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第4話 転生! 凌辱学園
#85 傷心のエロ女教師⑩
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「え?」
杏里は絶句した。
自分でも、目が点になっているのがわかる。
一難去って、また一難とはこのことだった。
女子レスリング部が、レズ集団…?
しかも、そのせいで顧問が何人もやめている…?
杏里は顔から血の気が引くのを感じていた。
それこそ貞操の危機である。
美衣のために、清く正しく生きようと決心した矢先に、この始末だ。
美和にそそのかされてついオナニーしてしまった罰が当たったのだろうか。
あまりに節操がなくふしだらな私に、神様が罰をお与えになったということなのだろうか…。
「まあ、どうしても辛くなったら、生活指導部へおいで。あたしがじっくりなぐさめてあげるから」
那智が同情のこもったまなざしを向けて言った。
「はい、ありがとうございます」
うなずきながら、那智にも頼れない、と思った。
那智に抱かれたら、骨を抜かれたみたいに私はまたメロメロになってしまう。
しかも、那智は私の子宮の秘密を知っているのだ。
私が子宮を弄られると、狂ったように感じてしまうことを…。
そんな彼女においそれと身を任せるわけにはいかなかった。
もし今度抱かれて子宮を口で愛撫されたりしたら…。
想像しただけで、パンティの中がぬるぬるしてきた。
「失礼します…!」
自分の机から教材と教案ノートを拾い上げ、逃げるように廊下に飛び出した。
次の授業は…。
とにかく今は、仕事に集中しよう。
鳴り出したチャイムの音に、杏里は足を急がせた。
3限目はまた1年生のクラスだが、内容はきのうの続きである。
早足で歩きながら、教案ノートに目を走らせる。
焦っていたためだろう。
足元がおろそかになっていた。
あっと思った時には下に床がなく、杏里の足は宙に浮いていた。
階段に気づかず、足を踏み外したのだ。
身体がふわりと宙に浮く。
踏みとどまろうとしてぐるぐる両手を回転させてみたが、何の効果もない。
お、落ちる!
大きくバランスを崩し、思わず眼を閉じてしまった時である。
「何やってんだよ」
低い声とともに、右手首を誰かに強く握られた。
次の瞬間、身体が斜め上に引きずり上げられ、逞しい腕に後ろから強く抱きしめられていた。
巨乳の下をぐいぐい締め上げられて、ブラウスのボタンが危なく弾け飛びそうになる。
「おっちょこちょいだな。ちゃんと前見て歩けよ」
どこかで聞いた声が言う。
「大神君…?」
羽交い絞めされたまま、杏里はつぶやいた。
この声は、あの孤高の少年、大神明に間違いない。
「なんでもいいけど、先生、また匂ってるぞ」
杏里の髪に鼻を埋め、呆れたような口調で大神明がささやいた。
「さてはまた、どっかでオナニーしてきたな。ったく、あんた、とんでもない教師だぜ」
杏里は絶句した。
自分でも、目が点になっているのがわかる。
一難去って、また一難とはこのことだった。
女子レスリング部が、レズ集団…?
しかも、そのせいで顧問が何人もやめている…?
杏里は顔から血の気が引くのを感じていた。
それこそ貞操の危機である。
美衣のために、清く正しく生きようと決心した矢先に、この始末だ。
美和にそそのかされてついオナニーしてしまった罰が当たったのだろうか。
あまりに節操がなくふしだらな私に、神様が罰をお与えになったということなのだろうか…。
「まあ、どうしても辛くなったら、生活指導部へおいで。あたしがじっくりなぐさめてあげるから」
那智が同情のこもったまなざしを向けて言った。
「はい、ありがとうございます」
うなずきながら、那智にも頼れない、と思った。
那智に抱かれたら、骨を抜かれたみたいに私はまたメロメロになってしまう。
しかも、那智は私の子宮の秘密を知っているのだ。
私が子宮を弄られると、狂ったように感じてしまうことを…。
そんな彼女においそれと身を任せるわけにはいかなかった。
もし今度抱かれて子宮を口で愛撫されたりしたら…。
想像しただけで、パンティの中がぬるぬるしてきた。
「失礼します…!」
自分の机から教材と教案ノートを拾い上げ、逃げるように廊下に飛び出した。
次の授業は…。
とにかく今は、仕事に集中しよう。
鳴り出したチャイムの音に、杏里は足を急がせた。
3限目はまた1年生のクラスだが、内容はきのうの続きである。
早足で歩きながら、教案ノートに目を走らせる。
焦っていたためだろう。
足元がおろそかになっていた。
あっと思った時には下に床がなく、杏里の足は宙に浮いていた。
階段に気づかず、足を踏み外したのだ。
身体がふわりと宙に浮く。
踏みとどまろうとしてぐるぐる両手を回転させてみたが、何の効果もない。
お、落ちる!
大きくバランスを崩し、思わず眼を閉じてしまった時である。
「何やってんだよ」
低い声とともに、右手首を誰かに強く握られた。
次の瞬間、身体が斜め上に引きずり上げられ、逞しい腕に後ろから強く抱きしめられていた。
巨乳の下をぐいぐい締め上げられて、ブラウスのボタンが危なく弾け飛びそうになる。
「おっちょこちょいだな。ちゃんと前見て歩けよ」
どこかで聞いた声が言う。
「大神君…?」
羽交い絞めされたまま、杏里はつぶやいた。
この声は、あの孤高の少年、大神明に間違いない。
「なんでもいいけど、先生、また匂ってるぞ」
杏里の髪に鼻を埋め、呆れたような口調で大神明がささやいた。
「さてはまた、どっかでオナニーしてきたな。ったく、あんた、とんでもない教師だぜ」
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