253 / 463
第9部 倒錯のイグニス
#253 シークレット・イベント当日①
しおりを挟む
重い頭で朝を迎えた。
布団の中に淫汁の匂いがこもっている。
杏里が外が白み始めるまでオナニーに耽った、その何よりの証拠だった。
カーテンをめくると、頭上には杏里の心象風景のような鉛色の空が。どんよりと広がっていた。
とうとう、来ちゃった…。
この日が。
恐れに恐れていた、シークレット・イベントの当日が…。
ため息とともに、しみじみそう思った。
鏡台を開き、三面鏡の前に立つと、乳房に爪の痕が残っていた。
乳首が腫れたように赤く充血しているのは、杏里が我を忘れて自分で吸ったからだろう。
内腿に銀色の汁の跡が何本も糸を引いて、膝の裏側にまで続いていた。
綺麗にしなきゃ…。
トイレを済ませ、歯を磨く。
裸のまま浴室へ行き、熱いシャワーを浴びて靄がかかったような頭を無理やりすっきりさせた。
朝のルーティーンワークを終えると、部屋に戻り、下着の選定にかかった。
悩んだ末、杏里が選んだのは、およそ実用性のないセクシーなブラとショーツのセットだった。
ブラは乳房の回りを丸く囲む枠だけでできていて、乳首を隠すのはその間を横断する1本の薄いレースの紐だけだ。
だから乳房の90パーセントがむき出しで、隠すというより生の乳房をただ強調するだけの代物である。
色が黒であるだけに、ミルク色をした杏里の乳房が余計に目立って見えるのだ。
ショーツは典型的なGストリングのTバックタイプ。
こちらも狭い面積すべてが薄いレースでできており、恥丘の割れ目と尻にしっかり食い込む仕様になっている。
もちろん、下着をつける前に、”あれ”を塗ることを忘れてはならなかった。
化粧台の上に置いた平たい円型の容器のふたを取る。
『ドリームハウス』で購入した塗る媚薬、ロイヤルゼラチンだった。
メンソレータムに酷似したそれを人差し指に掬い取り、おそるおそる乳首にまぶしていく。
乳首がぬれぬれになると同時に、そこを中心に名状しがたい疼きが広がり始めた。
股を軽く開き、思い切って割れ目の中にも塗り込んだ。
クリトリスリングに締め上げられた陰核はもちろんのこと、奥に指を突っ込んで膣壁全体に隙間なく塗りたくる。
一番奥の子宮の入口にまで塗り込むと、快感で膝が笑い出すのがわかった。
またぞろオナニーに耽りたくなる衝動をなんとか押さえつけ、敏感になった乳首の上に無理やりブラをつけた。
窮屈なショーツを穿くと、いきなり布が陰核にこすれて杏里は思わずはしたないうめき声をあげてしまう。
仕上げは服だった。
特別なイベントなのだから、主役の杏里が制服にこだわる必要はない。
上はノースリーブの黒いセーラー服にした。
ただし、普通と違うのは、背中と胸元がざっくり開いていることだ、
前はへその下まで、後ろは腰までV字型に切れ込んでいるため、露出度は極めて高い。
ノースリーブだから腋の下も丸見えで、尚更セクシ-だ。
スカートは、セーラー服に合わせた黒のプリーツタイプである。
だが、もちろん丈は超マイクロミニで、歩くだけで下着が見えそうな際どいものだ。
脚にふくらはぎまで隠れる黒いソックスを履くと、それで完成だった。
服を着終えると、今度はメイクにかかった。
ただでさえくっきりした大きな目が、シャドウのせいでアニメの主人公の眼みたいに強調される。
そこに更に目立つように、少し派手目のルージュを引いてやる。
化粧を終えると、杏里は手のひらの上に黒い丸薬を6錠載せた。
性露丸マグナムは使用限度が1度に2錠とあるから、その3倍の量である。
ただでさえ、身体中燃えるように熱いのに…こんなに飲んだら、私、どうなっちゃうんだろう?
