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第4話 転生! 凌辱学園

#64 熟女の餌食⑩

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「あああうっ!」

 あまりに異質な快感に、静電気でも帯びたかのように、全身の産毛がざわざわと一斉に立ち上がった。

 膣の奥の奥で、あってはならぬ事態が起きていた。

 那智に子宮をつかまれてしまったのだ。

 杏里の脳裏に、前の世界で紗彩たちと体験した、めくるめく倒錯のシーンがよみがえった。

 子宮セックス。

 あの淫夢が、こちらの世界でも再現されようとしているのだ。

 しかも、事もあろうに、赤の他人である鬼龍院那智の手で。

 確かに元の世界でも、那智と美和に子宮を摘出され、弄ばれたことはある。

 が、あれは、体育館での短い間の、偶然による一過性の出来事に過ぎなかった。

 ところが、これは違う。

 那智は自らの手で杏里の秘密を探りあてたのだ。
 
 しかも、夜は長い。
 
 まだ始まったばかりといっていい。

「こ、これは、なんなの? この、フグの白子みたいなコリコリしたものは?」

 那智の声が震えている。

 子宮は、触れる者にも快感をもたらす不可思議な臓器なのだ。

 一度その感触を味わうと、紗彩のように狂いかねない魔性を内に秘めている。

「や、やめて…」

 杏里は今にも息が止まりそうだ。

 那智が子宮を揉み始めたからである。

「お願い…それだけは…」

 とろり。

 気持ちよさのあまり、淫汁があふれ出る。

 それはまたたくまに量を増やし、那智の右腕を濡らしていく。

「隠さないで。わかってるのよ。子宮でしょ。ああ、そういえば、聞いたことがあるわ。子宮を外に取り出してする、ものすごく変態的なセックスがあるって」

 那智はひどく興奮しているようだ。

 さっきまでは冷静そのものだったのに、今は鼻息が荒くなり、声が上ずってしまっている。

「よくある都市伝説みいたいなものかと思ってたけど、笹原先生、あんたはそれができる人なんだね」

「ち、違います…あふ、やめて…ください…それ以上、触られたら、私…」

「ふふ、それ以上触られたら、どうなるっていうの?」

「き、きっと、狂って、しまいます…」

「じゃあ、狂ったら?」

 那智がぐいと子宮を引っ張った。

「どうせなら、ここで狂ってしまいなさいよ。狂ったあなたの顔、ぜひ見てみたいもの」

「あああああっ、だめええええっ!」

 那智の手が肉襞を押し分けて外に出てくるのが見える。

 その手には、しっかりと何かが握られているようだ。

「いやああっ! あんっ! 杏里、また、いっちゃううっ!

 窓枠にしがみつき、片脚を大きく開いて窓の桟に乗せたまま、杏里は激しく痙攣した。

 正面を向いた真っ赤な膣口から、音を立てて生温かい奔流がほとばしる。

「ああ、なんてきれいなの…」

 ずぶ濡れになりながら、那智がつぶやいた。

 淫汁にまみれた手を開くと、そこには真珠のように艶やかな杏里の子宮が、ひっそりと湯気を立てていた。





 

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