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第9部 倒錯のイグニス
#61 触姦①
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いつのまにか杏里は、自分から足を左右に開いている。
その股の間に縦に刻まれた大陰唇のあわいはぬめぬめと濡れそぼり、ローションでもすりこんだかのように鈍い光沢を放っている。
そこを女医の細く長い人差し指が、粘るような音を立てて執拗に撫で上げる。
肉襞をかき分け、下部に開いた膣口に指先を突っ込むと、じゅるっと透明な液体があふれ出た。
それを指ですくい、大陰唇だけでなく、その下に隠れた小陰唇の裏側にも丹念になすりつけていく。
やがて2本の指で肥大した杏里の陰核をつまむと、
「あなたのこれ、すごく硬くて大きいのね。いったいどうしちゃったのかしら?」
そんなことをつぶやきながら、顔を近づけて包皮を剥き始めた。
その間にも、助手の若い看護師は杏里の乳首を弄るのに夢中になってしまっている。
両手の人差し指で、左右でリズムを変えながら、両方の乳首をしきりに弾いては杏里の反応を見ている。
「あああぅ…」
ベッドの上でのたうつ杏里。
乳首と陰核の3点責めは、杏里の最大のウィークポイントだ。
うっすらと唇を開くと、すぐ目と鼻の先にある助手の耳もとで、切なげにささやいた。
「き、キス、しても、いい、ですか…?」
「え? 何ですか?」
驚いたように、助手が聞き返す。
「もっと大きい声で言ってくださらないと、聞き取りにくいんですけど…」
そういう彼女の眼も、熱病にかかったように潤んでいる。
「キス、しても、いいですか…?」
口の中で舌をチロチロひらめかせて、もう一度、杏里はせがんだ。
これ以上事態が進行すれば、先に何が待っているかは一目瞭然だ。
でも、と思う。
ここは学校じゃない。
ならば、校則も当然適用されることはないはずだ。
「キ、キス、ですか…?」
助手の指の動きが止まった。
それが杏里にはもどかしい。
「してあげなさい」
杏里の膣に指を出し入れしながら、いたずらっぽい口調で女医が口を挟んできた。
「あなたも日ごろの激務でかなりたまってるでしょ? ちょうどいいわ。ついでにここで浄化してもらったら?」
看護師の肩がぴくりと震えたようだった。
「浄化…。勤務時間中に、いいんですか?」
「初めてなんでしょう? 大丈夫。ここには私たちしかいないんだから。何事も経験よ。遠慮はいらないわ」
「は、はい…」
ぎこちない仕草で、看護師がマスクを外した。
まだあどけなさの残る幼い顔に、夢見るような表情が浮かんでいる。
「来て」
杏里はその折れそうなほど細い首に向かって、両腕を伸ばした。
看護師が自ら抱かれるように、その腕の輪の中に身をかがめていく。
「どうせなら、白衣も脱ぎなさい。それとも杏里ちゃんは、ナースのコスプレのほうが好きなのかしら?」
そんなふたりを楽しそうに眺め、喉の奥でくすくす笑いながら、からかうような調子で女医が言った。
その股の間に縦に刻まれた大陰唇のあわいはぬめぬめと濡れそぼり、ローションでもすりこんだかのように鈍い光沢を放っている。
そこを女医の細く長い人差し指が、粘るような音を立てて執拗に撫で上げる。
肉襞をかき分け、下部に開いた膣口に指先を突っ込むと、じゅるっと透明な液体があふれ出た。
それを指ですくい、大陰唇だけでなく、その下に隠れた小陰唇の裏側にも丹念になすりつけていく。
やがて2本の指で肥大した杏里の陰核をつまむと、
「あなたのこれ、すごく硬くて大きいのね。いったいどうしちゃったのかしら?」
そんなことをつぶやきながら、顔を近づけて包皮を剥き始めた。
その間にも、助手の若い看護師は杏里の乳首を弄るのに夢中になってしまっている。
両手の人差し指で、左右でリズムを変えながら、両方の乳首をしきりに弾いては杏里の反応を見ている。
「あああぅ…」
ベッドの上でのたうつ杏里。
乳首と陰核の3点責めは、杏里の最大のウィークポイントだ。
うっすらと唇を開くと、すぐ目と鼻の先にある助手の耳もとで、切なげにささやいた。
「き、キス、しても、いい、ですか…?」
「え? 何ですか?」
驚いたように、助手が聞き返す。
「もっと大きい声で言ってくださらないと、聞き取りにくいんですけど…」
そういう彼女の眼も、熱病にかかったように潤んでいる。
「キス、しても、いいですか…?」
口の中で舌をチロチロひらめかせて、もう一度、杏里はせがんだ。
これ以上事態が進行すれば、先に何が待っているかは一目瞭然だ。
でも、と思う。
ここは学校じゃない。
ならば、校則も当然適用されることはないはずだ。
「キ、キス、ですか…?」
助手の指の動きが止まった。
それが杏里にはもどかしい。
「してあげなさい」
杏里の膣に指を出し入れしながら、いたずらっぽい口調で女医が口を挟んできた。
「あなたも日ごろの激務でかなりたまってるでしょ? ちょうどいいわ。ついでにここで浄化してもらったら?」
看護師の肩がぴくりと震えたようだった。
「浄化…。勤務時間中に、いいんですか?」
「初めてなんでしょう? 大丈夫。ここには私たちしかいないんだから。何事も経験よ。遠慮はいらないわ」
「は、はい…」
ぎこちない仕草で、看護師がマスクを外した。
まだあどけなさの残る幼い顔に、夢見るような表情が浮かんでいる。
「来て」
杏里はその折れそうなほど細い首に向かって、両腕を伸ばした。
看護師が自ら抱かれるように、その腕の輪の中に身をかがめていく。
「どうせなら、白衣も脱ぎなさい。それとも杏里ちゃんは、ナースのコスプレのほうが好きなのかしら?」
そんなふたりを楽しそうに眺め、喉の奥でくすくす笑いながら、からかうような調子で女医が言った。
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