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第9部 倒錯のイグニス
#48 基礎訓練⑰
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左の二の腕で杏里の首を締め上げながら、小百合の右手が乳を揉む。
90センチのバストを勢いよくこね回され、レオタード越しに、痛いほど勃起した乳首を太い指でつままれた。
が、いくら大きい小百合の手のひらでも、杏里のふたつの乳房を同時につかむにはまだ広さが足りないようだ。
小百合の指の動きに合わせて、はみ出た白い肉がぷるぷると震えているのが、薄い布越しにも見て取れる。
そんなふうにもみくちゃにされながら、杏里の眼は鏡に釘づけだ。
上半身を逆海老の形に折り曲げられ、突き出た毬のように丸い乳房を蹂躙されながら、汗だくになった美少女が口を半開きにして喘いでいる。
露出度の高いレオタードからむき出しになった肌はうっすらと光沢を帯び、まるでローションでも塗りたくったかのようだ。
「来たな。いいぞ」
杏里の耳の後ろの匂いを嗅ぎながら、小百合が言った。
「これだ。この体液だ」
小百合の舌が、露出した杏里のうなじをべろりと舐める。
「おお、この味は、まさに淫汁と同じ…。そうか、いいのか。笹原、おまえ、感じているのだな」
改めて指摘されるまでもなかった。
杏里は全身を襲う快感に打ち震えていた。
揉まれる乳房だけでなく、腰骨の軋みも、喉に加えられる圧迫感すらもが気持ちがいい。
さながら、全身が性感帯に変じたかのようだった。
間断なく押し寄せる快楽に、膣の中に熱い蜜が溢れ、レオタードのクロスの部分をしとどに濡らして外に漏れてくる。
と、ふいに小百合の左腕が、ずるっとすべった。
呼吸がすうっと楽になる。
「おっと、そうはさせないぞ」
小百合が乳房から右手を放し、杏里をぐいと抱え上げた。
そしてすかさず体を入れ替え、杏里の下に仰向けに寝そべると、180度向きを変えて杏里の股間から顔を出す。
な、なに?
小百合の奇妙な動きに、杏里は戸惑った。
今度は、何をするつもり?
「これはどうだ?」
小百合のたくましい2本の脚が持ち上がり、くるぶしを杏里の足首にひっかけた。
そのまま、こじ開けるように両側に足を広げながら、だんだんと上体を起こしてくる。
その動きにつれて、杏里の身体は、両足を開いたままの姿勢で徐々に逆さまに持ち上げられていく。
「見ろ。いい眺めだろう?」
すっかり起き上がると、鏡のほうに杏里を向けて、小百合が言った。
鏡に映っているのは、限界まで足を開き切り、頭を下にして押さえ込まれた少女の痴態である。
細いレオタードの布が完全に割れ目に食い込んで、その両側にピンクの大陰唇がはみ出てしまっていた。
「いや…」
あまりの恥かしさに、杏里は顔を背けようとした。
だが、首はしっかりマットに押しつけられ、1ミリたりとも動かせない。
嫌でも恥ずかしい姿が視界に飛び込んでくる。
隠花植物の茎のように白い太腿の内側が、ぬれぬれと淫猥な光沢を放っている。
局部に食い込んだレオタードのその部分は、すでにあふれ出す愛液で濡れそぼり、黒く変色してしまっている。
「これは、いわゆる”恥ずかし固め”というやつだ。さあ、今度はここから抜け出してみろ」
杏里のくびれた腰を背後から抱きしめて、うわずった声で、小百合がささやいた。
90センチのバストを勢いよくこね回され、レオタード越しに、痛いほど勃起した乳首を太い指でつままれた。
が、いくら大きい小百合の手のひらでも、杏里のふたつの乳房を同時につかむにはまだ広さが足りないようだ。
小百合の指の動きに合わせて、はみ出た白い肉がぷるぷると震えているのが、薄い布越しにも見て取れる。
そんなふうにもみくちゃにされながら、杏里の眼は鏡に釘づけだ。
上半身を逆海老の形に折り曲げられ、突き出た毬のように丸い乳房を蹂躙されながら、汗だくになった美少女が口を半開きにして喘いでいる。
露出度の高いレオタードからむき出しになった肌はうっすらと光沢を帯び、まるでローションでも塗りたくったかのようだ。
「来たな。いいぞ」
杏里の耳の後ろの匂いを嗅ぎながら、小百合が言った。
「これだ。この体液だ」
小百合の舌が、露出した杏里のうなじをべろりと舐める。
「おお、この味は、まさに淫汁と同じ…。そうか、いいのか。笹原、おまえ、感じているのだな」
改めて指摘されるまでもなかった。
杏里は全身を襲う快感に打ち震えていた。
揉まれる乳房だけでなく、腰骨の軋みも、喉に加えられる圧迫感すらもが気持ちがいい。
さながら、全身が性感帯に変じたかのようだった。
間断なく押し寄せる快楽に、膣の中に熱い蜜が溢れ、レオタードのクロスの部分をしとどに濡らして外に漏れてくる。
と、ふいに小百合の左腕が、ずるっとすべった。
呼吸がすうっと楽になる。
「おっと、そうはさせないぞ」
小百合が乳房から右手を放し、杏里をぐいと抱え上げた。
そしてすかさず体を入れ替え、杏里の下に仰向けに寝そべると、180度向きを変えて杏里の股間から顔を出す。
な、なに?
小百合の奇妙な動きに、杏里は戸惑った。
今度は、何をするつもり?
「これはどうだ?」
小百合のたくましい2本の脚が持ち上がり、くるぶしを杏里の足首にひっかけた。
そのまま、こじ開けるように両側に足を広げながら、だんだんと上体を起こしてくる。
その動きにつれて、杏里の身体は、両足を開いたままの姿勢で徐々に逆さまに持ち上げられていく。
「見ろ。いい眺めだろう?」
すっかり起き上がると、鏡のほうに杏里を向けて、小百合が言った。
鏡に映っているのは、限界まで足を開き切り、頭を下にして押さえ込まれた少女の痴態である。
細いレオタードの布が完全に割れ目に食い込んで、その両側にピンクの大陰唇がはみ出てしまっていた。
「いや…」
あまりの恥かしさに、杏里は顔を背けようとした。
だが、首はしっかりマットに押しつけられ、1ミリたりとも動かせない。
嫌でも恥ずかしい姿が視界に飛び込んでくる。
隠花植物の茎のように白い太腿の内側が、ぬれぬれと淫猥な光沢を放っている。
局部に食い込んだレオタードのその部分は、すでにあふれ出す愛液で濡れそぼり、黒く変色してしまっている。
「これは、いわゆる”恥ずかし固め”というやつだ。さあ、今度はここから抜け出してみろ」
杏里のくびれた腰を背後から抱きしめて、うわずった声で、小百合がささやいた。
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