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第9部 倒錯のイグニス
#85 悪夢のチーム練習③
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今度はすごい力で引きずり起こされた。
肩から腕が抜けるかと思われるほどの怪力だった。
杏里を引きずり起こし、丸太のような両腕で抱きしめると、
「はふうっ、はふううっ!」
蒸気機関車のような吐息を吐きながら、ふみが唇を求め、顔を押しつけてきた。
肉まんじゅうに開いた裂け目のような口がぱっくりと開き、杏里の鼻と唇を一気に塞いでしまう。
背後に回した手で、同時にふみが杏里の尻の肉をむんずとつかみ、執拗に揉みしだく。
息ができず、杏里は白目を剥いて飛び跳ねた。
ふみの臭い唾液で覆われたざらざらした舌が、口の中はおろか、鼻の穴まで入ってきた。
もうだめ!
息ができない!
離して!
限界に達して、杏里は両手で力任せにふみの背中を叩いた。
が、ぶよぶよのぜい肉にガードされた体には、その程度の打撃などまるで効果がないようだ。
「かわいいよお、好きだよぉ、杏里、愛してるよぉ!」
ふみの口がようやく離れ、死にかけた金魚のように口をぱくぱくさせて、空気を求める杏里。
その右手を思いっきりひねると、ふみがマットの上に杏里を仰向けにねじ伏せた。
逃げようとしたところを、左足首をつかまれた。
右足首は、ふみのステーキ用厚切り肉のような巨大な足の裏に踏まれている。
ふみが右足首を踏みつけたまま、杏里の左足を乱暴に持ち上げた。
ゴキっと嫌な音がして、股関節に激痛が走った。
「ほうら、柔軟体操だよお、杏里はどこまで耐えられるかなあ?」
杏里の左足は、右足に対してすでに90度の角度で開いている。
それでもふみはやめようとしない。
まるでレバーを押し上げるように、杏里の股をじわじわと開いていくのだ。
視界の隅で、少し下げてあった股間のファスナーが、脚の動きに合わせて開き切るのが見えた。
その隙間からのぞくのは、ピンク色をした厚い唇の一部と、そら豆大の”真珠”である。
どちらも性露丸の作用とふみの荒っぽい愛撫のせいで、ぬれぬれとした光沢を放っている。
蜜壺の中のマグマは出口を求めて激しく渦巻いているようだ。
「ふみ…見て」
杏里の声に、ふみが腕の動きを止めた。
「わからない? 私、興奮しているの」
ふみの豚のような小さな眼をじっと見据えて、声を震わせて杏里は言った。
「ほら、見て。私のあそこを。あなたを思って、もう、あんなに」
ふみの視線が杏里の顔をそれ、開き切った股の間に移動してそこでぴたりと止まった。
「あ、杏里ィ」
泣き出しそうな声で、ふみが叫んだ。
「いとおしいよお、愛し合いたいよぉ」
「ならば、愛して」
杏里は挑発した。
「あなたのあそこで、私のあれを」
肩から腕が抜けるかと思われるほどの怪力だった。
杏里を引きずり起こし、丸太のような両腕で抱きしめると、
「はふうっ、はふううっ!」
蒸気機関車のような吐息を吐きながら、ふみが唇を求め、顔を押しつけてきた。
肉まんじゅうに開いた裂け目のような口がぱっくりと開き、杏里の鼻と唇を一気に塞いでしまう。
背後に回した手で、同時にふみが杏里の尻の肉をむんずとつかみ、執拗に揉みしだく。
息ができず、杏里は白目を剥いて飛び跳ねた。
ふみの臭い唾液で覆われたざらざらした舌が、口の中はおろか、鼻の穴まで入ってきた。
もうだめ!
息ができない!
離して!
限界に達して、杏里は両手で力任せにふみの背中を叩いた。
が、ぶよぶよのぜい肉にガードされた体には、その程度の打撃などまるで効果がないようだ。
「かわいいよお、好きだよぉ、杏里、愛してるよぉ!」
ふみの口がようやく離れ、死にかけた金魚のように口をぱくぱくさせて、空気を求める杏里。
その右手を思いっきりひねると、ふみがマットの上に杏里を仰向けにねじ伏せた。
逃げようとしたところを、左足首をつかまれた。
右足首は、ふみのステーキ用厚切り肉のような巨大な足の裏に踏まれている。
ふみが右足首を踏みつけたまま、杏里の左足を乱暴に持ち上げた。
ゴキっと嫌な音がして、股関節に激痛が走った。
「ほうら、柔軟体操だよお、杏里はどこまで耐えられるかなあ?」
杏里の左足は、右足に対してすでに90度の角度で開いている。
それでもふみはやめようとしない。
まるでレバーを押し上げるように、杏里の股をじわじわと開いていくのだ。
視界の隅で、少し下げてあった股間のファスナーが、脚の動きに合わせて開き切るのが見えた。
その隙間からのぞくのは、ピンク色をした厚い唇の一部と、そら豆大の”真珠”である。
どちらも性露丸の作用とふみの荒っぽい愛撫のせいで、ぬれぬれとした光沢を放っている。
蜜壺の中のマグマは出口を求めて激しく渦巻いているようだ。
「ふみ…見て」
杏里の声に、ふみが腕の動きを止めた。
「わからない? 私、興奮しているの」
ふみの豚のような小さな眼をじっと見据えて、声を震わせて杏里は言った。
「ほら、見て。私のあそこを。あなたを思って、もう、あんなに」
ふみの視線が杏里の顔をそれ、開き切った股の間に移動してそこでぴたりと止まった。
「あ、杏里ィ」
泣き出しそうな声で、ふみが叫んだ。
「いとおしいよお、愛し合いたいよぉ」
「ならば、愛して」
杏里は挑発した。
「あなたのあそこで、私のあれを」
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