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第9部 倒錯のイグニス
#84 悪夢のチーム練習②
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最初からそうなることはわかっていた。
相手がふみと聞かされた時から、ある程度の覚悟はできていた。
だからファスナーを少しだけ下ろして、いつでも全開にできるようにしておいたのだ。
そして、今になると、それは正解だったと思う。
杏里の肌に触れて、ふみがいつまでも正気でいられるはずがなかった。
最初の柔軟体操の頃こそ、璃子の目を気にして手を出してこなかったものの、ふたりひと組で行う屈伸に至ると、もういけなかった。
「行くよぉ」
杏里を背中に乗せると、ふみは杏里の細い両手首を野球のグローブのような手でつかんで、ぐいと限界まで引っ張り上げた。
ふみは身長が180センチ以上あり、胴回りも1メートルを超えているから、肩幅も当然広い。
ただ、小百合と決定的に違うところは、全身がほぼぜい肉でできているところである。
何重にもスライムを重ねたような身体になまじビキニのユニフォームを着けているため、そのおぞましさは半端ではない。
トップとボトムのあいだから、山のような肉が層になってはみ出しているのだ。
そのぶよぶよした背中に、軽々と担ぎ上げられる杏里。
肉の小山の上で杏里の全身が弓なりに反り、ブラが裂けそうになるほど張り詰めた乳房が飛び出した。
「どうだい? 気持ちいいかい?」
どすどすと足を踏み鳴らし、杏里に振動を与えるふみ。
背骨が嫌な音を立てて軋み、衝撃で股間のファスナーが少しずつ開いていく。
「今度は前屈だよお」
逆さ落としのような形で杏里をマットの上に引き落とすと、うずくまった杏里を見下ろして、ふみがにんまり微笑んだ。
杏里に抗議するひまも与えず、上からのしかかってきた。
「ああっ」
まるで分厚い肉布団が背中に落ちてきたようなものだった。
ふみにのしかかられて、杏里の全身がマットに沈んでいく。
「ふあああ、いい匂い」
背後からがっちりと杏里を抱きしめて、ふみがささやいた。
「もう、杏里の匂いは最高だよう。それにこの身体。なんてやわらかいの!」
周囲のメンバーは、それぞれの練習に没頭していて、ふみのやろうとしていることには気づいていない。
それが更にふみを大胆にさせたようだった。
腋の下をくぐって、丸々と太った腕が伸びてきた。
巨大な芋虫のような5本の指が、つけ根から杏里の乳房をつかんできた。
釣り鐘型の形のいい乳が、もみくちゃにされてぐにゃりと歪む。
もう一方の手も同じような動きを見せ、たちまち杏里はブラの上から乳房を揉みしだかれるはめに陥った。
そうしながら、ふみは杏里の首筋を海鼠のような舌でべろべろ舐めている。
「おお、おお、おお、おおっ!」
鼻息が荒くなっていた。
腋臭の匂いとニンニク臭い口臭が入り混じって杏里の鼻孔を突いた。
外からは腹のぜい肉の陰になって、ふみの狼藉ぶりは見えないのだろう。
誰も注意しないのをいいことに、ふみはやりたい放題だった。
両手で千切れるように乳房を弄び、杏里の耳の中にまで舌を挿入してくる始末だ。
が、杏里とて、ただ漫然とやられっ放しでいたわけではなかった。
杏里はさっきからずっと目を閉じている。
脳裏に浮かんでいるのは、今しも化け物に凌辱されようとしている可憐な少女の姿態である。
相手が醜ければ醜いほど、その映像は美しく、そしてまた扇情的だった。
そのイメージとふみの荒っぽい愛撫で、子宮の底のマグマがゆっくりと蠢き出すのがわかった。
そろそろかな…。
肌の湿り具合から、杏里は思った。
小百合に教わった技を、試してみるいい機会かもしれない。
相手がふみと聞かされた時から、ある程度の覚悟はできていた。
だからファスナーを少しだけ下ろして、いつでも全開にできるようにしておいたのだ。
そして、今になると、それは正解だったと思う。
杏里の肌に触れて、ふみがいつまでも正気でいられるはずがなかった。
最初の柔軟体操の頃こそ、璃子の目を気にして手を出してこなかったものの、ふたりひと組で行う屈伸に至ると、もういけなかった。
「行くよぉ」
杏里を背中に乗せると、ふみは杏里の細い両手首を野球のグローブのような手でつかんで、ぐいと限界まで引っ張り上げた。
ふみは身長が180センチ以上あり、胴回りも1メートルを超えているから、肩幅も当然広い。
ただ、小百合と決定的に違うところは、全身がほぼぜい肉でできているところである。
何重にもスライムを重ねたような身体になまじビキニのユニフォームを着けているため、そのおぞましさは半端ではない。
トップとボトムのあいだから、山のような肉が層になってはみ出しているのだ。
そのぶよぶよした背中に、軽々と担ぎ上げられる杏里。
肉の小山の上で杏里の全身が弓なりに反り、ブラが裂けそうになるほど張り詰めた乳房が飛び出した。
「どうだい? 気持ちいいかい?」
どすどすと足を踏み鳴らし、杏里に振動を与えるふみ。
背骨が嫌な音を立てて軋み、衝撃で股間のファスナーが少しずつ開いていく。
「今度は前屈だよお」
逆さ落としのような形で杏里をマットの上に引き落とすと、うずくまった杏里を見下ろして、ふみがにんまり微笑んだ。
杏里に抗議するひまも与えず、上からのしかかってきた。
「ああっ」
まるで分厚い肉布団が背中に落ちてきたようなものだった。
ふみにのしかかられて、杏里の全身がマットに沈んでいく。
「ふあああ、いい匂い」
背後からがっちりと杏里を抱きしめて、ふみがささやいた。
「もう、杏里の匂いは最高だよう。それにこの身体。なんてやわらかいの!」
周囲のメンバーは、それぞれの練習に没頭していて、ふみのやろうとしていることには気づいていない。
それが更にふみを大胆にさせたようだった。
腋の下をくぐって、丸々と太った腕が伸びてきた。
巨大な芋虫のような5本の指が、つけ根から杏里の乳房をつかんできた。
釣り鐘型の形のいい乳が、もみくちゃにされてぐにゃりと歪む。
もう一方の手も同じような動きを見せ、たちまち杏里はブラの上から乳房を揉みしだかれるはめに陥った。
そうしながら、ふみは杏里の首筋を海鼠のような舌でべろべろ舐めている。
「おお、おお、おお、おおっ!」
鼻息が荒くなっていた。
腋臭の匂いとニンニク臭い口臭が入り混じって杏里の鼻孔を突いた。
外からは腹のぜい肉の陰になって、ふみの狼藉ぶりは見えないのだろう。
誰も注意しないのをいいことに、ふみはやりたい放題だった。
両手で千切れるように乳房を弄び、杏里の耳の中にまで舌を挿入してくる始末だ。
が、杏里とて、ただ漫然とやられっ放しでいたわけではなかった。
杏里はさっきからずっと目を閉じている。
脳裏に浮かんでいるのは、今しも化け物に凌辱されようとしている可憐な少女の姿態である。
相手が醜ければ醜いほど、その映像は美しく、そしてまた扇情的だった。
そのイメージとふみの荒っぽい愛撫で、子宮の底のマグマがゆっくりと蠢き出すのがわかった。
そろそろかな…。
肌の湿り具合から、杏里は思った。
小百合に教わった技を、試してみるいい機会かもしれない。
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