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第9部 倒錯のイグニス
#257 シークレット・イベント当日⑤
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射精によって戦意喪失した男たちに代わって杏里に襲いかかってきたのは、それまで後方に陣取っていた女たちだった。
老婆が、中年の主婦が、若いOLが、女子高生が、獣欲に目をぎらつかせ、ゾンビのように腕を伸ばしてなだれ込んでくる。
交差する腕が杏里の胸元を大きくはだけ、横一筋の狭い帯でしかないブラジャーを引きむしる。
身体中をまさぐられ、乳房をつかまれ、振り回された。
こぼれ出た乳房を隠すこともできず、座席に仰向けに倒れ込む杏里。
無防備に開いた足を背後からつかんできたのは、その座席の主である肥った女だった。
芋虫のような太い指にあらわな太腿を鷲掴みにされ、杏里の両脚が徐々に左右に押し広げられていく。
短すぎるスカートが腹の上までめくれ上がると、陰部にしっかり食い込んだ黒いレースのショーツが露出した。
ショーツの食い込みのせいで杏里の秘肉はふたつに割れ、縦長の唇のようにその両側にはみ出している。
布の上部が真珠状に丸く盛り上がっているのは、クリトリスリングの洗礼を受けた陰核が肥大しているためだ。
むき出しの真っ白な乳房、ショーツの上に垣間見える滑らかな下腹、大陰唇がはみ出した無毛の陰部。
それらを惜しげもなくさらけ出し、杏里はここでも身体の力を抜いた。
全身を薄く覆ったオイル状の体液で、杏里の露出した部位はどこも微妙な光沢を放っている。
その匂いに惹かれるように、大勢の女たちが杏里の上にのしかかる。
主婦と女子高生が両側から乳房に貪りついてきた。
床にうずくまった老婆が、骨張った指でショーツを横にずらし、歯のない口を杏里の膣口にかぶせてくる。
主婦と女子高生の舌に乳首を舐め回され、老婆の舌に膣内をかきまわされて、杏里は大きくのけぞった。
どこか淫靡な美少女フェイスに恍惚とした表情が浮かび、座席に押しつけられた華奢な体がぴくぴく痙攣する。
その口をふさぎに髪の長いOLが唇を合わせてきた瞬間、杏里の肉体の奥で火球が生まれ、断続して爆発した。
唾液腺、乳腺、そして膣壁から、凝縮された媚薬成分を含んだ新たな淫汁がいちどきに分泌され、杏里に群がる女たちの口腔内をみるまに満たしていく。
女たちに異変が生じるのに、長くはかからなかった。
うううっ…。
ああああっ…。
突然喘ぎ声を上げ、さらけ出した己の乳房を揉みしだき、股間を激しくまさぐりながら、女たちが床に崩れ落ちていった。
ある者はそのまま狂ったように自慰を続け、ある者は強姦魔と化してまだ影響を受けていない他の乗客に絡みついていく。
濃厚に立ち込める精液と愛液の匂いのなか、杏里はふらふらと立ち上がった。
ふと窓の外を見やると、バスは次の停留所にさしかかろうとしているところだった。
老若男女が10人ほど、バスを待っている。
運転席に近づくと、初老の運転手のほうに身を乗り出し、その腕にむき出しの乳房を押しつけて杏里は言った。
「ね、停めないで。面倒だから。このまま学校まで、まっすぐ行って。言うこと聞いてくれたら、後でおじさんにもいいことしてあげる」
老婆が、中年の主婦が、若いOLが、女子高生が、獣欲に目をぎらつかせ、ゾンビのように腕を伸ばしてなだれ込んでくる。
交差する腕が杏里の胸元を大きくはだけ、横一筋の狭い帯でしかないブラジャーを引きむしる。
身体中をまさぐられ、乳房をつかまれ、振り回された。
こぼれ出た乳房を隠すこともできず、座席に仰向けに倒れ込む杏里。
無防備に開いた足を背後からつかんできたのは、その座席の主である肥った女だった。
芋虫のような太い指にあらわな太腿を鷲掴みにされ、杏里の両脚が徐々に左右に押し広げられていく。
短すぎるスカートが腹の上までめくれ上がると、陰部にしっかり食い込んだ黒いレースのショーツが露出した。
ショーツの食い込みのせいで杏里の秘肉はふたつに割れ、縦長の唇のようにその両側にはみ出している。
布の上部が真珠状に丸く盛り上がっているのは、クリトリスリングの洗礼を受けた陰核が肥大しているためだ。
むき出しの真っ白な乳房、ショーツの上に垣間見える滑らかな下腹、大陰唇がはみ出した無毛の陰部。
それらを惜しげもなくさらけ出し、杏里はここでも身体の力を抜いた。
全身を薄く覆ったオイル状の体液で、杏里の露出した部位はどこも微妙な光沢を放っている。
その匂いに惹かれるように、大勢の女たちが杏里の上にのしかかる。
主婦と女子高生が両側から乳房に貪りついてきた。
床にうずくまった老婆が、骨張った指でショーツを横にずらし、歯のない口を杏里の膣口にかぶせてくる。
主婦と女子高生の舌に乳首を舐め回され、老婆の舌に膣内をかきまわされて、杏里は大きくのけぞった。
どこか淫靡な美少女フェイスに恍惚とした表情が浮かび、座席に押しつけられた華奢な体がぴくぴく痙攣する。
その口をふさぎに髪の長いOLが唇を合わせてきた瞬間、杏里の肉体の奥で火球が生まれ、断続して爆発した。
唾液腺、乳腺、そして膣壁から、凝縮された媚薬成分を含んだ新たな淫汁がいちどきに分泌され、杏里に群がる女たちの口腔内をみるまに満たしていく。
女たちに異変が生じるのに、長くはかからなかった。
うううっ…。
ああああっ…。
突然喘ぎ声を上げ、さらけ出した己の乳房を揉みしだき、股間を激しくまさぐりながら、女たちが床に崩れ落ちていった。
ある者はそのまま狂ったように自慰を続け、ある者は強姦魔と化してまだ影響を受けていない他の乗客に絡みついていく。
濃厚に立ち込める精液と愛液の匂いのなか、杏里はふらふらと立ち上がった。
ふと窓の外を見やると、バスは次の停留所にさしかかろうとしているところだった。
老若男女が10人ほど、バスを待っている。
運転席に近づくと、初老の運転手のほうに身を乗り出し、その腕にむき出しの乳房を押しつけて杏里は言った。
「ね、停めないで。面倒だから。このまま学校まで、まっすぐ行って。言うこと聞いてくれたら、後でおじさんにもいいことしてあげる」
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