごいていた。
「終わったよ。ねえ、いつまでやってるつもり? さあ、次、行くよ」
その裸の尻を上履きのつま先で蹴りつけると、呆れたような口調で杏里は言った。
竹刀やバットで全身を叩かれて、切れ切れに悲鳴を上げながら重人がわめいた。
「わからないの? これはある意味大チャンスなのよ! 廊下には1年生が全員出てきてる。今ここでふたり分のエクスタシーを爆発させれば、一気に1学年分の生徒を浄化できる。こんなチャンスを逃す手はないでしょう?」
言いながら、杏里は重人の尻の下をくぐらせた右手で、ペニスをゆっくりしごき始めている。
その間も左手で、背後から重人の胸板に勃起したアンズのような勃起乳首をぐりぐり愛撫するのを忘れない。
「だって杏里は僕の後ろにいるんだよ? それなのに、どうやってその、挿入しろっていうのさ?」
「こうするの」
重人のペニスが限界まで勃起したのを確かめると、杏里はそれをぐいと下方向に折り曲げた。
「うわあ! な、何するの?」
重人の抗議もおかまいなしに更にねじると、亀頭が尻の間から後ろに向かって突き出すように固定した。
2次性徴が十分でないためか、あるいは使い込み方が足りないせいか、重人のペニスは予想より短かった。
後方に突き出たのは本当にカリから先の亀頭の部分だけで、十分な長さにはほど遠い。
それでもこれで実行するしかなかった。
杏里は尻を前にずらすと、網の弾性を利用して、なんとか数センチ分、腰を斜め上に持ち上げた。
折り曲げた重人のペニスが、パンティの中心部に当たるのがわかった。
その亀頭を懸命に動かし、パンティのへりをめくりにかかる。
かろうじて布がずれ、二枚の肉の唇の間にぬめぬめと光る亀頭の先端が接触した。
「体の力を抜いて。全体重をかけて、私の上に乗っかって」
乳首を強くひねり上げながら、重人の耳元に杏里は熱い息を吹きかけた。
「くううう」
空気の漏れるような音を発し、重人の身体がもたれかかってくる。
そのせいでペニスが余分に突き出して、かろうじて杏里の膣内に亀頭がめりこんだ。
瞬間、杏里の大小の陰唇が生き物のようにうごめき、重人の亀頭をすっぽり包んで貼りついた。
「今よ!」
自ら腰をグラインドさせ、叫ぶ杏里。
不自由な姿勢からの無理な接触が、意外なほどの快感を呼び覚ましたようだった。
ぎりぎりの所で重人のペニスをくわえ込み、きつく締めつけながら杏里は爆発的に高まる性欲を感じていた。
「いく! いく! 出る! 出ちゃうううううっ!」
重人が激しく痙攣する。
その瞬間ー。
ぱあーん!
気圧の急激な変化で、耳が鳴るような”音”がした。
重人を中心にして、目に見えない波動が同心円状に広がっていくのが、なぜか杏里には感じ取ることができた。
振り上げた得物を取り落とし、あちらこちらで硬直して、目を剥きながら床に倒れ込んでいく生徒たち。
その誰もが両手で股間を押さえ、芋虫のようにうつぶせになってぴくぴくともがいている。
網を吊ったロープが緩んだのか、杏里はどさりと床に投げ出された。
絡みつく網を振りほどき、四苦八苦の末、なんとか外へと転げ出た。
振り返ると、重人はまだ網の中心にうずくまっていて、ひたすら己の手で半勃ちのペニスをしごいていた。
「終わったよ。ねえ、いつまでやってるつもり? さあ、次、行くよ」
その裸の尻を上履きのつま先で蹴りつけると、呆れたような口調で杏里は言った。
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