ふとそんな不安が心にきざしたが、今更後には戻れない。
杏里は丸薬を口に放り込むと、スポーツドリンクで一気にそれを喉の奥まで流し込んだ。
布団の中に淫汁の匂いがこもっている。
杏里が外が白み始めるまでオナニーに耽った、その何よりの証拠だった。
カーテンをめくると、頭上には杏里の心象風景のような鉛色の空が。どんよりと広がっていた。
とうとう、来ちゃった…。
この日が。
恐れに恐れていた、シークレット・イベントの当日が…。
ため息とともに、しみじみそう思った。
鏡台を開き、三面鏡の前に立つと、乳房に爪の痕が残っていた。
乳首が腫れたように赤く充血しているのは、杏里が我を忘れて自分で吸ったからだろう。
内腿に銀色の汁の跡が何本も糸を引いて、膝の裏側にまで続いていた。
綺麗にしなきゃ…。
トイレを済ませ、歯を磨く。
裸のまま浴室へ行き、熱いシャワーを浴びて靄がかかったような頭を無理やりすっきりさせた。
朝のルーティーンワークを終えると、部屋に戻り、下着の選定にかかった。
悩んだ末、杏里が選んだのは、およそ実用性のないセクシーなブラとショーツのセットだった。
ブラは乳房の回りを丸く囲む枠だけでできていて、乳首を隠すのはその間を横断する1本の薄いレースの紐だけだ。
だから乳房の90パーセントがむき出しで、隠すというより生の乳房をただ強調するだけの代物である。
色が黒であるだけに、ミルク色をした杏里の乳房が余計に目立って見えるのだ。
ショーツは典型的なGストリングのTバックタイプ。
こちらも狭い面積すべてが薄いレースでできており、恥丘の割れ目と尻にしっかり食い込む仕様になっている。
もちろん、下着をつける前に、”あれ”を塗ることを忘れてはならなかった。
化粧台の上に置いた平たい円型の容器のふたを取る。
『ドリームハウス』で購入した塗る媚薬、ロイヤルゼラチンだった。
メンソレータムに酷似したそれを人差し指に掬い取り、おそるおそる乳首にまぶしていく。
乳首がぬれぬれになると同時に、そこを中心に名状しがたい疼きが広がり始めた。
股を軽く開き、思い切って割れ目の中にも塗り込んだ。
クリトリスリングに締め上げられた陰核はもちろんのこと、奥に指を突っ込んで膣壁全体に隙間なく塗りたくる。
一番奥の子宮の入口にまで塗り込むと、快感で膝が笑い出すのがわかった。
またぞろオナニーに耽りたくなる衝動をなんとか押さえつけ、敏感になった乳首の上に無理やりブラをつけた。
窮屈なショーツを穿くと、いきなり布が陰核にこすれて杏里は思わずはしたないうめき声をあげてしまう。
仕上げは服だった。
特別なイベントなのだから、主役の杏里が制服にこだわる必要はない。
上はノースリーブの黒いセーラー服にした。
ただし、普通と違うのは、背中と胸元がざっくり開いていることだ、
前はへその下まで、後ろは腰までV字型に切れ込んでいるため、露出度は極めて高い。
ノースリーブだから腋の下も丸見えで、尚更セクシ-だ。
スカートは、セーラー服に合わせた黒のプリーツタイプである。
だが、もちろん丈は超マイクロミニで、歩くだけで下着が見えそうな際どいものだ。
脚にふくらはぎまで隠れる黒いソックスを履くと、それで完成だった。
服を着終えると、今度はメイクにかかった。
ただでさえくっきりした大きな目が、シャドウのせいでアニメの主人公の眼みたいに強調される。
そこに更に目立つように、少し派手目のルージュを引いてやる。
化粧を終えると、杏里は手のひらの上に黒い丸薬を6錠載せた。
性露丸マグナムは使用限度が1度に2錠とあるから、その3倍の量である。
ただでさえ、身体中燃えるように熱いのに…こんなに飲んだら、私、どうなっちゃうんだろう?
ふとそんな不安が心にきざしたが、今更後には戻れない。
杏里は丸薬を口に放り込むと、スポーツドリンクで一気にそれを喉の奥まで流し込んだ。
0
お気に入りに追加
32
あなたにおすすめの小説

クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。


サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる