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第4話 転生! 凌辱学園

#107 闇の中の獣姦②

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 いくら私がセックスに節操がないといっても、それだけはいや。

 そんな、ケモノに犯されるだなんて!

 その思いがむくむくと頭をもたげ、杏里は死に物狂いで抵抗した。

 この狼がどこからやってきたのか、正体は何なのか。

 そんなことは、この際どうでもいい。
 
 とにかく、取り返しのつかないことになる前に、逃げなくては!

 膝で獣の腹を蹴り上げ、ペニスが股間から離れたところで、すぐさま太腿を閉じた。

 狼はしきりに勃起した生殖器を杏里の太腿の間にこじ入れようともがくが、杏里は譲らなかった。

 もとより杏里は、元の世界に居た頃から、処女ではない。

 それはこちらの大人杏里も同じに違いない。

 が、せめて必死の抵抗を示すことで、人間としての尊厳は守りたかった。

 杏里の頑強な拒否に遭い、狼は性急な挿入は諦めたようだった。

 いったん杏里の身体から降りると、今度は舌で下半身を舐め始めた。

 あうっ。

 突然の方針変更に、杏里は狼狽した。

 太いペニスは入らないが、舌は太腿の隙間に分け入ることが可能なのだ。

 ざらついた舌先が執拗に内腿を舐めてくる。

 時折、その先端が、杏里の恥丘に届く。

 そのかすかな刺激に大陰唇が反応し、おもむろにまた二枚貝が口を開け始めるのがわかる。

 ばか、何やってるの?

 杏里がうろたえたのも、無理はない。

 意志を無視して、太腿が左右に開いていく。

 性感帯が、更なる刺激を求めて勝手に身体を動かし始めたとしか思えない。

 鼻面で太腿を押しのけるように、狼が股の間に頭をつっこんできた。

 ざらりとした熱い肉に陰部のはざまを下から上まで舐め上げられ、

「あんっ」

 杏里は思わず嬌声を発してしまっていた。

 指やペニスの感触とも異なるその異質な快感に、大きく股を開いてしまう。

 剥き出しになった杏里の性器を、いやらしい音を立てて狼が舐めまくる。

「だ、だめ、そ、そんなとこ…」

 快感のあまり、下半身の震えがとまらない。

 滑らかで平らな腹が、ひくひくと波打っている。

 さ、紗彩さん、早く、戻ってきて!

 杏里は心の中で泣き叫んだ。

 このままじゃ、私、ケモノのセフレにされてしまうかも…。
 

 
 

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