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第4話 転生! 凌辱学園
#74 新たな道へ③
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まあ、最初はこんなものかな。
あんまり過激なのだと、美衣が引いちゃうかもしれないし。
ホワイトのシンプルな下着セットを選び、レジで精算を済ませた。
イオンの2階のランジェリー・ショップである。
ついでに試着室を借りて、今買った体操着とブルマを新しい下着に着替えることにした。
着け心地は抜群だった。
ただ、ひとつ問題があるとすれば、スカートが短すぎて歩くだけでパンティが見えてしまうことである。
うわあ。これ、エスカレーターや階段は鬼門だよね・
等身大の鏡の前でポーズを取りながら、杏里はため息をついた。
試着室のカーテンを開け、店内に戻ると、色とりどりの通路の真ん中で、美衣がきょろきょろ周りを見回しているところだった。
「こんなお店入るの、生まれて初めてです。なんだか、どきどきしちゃいます」
ほおを紅潮させ、瞳を輝かせて、美衣が言った。
「え? じゃあ、下着買うときはどうしてるの?」
驚いてたずねると、心なしか美衣の表情がくもった。
「服や下着はみんな紗彩叔母様が買ってきてくださるので…自分で買い物することって、ほとんどないんです」
「へえ、そうなんだ」
杏里は、今朝方実衣の家を訪問した時、紗彩が美衣のことを”姪”と呼んだのを思い出した。
さすがに”うちのペット”とは言えないから、紗彩は美衣を対外的には”姪”ということにしているのだろうけど、まさかそこまで過保護に扱っているなんて…。
こちらの世界のふたりの関係は、元居た世界の紗彩とみいのそれとは、少し違うのかもしれない。
「それで、杏里さんはどんなの買ったんですか?」
いたずらっぽい眼をして、美衣が訊く。
「ひ・み・つ」
杏里はバッグでマイクロミニの裾を押さえて、ウィンクした。
「あとでゆっくり見せてあげるから」
「なんですか、それ」
ぷっと噴き出す美衣。
笑ってられるのも、今のうちだよ。
杏里は胸の底で嗜虐心が頭をもたげるのを感じないではいられなかった。
美衣。
そんな清純そうな顔をしてても、あなたがペットロイドだってことはわかってるんだから。
たとえ私のこと知らなくても、二度と忘れられないようにしてあげるね。
杏里は、裸に剥いた美衣をイメージして、獲物を前にした猫のように、心の中で舌なめずりする。
「せっかくイオンに来たんですから、何か軽く食べていきません?」
店を出ると、美衣が腕を取ってきた。
「いいね。美衣ちゃんの好きなお店、選んで。おごるから」
「わあ、ほんとですかあ? どうしようかなあ。サンマルクカフェもいいし、モスバーガーも捨てがたいし」
実衣は、すっかりJKぶりが板についている。
いつも裸だったみいもいいけれど、こういう人間ぽい美衣も新鮮だ。
はしゃぐ美衣の姿に、杏里は自然に頬が緩むのを感じていた。
あんまり過激なのだと、美衣が引いちゃうかもしれないし。
ホワイトのシンプルな下着セットを選び、レジで精算を済ませた。
イオンの2階のランジェリー・ショップである。
ついでに試着室を借りて、今買った体操着とブルマを新しい下着に着替えることにした。
着け心地は抜群だった。
ただ、ひとつ問題があるとすれば、スカートが短すぎて歩くだけでパンティが見えてしまうことである。
うわあ。これ、エスカレーターや階段は鬼門だよね・
等身大の鏡の前でポーズを取りながら、杏里はため息をついた。
試着室のカーテンを開け、店内に戻ると、色とりどりの通路の真ん中で、美衣がきょろきょろ周りを見回しているところだった。
「こんなお店入るの、生まれて初めてです。なんだか、どきどきしちゃいます」
ほおを紅潮させ、瞳を輝かせて、美衣が言った。
「え? じゃあ、下着買うときはどうしてるの?」
驚いてたずねると、心なしか美衣の表情がくもった。
「服や下着はみんな紗彩叔母様が買ってきてくださるので…自分で買い物することって、ほとんどないんです」
「へえ、そうなんだ」
杏里は、今朝方実衣の家を訪問した時、紗彩が美衣のことを”姪”と呼んだのを思い出した。
さすがに”うちのペット”とは言えないから、紗彩は美衣を対外的には”姪”ということにしているのだろうけど、まさかそこまで過保護に扱っているなんて…。
こちらの世界のふたりの関係は、元居た世界の紗彩とみいのそれとは、少し違うのかもしれない。
「それで、杏里さんはどんなの買ったんですか?」
いたずらっぽい眼をして、美衣が訊く。
「ひ・み・つ」
杏里はバッグでマイクロミニの裾を押さえて、ウィンクした。
「あとでゆっくり見せてあげるから」
「なんですか、それ」
ぷっと噴き出す美衣。
笑ってられるのも、今のうちだよ。
杏里は胸の底で嗜虐心が頭をもたげるのを感じないではいられなかった。
美衣。
そんな清純そうな顔をしてても、あなたがペットロイドだってことはわかってるんだから。
たとえ私のこと知らなくても、二度と忘れられないようにしてあげるね。
杏里は、裸に剥いた美衣をイメージして、獲物を前にした猫のように、心の中で舌なめずりする。
「せっかくイオンに来たんですから、何か軽く食べていきません?」
店を出ると、美衣が腕を取ってきた。
「いいね。美衣ちゃんの好きなお店、選んで。おごるから」
「わあ、ほんとですかあ? どうしようかなあ。サンマルクカフェもいいし、モスバーガーも捨てがたいし」
実衣は、すっかりJKぶりが板についている。
いつも裸だったみいもいいけれど、こういう人間ぽい美衣も新鮮だ。
はしゃぐ美衣の姿に、杏里は自然に頬が緩むのを感じていた。
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