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第4話 転生! 凌辱学園
#101 美魔女の拷問①
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「確かにあなた、素敵な身体してるわ」
湯気の立つ紅茶のカップを形のいい唇に運びながら、紗彩が言った。
ここは、玄関ホールを右手に見る、客間の片隅である。
左手の大きな樫の扉は食堂で、その奥があのプレイルームだったはずだ。
「でも、その身体を自由にしていいって、その見返りにあなたは何を望んでいるの?」
紗彩の切れ長の眼は、正面から杏里を見据えている。
どんな些細な表情の変化も見逃すまいとする、冷徹なまなざしだった。
嘘をついても、この眼の前ではどうせバレるだろう。
そう判断すると、杏里は正直に答えた。
「実は私に、特別な性技を施してほしいんです。紗彩さんにならできるって、ある筋から聞きまして」
「特別な性技? 何かしら、それ」
「ある種のフィストファックです」
思い切って、杏里は言った。
およそこの上品な屋敷の雰囲気には不似合いな言葉である。
ふつうなら、そのひと言を口にしただけで、叩き出されてもおかしくはない。
だが、紗彩は軽く片方の眉を吊り上げただけだった。
「面白いこというのね。でも、それだけなの?」
「いえ…。実はその後、私のあそこから…子宮を引っ張り出してほしいんです」
「子宮を?」
更なる杏里のひと言に、さすがに紗彩も驚いたようだった。
しばし絶句した後、探るような眼で杏里を見つめて、訊いてきた。
「あなた、正気なの?」
「もちろんです」
杏里はきっぱりとうなずいた。
ここまで来たら、もう引き返せない。
もう、全部ぶちまけてしまうだけだ。
「でも、それだけじゃありません。同じ手順で、紗彩さんの子宮も、摘出させてほしいんです」
「私の子宮も…?」
紗彩がゆっくり目を見開く。
激怒するかと思いきや、意外にもその瞳の奥には強い輝きが生まれていた。
「そんなことして、どうするの?」
「子宮セックスです」
紗彩の視線を受け止めて、きっぱりと杏里は言い切った。
「摘出した子宮同士を絡み合わせたり、舐め合ったり、お互いの膣の中に入れ合ったりして、異次元の快楽を思う存分味わうんです。一生忘れられない素晴らしい体験になることは、経験者の私が保証します」
「子宮セックス…。初めて聞くテクニックだわ。つまり、子宮レベルでのレズプレイ、というわけね」
「はい。ただしそれは、誰にもできることではなくて、私の知ってる限りでは、私以外には、紗彩さん、あなたしかいないんです」
「どうしてわかるの? 私にその、子宮セックスとやらが、可能だってことが?」
いぶかしげに眉をひそめる紗彩。
元居た世界で、私、あなたと実際にやったんです。
そう言いたいところだったが、さすがにそこまで打ち明けると、正気を疑われることは間違いない。
「そ、それは…」
返答に詰まり、口ごもっていると、意外にあっさり紗彩が言った。
「いいわ。試してみましょう。子宮セックス…。言葉の響きからして、とっても気持ちよさそうですもの」
「え」
杏里は絶句した。
こんなに簡単に望みを受け容れてもらえるとは、思ってもいなかったのだ。
「あ、ありがとうございます!」
気がつくと、頭をテーブルの角にぶつけるほど深くお辞儀をしていた。
と、喜色満面になった杏里に釘を刺すように、鋭い口調で紗彩が言った。
「ただし、その前に、まずはあなたのその身体、私の好きにさせてもらうわね。正直、ちょうどよかったわ。最近、機会がなくって、ちょうどストレスが溜まりに溜まっていたところだったのよ」
湯気の立つ紅茶のカップを形のいい唇に運びながら、紗彩が言った。
ここは、玄関ホールを右手に見る、客間の片隅である。
左手の大きな樫の扉は食堂で、その奥があのプレイルームだったはずだ。
「でも、その身体を自由にしていいって、その見返りにあなたは何を望んでいるの?」
紗彩の切れ長の眼は、正面から杏里を見据えている。
どんな些細な表情の変化も見逃すまいとする、冷徹なまなざしだった。
嘘をついても、この眼の前ではどうせバレるだろう。
そう判断すると、杏里は正直に答えた。
「実は私に、特別な性技を施してほしいんです。紗彩さんにならできるって、ある筋から聞きまして」
「特別な性技? 何かしら、それ」
「ある種のフィストファックです」
思い切って、杏里は言った。
およそこの上品な屋敷の雰囲気には不似合いな言葉である。
ふつうなら、そのひと言を口にしただけで、叩き出されてもおかしくはない。
だが、紗彩は軽く片方の眉を吊り上げただけだった。
「面白いこというのね。でも、それだけなの?」
「いえ…。実はその後、私のあそこから…子宮を引っ張り出してほしいんです」
「子宮を?」
更なる杏里のひと言に、さすがに紗彩も驚いたようだった。
しばし絶句した後、探るような眼で杏里を見つめて、訊いてきた。
「あなた、正気なの?」
「もちろんです」
杏里はきっぱりとうなずいた。
ここまで来たら、もう引き返せない。
もう、全部ぶちまけてしまうだけだ。
「でも、それだけじゃありません。同じ手順で、紗彩さんの子宮も、摘出させてほしいんです」
「私の子宮も…?」
紗彩がゆっくり目を見開く。
激怒するかと思いきや、意外にもその瞳の奥には強い輝きが生まれていた。
「そんなことして、どうするの?」
「子宮セックスです」
紗彩の視線を受け止めて、きっぱりと杏里は言い切った。
「摘出した子宮同士を絡み合わせたり、舐め合ったり、お互いの膣の中に入れ合ったりして、異次元の快楽を思う存分味わうんです。一生忘れられない素晴らしい体験になることは、経験者の私が保証します」
「子宮セックス…。初めて聞くテクニックだわ。つまり、子宮レベルでのレズプレイ、というわけね」
「はい。ただしそれは、誰にもできることではなくて、私の知ってる限りでは、私以外には、紗彩さん、あなたしかいないんです」
「どうしてわかるの? 私にその、子宮セックスとやらが、可能だってことが?」
いぶかしげに眉をひそめる紗彩。
元居た世界で、私、あなたと実際にやったんです。
そう言いたいところだったが、さすがにそこまで打ち明けると、正気を疑われることは間違いない。
「そ、それは…」
返答に詰まり、口ごもっていると、意外にあっさり紗彩が言った。
「いいわ。試してみましょう。子宮セックス…。言葉の響きからして、とっても気持ちよさそうですもの」
「え」
杏里は絶句した。
こんなに簡単に望みを受け容れてもらえるとは、思ってもいなかったのだ。
「あ、ありがとうございます!」
気がつくと、頭をテーブルの角にぶつけるほど深くお辞儀をしていた。
と、喜色満面になった杏里に釘を刺すように、鋭い口調で紗彩が言った。
「ただし、その前に、まずはあなたのその身体、私の好きにさせてもらうわね。正直、ちょうどよかったわ。最近、機会がなくって、ちょうどストレスが溜まりに溜まっていたところだったのよ」
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