268 / 463
第9部 倒錯のイグニス
#268 恥辱まみれのセレモニー②
しおりを挟む
全体重をかけた、高所からの強烈なボディプレスだった。
小百合の巨体の下敷きになり、杏里は内臓が潰れたような激痛に喘いでいる。
さすがの防御機能もすぐには働かず、全身が粉々になったように痺れてしまっていた。
むくりと身を起こすと、小百合がぎらついた眼で杏里のレオタード姿をねめ回した。
がううっ。
獣のように唸ったかと思うと、レオタードの穴から突き出した乳首を、犬がゴムの玩具をしゃぶるように舐め回し始めた。
「うわあっと、きたあ! フライング・ボディプレス! これは重量級の大技だあっ! 大丈夫かあ! 笹原杏里いっ!」
今やすっかり絶叫型の解説者と化した大山が、興奮を隠し切れない口調で実況する。
ここで、仕留めなきゃ。
杏里は痛む腕を動かし、小百合のうなじに回した。
そのまま、ぐっと小百合の頭を自分の乳房に押しつける。
もっと吸ってごらん。
もう少し。
もう少し、強く…。
だが、ボディプレスの後遺症からか、痛みが先に立ち、快感が訪れてこない。
さしもの杏里も、自分が快感を覚えなければ、”エキス”を分泌することができないのだ。
と、小百合が動いた。
太い腕で杏里を抱き起こすと、そのままするりと下に入り込んできた。
こ、これは?
杏里の顔に、一瞬、焦りの表情が浮かんだ。
この体勢は…?
仰向けのまま、身体が浮き上がった。
それと反比例して、両手両足が後方へ引き絞られていく。
小百合が己の四肢を杏里の四肢に絡め、真下から起重機のように持ち上げ始めたのだ。
「出たア! 久々のロメロ・スペシャル! 杏里の身体がみるみるうちに持ち上げられていくぞお! し、しかし、これは、なんといういやらしいポーズ!」
大山は、ノリに乗っている。
小百合が四肢を突っ張ると、弓なりになった姿勢で杏里はマットから1メートルほどの高さまで浮き上がった。
身体が背中側に反り返っているせいで、レオタードに開いた穴から乳首がつんと突き出し、おそろしく卑猥な格好になっている。
それは股間も同じことで、デリケートゾーンのスリットは限界まで開き、そこから縦長の二枚の肉唇が丸ごとはみ出していた。
そこに、ぞろぞろとレスリング部のメンバー達が集まってきて、淫らに乳首と局部を晒した杏里を取り囲んだ。
「いい眺め」
純がつぶやいた。
「うち、こういうの見ると、めちゃくちゃにしてやりたくなるんだよね」
よだれを垂らさんばかりに、麻衣が言う。
「いいんじゃない? それがあたしたちのお役目なんだからさ」
にやっと笑うなり、咲良がその肉付きのいい大きな手で、やにわに杏里の右の乳房を鷲掴みにした。
小百合の巨体の下敷きになり、杏里は内臓が潰れたような激痛に喘いでいる。
さすがの防御機能もすぐには働かず、全身が粉々になったように痺れてしまっていた。
むくりと身を起こすと、小百合がぎらついた眼で杏里のレオタード姿をねめ回した。
がううっ。
獣のように唸ったかと思うと、レオタードの穴から突き出した乳首を、犬がゴムの玩具をしゃぶるように舐め回し始めた。
「うわあっと、きたあ! フライング・ボディプレス! これは重量級の大技だあっ! 大丈夫かあ! 笹原杏里いっ!」
今やすっかり絶叫型の解説者と化した大山が、興奮を隠し切れない口調で実況する。
ここで、仕留めなきゃ。
杏里は痛む腕を動かし、小百合のうなじに回した。
そのまま、ぐっと小百合の頭を自分の乳房に押しつける。
もっと吸ってごらん。
もう少し。
もう少し、強く…。
だが、ボディプレスの後遺症からか、痛みが先に立ち、快感が訪れてこない。
さしもの杏里も、自分が快感を覚えなければ、”エキス”を分泌することができないのだ。
と、小百合が動いた。
太い腕で杏里を抱き起こすと、そのままするりと下に入り込んできた。
こ、これは?
杏里の顔に、一瞬、焦りの表情が浮かんだ。
この体勢は…?
仰向けのまま、身体が浮き上がった。
それと反比例して、両手両足が後方へ引き絞られていく。
小百合が己の四肢を杏里の四肢に絡め、真下から起重機のように持ち上げ始めたのだ。
「出たア! 久々のロメロ・スペシャル! 杏里の身体がみるみるうちに持ち上げられていくぞお! し、しかし、これは、なんといういやらしいポーズ!」
大山は、ノリに乗っている。
小百合が四肢を突っ張ると、弓なりになった姿勢で杏里はマットから1メートルほどの高さまで浮き上がった。
身体が背中側に反り返っているせいで、レオタードに開いた穴から乳首がつんと突き出し、おそろしく卑猥な格好になっている。
それは股間も同じことで、デリケートゾーンのスリットは限界まで開き、そこから縦長の二枚の肉唇が丸ごとはみ出していた。
そこに、ぞろぞろとレスリング部のメンバー達が集まってきて、淫らに乳首と局部を晒した杏里を取り囲んだ。
「いい眺め」
純がつぶやいた。
「うち、こういうの見ると、めちゃくちゃにしてやりたくなるんだよね」
よだれを垂らさんばかりに、麻衣が言う。
「いいんじゃない? それがあたしたちのお役目なんだからさ」
にやっと笑うなり、咲良がその肉付きのいい大きな手で、やにわに杏里の右の乳房を鷲掴みにした。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
32
1 / 2
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる